- ベストアンサー
エチジウムブロマイドにさわってしまった場合の危険性
一年ほど前に電気泳動用のゲルを作っている際に、片手で手袋をしてたのですが(右手)、エチブロを入れていた容器をあやまって下に落としそうになったので、反動で、手袋をしていない方の手(左手)で触ってしまいました。 その際に、左手の手のひらにエチブロが10cmくらいにわたってべっとりとついてしまいました。あわてて石けんをつけて水でよく手をあらったのですが、シミになってしまいました。ブラシやスポンジでごしごし洗ったけれどとれないので結局お風呂などで、しっかり洗って、5日ほどでシミはとれました。とても不安だったので、ずっとさわってしまった部分を観察してますが、一年経った今、特に変化もなく過ごしています。 この場合、まだ発ガンする危険性は残っているのでしょうか…? 私は1年経っても異常がないので安心していたのですが、友達にこの話をしていると、数十年後に出てくるから、まだわからないよと言われてしまい、不安でいっぱいです… さわった量が多かったこともあって、この場合は皮膚を抜けて血液などで体内に運ばれてしまっているのでしょうか? ほんとに不安で毎日心配な日々を過ごしているので、アドバイスお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
実はエチジウムブロマイドは、健康な生きた細胞内にはほとんど浸透しません。生きた培養細胞の核をエチジウムブロマイドで染める手法がありますが、普通のエチジウムブロマイドを培養液に入れたところで、細胞には取り込まれず、核内のDNAが染まるということはありません。この目的のためには、生きた細胞に浸透性を持つようにデザインされた特別な誘導体を使います。表皮につけてしまったといっても、それが核にまで届き変異原性を発揮する心配はまずありません。 だからといって無防備に扱うことは、いたずらにリスクを上げることになるので絶対に避けるべきです。これからもエチジウムブロマイドを扱う機会があるのなら、今まで以上に慎重にして、これ以上リスクを上げないようにすればいいのではないでしょうか(一回きり、目立つ汚染をやらかしたのと、気がつかない程度の汚染を起こしながら、何十年も作業を続けるのとでは、どっちが危険でしょう?)。
その他の回答 (1)
- maroge
- ベストアンサー率33% (1/3)
下記URLに同様の質問があり、回答もされておりますので、参考にされたら如何でしょうか?
お礼
お返事ありがとうございます。 触ってしまった場合の対処法についてはわかりました。 しかし、以下のことがわかりません(>_<) 今回場合は皮膚を抜けて血液などで体内に運ばれてしまっているのでしょうか? また、これから発ガンする可能性があるのかについておわかりでしたら教えていただきたいですm(_ _)m
お礼
お返事ありがとうございます!! エチブロは生きた細胞には浸透しにくいものなのですね!とても勉強になりました。 まだ半年以上はエチブロを扱って実験を行うので、今まで以上に慎重に作業していきたいと思います。 気持ちがとても楽になりました。 本当にありがとうございました!!