営業車を中古車で購入した場合

質問

営業車を中古車で購入した場合、
法定償却期間である６年落ちより振るいクルマの場合、
一括で償却できるものなのでしょうか？
営業車を購入したいのですが、新車は勿体無いので・・・

あと、その中古車が低年式にも関わらず高額な場合、
価格によっても償却できるできないが左右されるのでしょうか？

回答No.2

noname#11945 · ベストアンサー

こんにちは。

「価額による扱いの違い」（価額は、会社の経理処理に応じて、税込・税抜きで判定します。）

(1)取得価額１０万円未満の場合、全額損金算入。

(2)取得価額２０万円未満の場合（(1)の扱をした物を除く）
一括償却資産として、３分の一ずつの均等償却

(3)取得価額３０万円未満の場合
青色の中小企業であれば、１８年３月３１日までに事業のように供したものについて、一定の申告要件を元に、全額を損金に算入できます。

「３０万円以上の場合」
中古資産として、一般的に次の算式により耐用年数を見積もり、その期間で償却していきます。

＜簡便法＞
（イ）法定耐用年数の全部を経過しているとき
　　　耐用年数＝法定耐用年数×20％

（ロ）法定耐用年数の一部を経過しているとき
　　　耐用年数＝法定耐用年数－経過年数＋経過年数×
　　　20％
（どちらも１年未満の端数切捨て。２年未満の場合は２年とする。）

よって、３０万円以上であれば、中古と言えども、最低２年で償却が必要と言うことにまず、なります。

（参考）
(1)、(2)について
http://www.rakucyaku.com/Koujien/M/E04/E400100

(3)について
http://www.nta.go.jp/category/tutatu/sonota/houzin/1761/01.htm

＜簡便法について＞
http://www.jfast1.net/~nzeiri/syokyaku/tyuko.htm

お礼

nopo1228様
参考リンク拝見しました。
なんとか理解できそうです。
ご回答ありがとうございます。

回答No.3

ksi5001

こんにちは。

中古の減価償却資産を取得した場合で、その減価償却資産が
法定耐用年数の全部を経過しているときは、その法定耐用年数
に20/100を掛けた年数（その結果が２年未満とのときは２年）
をその減価償却資産に係る耐用年数とすることができます。
従いまして、法定耐用年数が６年の自動車の場合は

　　６年×20/100＝1.2年→２年未満→２年

ということになります。
ただし、＃１さんが仰るように、取得価額によっては購入した
事業年度に全額を費用処理できる可能性があります。

法人税基本通達7－3－1には、

法人が不当に高価で買い入れた固定資産について、その買入価額
のうち実質的に贈与をしたものと認められた金額がある場合には、
買入価額から当該金額を控除した金額を取得価額とする。

とされています。「不当に」とは、通常の取引（第三者間の取引
など）では有り得ない金額による売買、と考えられますので、
購入先が全くの第三者であり、購入価格が中古車市場で形成されて
いる金額でしたら、とくに気にされる必要はないでしょう。
年式は古くても希少価値などいわゆるプレミアムが付いて価格が
高いということもありますから。
もしも、「不当に高価」となってしまうと、通常の価格との差額は
「寄付金」とみなされて「寄付金の損金不算入計算」の対象と
なりますし、減価償却限度額は「税務上の帳簿価額」に基づいて
行うことになるため、償却超過額が発生すると考えられます。

お礼

ksi5001様
ご回答ありがとうございます。
そして、zorro様nopo1228様へもこの場をお借りして
厚く御礼申し上げます。

いくつか過去ログも拝見しました。
自分の不勉強を反省しつつ、検討していくことに致します。

ありがとうございます。

回答No.1

zorro

会社の規模にもよりますが、特例を適用できる会社であれば、30万円以下の資産は費用計上が可能です。
特例が適用できない企業は、購入価格が10万円から20万円のものは、一括して償却することが出来ます。

参考URL：

http://www.hao.gr.jp/horiai-jimusyo/Tax/%88%EA%94%CA%90%C5%96%B1FAQ/z_hjn%8F%AD%8Az_copy(1).html

お礼

zorro様
朝早くからご回答頂き、誠にありがとうございます。
参考にさせて頂きます。