お仕着せ(御四季施)というのは軽い身分のものに与えられるもので、いやしくもひとかどの武士のもらうものではありませんでした。御四季施代として現金の場合もありました。
ひとかどの武士がもらうのは時服と呼ばれますが、ついている役によりあったりなかったりで、すべての家臣に与えられたものではありません。
ただこの辺はそれぞれの領主によっても違いますので全員に与えられるところもあったかもしれませんし、全然ないところもあったかもしれません。
幕府の例で言うと時服や御四季施はすべての幕臣に与えられたわけではありませんが、それでも幕末でさえ呉服屋に支払う金額はかなりの額にのぼったということです。(ただし、奥女中へ支給する呉服もふくんでいましたが)
お礼
この質問に回答者がいてちょっとびっくりしてます。ありがとうございます。