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中和剤についてです
溶液中のpHの中和剤に CaCl2・2H2O を使用しているのですが、これはどの程度の効果があるのでしょうか? 中和剤ということはpHを7に近づける作用を持つと思っているのですが、これはどれくらいまでの酸性、アルカリ性の溶液をpH7に固定できるものなのでしょうか? ある程度そのような作用(pHを変化させる反応でしょうか)をおこしたあとは中和剤としての能力はなくなってしまうのでしょうか(つまり中和作用とはCaCl2・2H2Oがなくなってしまうような反応を起こすのでしょうか)? いまいち中和剤というものを理解しておらず、ピントをはずしている質問かもしれませんが、わかる方は教えてください。
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まず、中和剤という表現が正しくありません。 pHを調節したい場合、酸性側に調節するのか塩基側に調節するのかで投入すべき物質が変わります。 酸性でもアルカリ性でもpHを調整したい場合はバッファーというものを入れます。 これは弱酸と弱塩基を混ぜたものでそれぞれの解離定数が小さいことを利用し酸が入ると塩基が、塩基が入ると酸が解離することによりpHを維持できます。 Tris-HClバッファーやリン酸バッファー等が有名でしょうか。
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- パんだ パンだ(@Josquin)
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普通に考えると、CaCl2・2H2O に中和剤としての効果は全くありません。 どういう溶液に使っているのでしょうか?
補足
ああ、そうなのですか。すいません、人づてに聞いたことをそのまま書いていたのですが、勘違いだったのですかね・・・ 一応嫌気的な液体培地に入れて、菌の増殖によるpHの変化をふせぐためと聞いていたのですが、だとするとCaCl2・2H2Oは培地成分として入れられているということなのでしょうか? お分かりになるようなら教えてください。 また、液体培地に入れるとしたら通常どのようなものを中和剤とするのかも教えていただけると助かります。 わざわざの補足要求、ありがとうございました。
お礼
ああなるほど、バッファーによるpH調整でpHが維持されるのですか。そしてその維持作用がpHの固定に影響すると・・・ 納得いたしました。ご説明ありがとうございました。