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エチジウムブロマイド汚染の可能性について
私のラボには外部からもたくさんの先生が出入りします。いつも気になるのはエチブロの扱いです。ラボでは多くの先生はエチブロ入りのゲルで泳動しています。みんなゲルは手袋で扱いますが、それ以外、例えば泳動のバッファーなどは人様々で手を入れる人もいます。そういう状況で一番気にしているのはみんながゲルを保管する、cold roomのドアノブです。人によってはまずいよなあと思うことがあり、いつもはこっそり自分用の手袋をして、あけるようにしています。このcold roomはゲル以外にいわゆる危険なものは通常入らず、他の危険な薬品は別の冷蔵庫にいれることが指定されています。 ところが先日、急な用事でうっかり手袋を忘れて、ドアを開け、さらに用事が終わったらすぐ子供を職場の保育所まで迎えに行って手をつなぎ、そのまま娘がもらったクッキーを帰りの車の中で食べさせてしまいました。家に帰って初めて手を洗ってないことに気付いて、以来娘に悪いことをしたような気がして、ずっと落ち込んでいます。ノブがぬれたりはさすがにしてなかったし、自分がクッキーを食べたならば、全然気にもならないはずで、書いていてもノイローゼみたいで恥ずかしいのですが、いつもきちんと実験しようと心がけているのに、なんでよりによって娘といるときにそういうことするかなあ、ととても落ち込んでいます。 理論があって落ち込むというより、精神的ストレスが大きく、本当に恥ずかしいのですが、久々に落ち込んでしまい、ご意見を伺えればと思って質問してみます。よろしくお願いします。
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エチブロって「冷暗所」に保存していませんか? また、すでにご自分で御書きになっているように 「日光に当ててから廃棄」しますよね これらのことは、 「エチブロが非常に不安定で(特に光)分解しやすい」 ことを示しています。 日当たりのよいラボで、誰かが触ったかもしれない程度 しかも自分が触ったときは乾燥していた。 しかもその後に時間をはさんでからの間接的な経口摂取 エチブロは正直そんなにもちません。 お子様を大事に思われる気持ちはご察し致しますが 過保護になりすぎているのではないかと逆に心配になってしまいますが・・・ ガンは人間にとって必要悪ですし、思っている以上に人間って強いですよ
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補足ありがとうございます。 エチブロに関しては、皮膚に付着した際の発がん性が指摘されていますが、はたしてゲルの染色に使用する程度の低濃度のエチブロにより、がんになったという報告は調べた限りでは文献にはないようです。 娘さんへの影響はほとんどない、といっていいでしょう。ご心配されないよう。
お礼
お忙しいところ私の質問に2回のコメントを寄せていただき、また文献検索までしていただいて、本当にありがとうございました。数日とっても落ち込んでいましたが、ほっとして、とっても気が楽になりました。 今回とっても恥ずかしいと思いながら、ご質問させていただいて、合わせてとっても勉強になりました。本当にありがとうございました。
とにかく、お子さんの事を心配するお気持ち、よーくわかりますよ。ごもっともな心配ですね。だいたい、小さい子を育児中の人がいるラボで、周りの人たちも、手袋をしたりしなかったり、すこーし無神経なんじゃないかなあ、、。中にはニコニコしながら、「こんなのぜんぜん関係ないってば」って素手でゲル触る人も、ま、確かにけっこういますけどねぇ。 おそらく、エチブロがどれくらい害毒か、もさることながら、子供に接触させちゃった事がショックなんでしょね。 で、どーかという話ですが、 1.小さい子供じゃないのですが、若々しい青年で、もう何年もエチブロを「大して注意もしないで」扱っている人を何人も知ってます。そやつらは、未だにガンにもならず元気にしてます。 2.低温室のノブに触れてから、子供さんにクッキーをあげるまで、問題の「手」はどこに触ったでしょうね?外出する前に着たジャケット?建物のドアー?ポケットの中のキーをまさぐった時?車のドアー?車のハンドル?、、、きっと、お子さんのクッキーに移る前に、どこか別のところになすりつけられて薄まっちゃいましたよ。だからお子さんの口には、ほとんど入りませんでしたよ、きっと。 お仕事も子育ても、がんばってくださいね。
お礼
早速コメントいただいて、とってもうれしいです。私はとっても落ち込んでしまい、冷静に落ち着いて考えられずにいるように思います。保育所もいつも預けているわけではなく、たまたまだったということもがっくりする要因になったかなあと思います。 私の研究室から保育所は目と鼻の先なので、多分ほとんどどこもさわらずに娘の手はつないだと思いますが、その後娘は車まで行ってクッキーを食べるまでに、たくさん道草をしましたし、私もいろいろなものをたくさんさわりました。コメントを拝見して、すごく気が楽になりました。 とっても感謝しています。合わせてこれからまた慎重に実験していこうと思います。またお詫びをかねて数日は娘をあまり怒らないようにしようと思います(笑)。本当にありがとうございました。
お話を読ませていただきましたが、具体的になにを心配されているのか良く分からなかったものですから、 よろしければ補足をお願いします。 1、エチジウムブロマイド汚染による発ガンの危険性について? 2、ドアノブなどに付着している(かもしれない)薬品の影響について? 3、手を洗わなかったころに対する罪悪感? 4、娘さんへの影響? 5、危険物をきちんと保管しない、または取り扱わない研究室に対する不満?
補足
早速コメントを寄せていただいて、本当にありがとうございます。心配していることは、ご指摘いただいたように娘への影響です。日頃汚染していると考えて過ごしていますが、ドアノブが当時汚染していたかは本当のところは不明です。それ以後の話もすべて、かもしれない、というレベルの話なのですが、やっぱり娘の手も汚染して、その手でクッキー食べちゃったに違いないと、暗くなってしまいます。いつも手袋もするし手は洗うのに、当日だけは忘れた罪悪感もたくさんありますが、私の研究室には多くの他教室の先生方も出入りするので、コントロールは難しいと理解していて、不満は全くありません。 本来なら紫外線ランプなどで調べれば、いろいろな不安は除外できると思いますが、手持ちがなく、本当に情けない状態ですが、客観的なご意見をお願いします。また今回のことで、もしご存じでしたら、合わせてお伺いしたいのですが、日頃エチブロ溶液は日光にあてて廃棄しています。実験室はとってもよく日差しが入って、明るいお部屋です。通常の室内で付着してそのまま乾燥してしまったような場合(今回もその可能性のあるドアノブなども含めて)、ある程度の時間がたつと自然に分解することもありますか?いい方向に考えようと思ったら、そういう考えがかろうじてわきました。 今回コメントといただき、本当にとても感謝しております。あまりに素人すぎて、理論的に考えられず落ち込んでしまっています。大変申し訳ありませんが、ご意見よろしくお願いします。
お礼
コメント本当にありがとうございました。ご指摘いただいた通り、私は娘以外のことについては、いつもとても楽観的なのに、娘のこととなると過剰に心配してしまいます。もっとどっしり見ていかなくちゃと思います。そして本当に気が楽になりました。 お寄せいただいたコメントは日頃やっている実験についても、たくさん勉強になり(今まで何気なくやっていたことについてもそういうことなんだ!と思いました)、合わせて本当に感謝しております。本当にありがとうございました。また実験中に解決できない疑問など生じた時は、是非ご質問させて頂きたいと思います。よろしくお願いします。