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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:熱圏における温度計)
熱圏における温度計を持ち込んでも実際の温度は示されないのはなぜ?
このQ&Aのポイント
- 東京の私立高校に通う高校2年生が、熱圏における温度計について疑問を持っています。授業で教わった大気の構造に関するプリントには、「気温のグラフでは、最上位の層より急激な温度勾配で気温が上昇している。しかし実際温度計を最上位の層(熱圏)に持っていってもその温度を示すわけではない」と記述されています。
- 質問者はこの記述について理解できず、授業中に質問したところ、「気温」は大気の組成が崩れるため正確に測定することができないと教えられました。しかし、通常の気温との違いやなぜ温度計を持ち込んでも実際の温度が示されないのかについてはまだ納得できていません。
- 質問者は分かりやすい説明を求めています。
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質問者が選んだベストアンサー
気体は分子の集まりです。この分子は、止まっているのではなくばらばらな速さで飛びまわっています。動いている物体はエネルギーを持っています。 温度が高いと言うのは、この気体分子の平均エネルギーが大きく、飛ぶ平均速度が速いということをあらわしています。(物理で習うと思います) 普通の大気圏ですと温度計を置いておけば気体分子がたくさんぶつかってきて、温度計にエネルギーを与え、それで温度計の温度があがります。温度計の示す温度はまわりの気体の温度(平均エネルギーの大きさ)に対応するわけです。 熱圏では、個々の分子の持つエネルギーが高く、高速で飛びまわっていますので、これを温度が高い状態ということができます。しかし、分子の数が極めて少なく、温度計をおいてもぶつかってくる分子が少なく、温度計の温度はあがらないのです。(放射による熱移動はありますが)
お礼
曖昧な表現を詳しく解説してくださりありがとうございます^^ 非常にわかりやすく、地学に対しての理解がより一層深まりました。本当にありがとうございます!