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客観性について。
建築の勉強をしているのですが、先生に自分の作品をチェックしてもらう時、客観視して物を作れ、と耳にタコができるほど言われました。ですが、いくら考えても客観視というものが解りません。どう考えても自分が客観視したところで、それは主観ではないのでしょうか。もし他人の意見が客観とするなら、他人からすれば自分の意見は客観という事になり、自分の意見は客観として成立しないのでしょうか。 簡単に、解りやすく、ものを客観視する方法を教えて下さい。 宜しくおねがいします。
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なるべく様々な見方を考えて、こうかもしれない、いや、こういう見方もある、と、自問自答をすることが、「客観的である」ということの意味です。 客観視する方法は、何か結論を出す前に、いろいろな角度から、何度も何度も自問自答を繰り返すことです。 ご質問で指摘されている通り、主観を排除すると客観性は存在できません。
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- kaitaradou
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自分の問題として考えてみましたが、指導者が客観的に考えろという場合、建築だったら依頼主や使用者の気に入るようにということになると思います。こういう場合客観の反対が主観だからというのはちょっと違うのではないかと思います。ただ主観というのが設計者の能力という意味ならば、この主観が客観を裏打ちするということになると思います。ただこの場合は客観と主観を足して100%という感じではないと思います。ガウディの教会建築のようなものには彼の主観が表現されていると思いますが、学生の場合にはとにかく相手の希望に対してよく耳を傾けて満足されるような設計を心がけろというような意味ではないでしょうか。
お礼
そういうことか~、先生も始めからそう説明してくれればよかったのに。どうもありがとうございました!
- kobarero
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哲学的な回答になっているかどうか少し疑問ですが、実務的な観点からの回答をさせていただきます。自分の意見をAだとすると、A以外のB,C,Dなどの意見をどれだけ網羅できるかということだと思います。 端的には、自分と全く逆の反対意見を明確に説明できれば、それだけ自分の意見を客観視したと言えるのではないでしょうか?具体的には、いくつかの基準軸(クライテリア)を設けて、その軸で構成される空間の中に自分の意見と自分以外のA,B,Cなどの意見をマップしてみることです。そして、それぞれの意見の長所短所を説明することができれば、客観視したと言えるのではないでしょうか?例えば(私は建築の専門化ではないので例えが不適当かもしれませんが)、基準軸として、経済性、機能性、安全性、審美性、エコロジー性などを選び、自分の設計目標が各基準に対し重視の程度はどうなのか、また、他の意見の人は、それがどうなのかということを把握できれば、かなり客観視できるのではないでしょうか?
お礼
目で見て相違点を把握するのもいいですね。一度やってみます。ありがとうございました!
- mmky
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参考に 物事の本質を見るというのがここでの客観視の意味でしょうね。個性的であることを否定しているわけではありませんね。全てのものは個別的には個性的であるが全体としてまとまったものを持っているということでしょう。その全体をつかむという意味で客観視といっていると思いますね。細部にこだわれば全体が見えなくなるという意味ですね。簡単に言えば、あるべき姿が先にあるということですね。まずあるべき姿があって、それからその構成要素があるというのが筋ですね。逆は真ならずなんですね。
お礼
ありがとうございました!物事の本質を考え直します。
- sgt-home
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100%の客観は存在しません。こう考えるのはどうでしょう?何千人の人々が歩いている場面を想像してみてください。彼らはどこへ行くのかわかりませんが、明確な社会の根本を成している要素です。彼らを人ではなく要素として考える。そうすることで、社会という「作品」はまた違う点から、あなたに何かを問うと思います。
お礼
100%存在しないと考えると、ちょっと解りやすいです。ようは大体でいいから、その物事の主流を考えればいいんですね。 どうもありがとうございました^^
お礼
すごくわかりやすい!ありがとうございました!助かります^^;