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侍の並勤について
侍は上士だと親父と子供が並勤出来たのですか?子供が小姓組とかで。
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幕府か藩か、あるいは配置とかによって異なりますが、多くの場合親が番士のままだと子もということは無理だったようですが、親がもっと上の地位についていれば子が番士になることもOKだったようです。 下士の場合は、賄方や勘定所であれば親子どころか三代がいっしょにつとめるという例もあったようです。
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- kankasouro
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回答No.2
できましたが、小姓はあくまで家督前の見習という位置づけでした。このほかにも父親が隠居する前に引継ぎの意味で同じ組に見習に出ることもまれにあります。ただし家督後の当主(子供)と隠居が両方とも勤務するのは、きわめて特殊な例で(前当主個人でなければできない特殊な仕事である、あまりにも有能なので一度政変で隠居させられた当主が再登板する=幕末期にままある)、ふつうはありえないことです。武士の給与(労働の対価)は個人に対するものではなく、家に対するものですから、一家から二人働きに出ている家と、一人しか働きに出ていない家があると不公平になってしまうために、基本的には並勤という措置はとられません。 このほか、特に功労ある人物に対しては藩から家禄とは別に隠居料が出ることもありました。顧問的な意味で出仕し続ける場合もあったので、これも一種の並勤といえなくもありませんが、やはり特殊なものです。
質問者
お礼
特殊な例にあたると言う事ですか、どうもありがとうございます。
お礼
かなりの上士とか勘定方とかですね、どうもありがとうございます。