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景気動向指数
6月17日くらいに2005年4月の景気動向指数(改定値)が発表され、 先行指数31.8 一致指数50.0 遅行指数75.0 となっていたのですが、これは日本の景気がどういった状況にあったことを示しているのですか? 申し訳ないのですが、この分野に関してはど素人なんでできるだけ分かりやすく教えてください。
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こんばんわ。 経済を研究する職場に3年いました。景気をどう捉えるかは、人様々で、また、捉える物差しとして景気動向指数だけでは、役に立ちません。GDP速報、日銀短観、国の各種経済資料等を駆使して、読みこなして、皆で議論して、その結果、○○だと言うのです。 また、景気動向指数も、何年も数字を追いかけて、グラフ化し、注意深くその推移を見守るもので、その月だけで、日本の景気はどうである、どうであったとまでは言えるには、材料としては不足しています。 その点、マスコミも一部を除き、政府発表等に一喜一憂しすぎの記事が多く、読者を惑わすものが多いのも事実であります。 結論としては、ご質問の数字だけで、日本の景気がどうであったということは、答えがたいということになると存じます。 大変、失礼な回答とお受け取られになられたら、ご容赦下さい。
- yoshi170
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生産、雇用、売上など様々な景気指標の中で、上昇を示している指標の割合を示しています。この指数が50を超えると景気は上昇基調にあるととらえられます。ただし、その月の数値だけをみるとか、情報が不足すると判断を誤ってしまうので、総合的な判断が必要です。 さて、様々な景気指標の中には景気に先行して動くものや一致して動くもの、遅れて動くものなどがありまして、それをそれぞれ「先行指数」「一致指数」「遅行指数」といいます。 「先行指数」はおおむね3ヶ月先の景気動向を指し、「一致指数は」現在の、「遅行指数」は過去の動向を示します。 「遅行指数」はずいぶんと50を超えていますので、景気は上向いていたといえますが、「一致指数」「先行指数」は弱含みなので、まだ踊り場にあるといるのではないでしょうか。
補足
先行指数や一致指数はよくわかりました。 申し訳ないのですが、この数値からわかる日本経済の現状に関してもう少し詳しく教えてもらえませんか?
お礼
回答ありがとうございました。 確かにこれだけで景気を語るには不足してします・・・