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エチジウムブロマイド 発ガン性の程度
こんにちは。 私は仙台の大学に通う3年生です。 先日、PCRをおこなったとき、エチジウムブロマイド入りゲルを3ヶ月間保存しておいた三角フラスコにかけておいたパラフィルムの内側部分にさわってしまいました。エチジウムは発ガン性ということで不安です。 わたしの場合、 ・エチジウムが揮発した、気体成分がたまった部分にふれた、もしくは ・フラスコの注ぎ口に触れていた部分にさわっていたかもしれない ・フィルムを触ったあと、しばらくエチジウム付着のものときずかなかったので、手洗いは30分くらい後 という条件です。 発ガン性というと、どの程度のものなのでしょうか。 以前のこのページの書きこみをみると、このくらいさわると危険、という論文も紹介されているようですが、英語辞書を駆使してもわたしには理解できませんでした。 生物学を専門とするみなさんにとって、エチジウムブロマイドとはどの程度危険なものとして扱われているのでしょうか。わたしの気にしすぎなのでしょうか。また、そもそもエチジウムは揮発性なのでしょうか。長期保存だったので成分がたまっていたのでは、と気になります。知識不足で申し訳ありません。 ぜひお願いいたしします。
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お礼
ほんとうに丁寧な回答をいただきまして、ありがとうございました。 私事ながら4日から風邪で寝こんでしまい、回答は読ませていただいたものの、お礼が非常におくれてしまったことをおわびいたします。 すみませんでした。 futairoさん、mizu_atsuさんの回答のおかげで、この件に関しては非常に安心することができました。ありがとうございました。 しかしそんな矢先、ふと考えると私の実験室では先輩方のエチブロの扱いが非常に粗悪であり、たとえば手袋の、ゲルを触った部分を素手でさわっていたりと、気になることがおおかったです。 先輩本人が気にしてないならこちらから強く言うわけにもいかないか、とおもっていたんですが、その先輩が手袋表面に触った手で手袋内部に手をいれていたら、その手袋をつかいまわしているわたしたちにもそれはおおきく影響してくる、ということに気づき、今度はそれでおちこんでいます。 そこで、何度も本当に申し訳ないのですが、 一度の接触でガンになることって、あるのでしょうか。 もしくはそれが将来おおきなリスクとなることはあるのでしょうか。 今度は手を洗っていないことが気になります。 まさか手袋内が汚染されているとは思いもしませんでしたので。。。 免疫系のまだ衰えていない自分(21歳)なら、DNAの見張り番ががんばってくれるのではないか、と期待してみているのですが。。。 何度も本当にお手間かけてすみません。 しかし今のわたしにとってお二人はほんとうに専門的な面で頼りにできるかたがたです。 どうぞアドバイスおねがいします。