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「自分を客観的に見る=他人と比較する」?
「自分を客観的に見る=他人と比較する」 ことになりますか? 他人と比較しなければ 主観的でも客観的でも変わらないような気がします。 自分を第三者の始点で見て、他人と比較することにより 自分の位置を確認する為、 上記の式が成り立ちますか? よろしくお願い致します。
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「自分を客観的に見る」とは、「メタ認知」をするということです。 メタ認知:「認知を認知すること。人間が自分自身を認識する場合において、 自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E8%AA%8D%E7%9F%A5 メタ認知とは、簡単に言えば、 「こんなことを考えている私って、まったく幼稚よねぇ」のように、 自分のことをあたかも他人のことのように冷静に眺め、把握することです。 メタ認知能力は個人によって異なり、 一般に子どもから大人になるにつれ、高まっていくもののようです。 メタ認知能力が高い人ほど、自分の思考の癖や、コンディション、 知識・能力などを客観的に把握でき、詳細な自己分析が可能となります。 自己管理に必須な能力だといえます。 メタ認知ができれば、自己の性格や行動をを客観的に把握できるので、 より公平に他人と比較することができるようになります。 感情に捉われ、自分を一方的に贔屓にして比較したりしないということです。 但し、他人と比較をする・しないは、メタ認知とは直接関係がありません。 自分のことを、もう一人の自分として外側から見ることができていれば、 メタ認知(=自分自身への客観視)は成立します。 ところで、自分をメタ認知しているのも、個人的な主観を持った自分なのであり、 真に客観的なメタ認知というのもありえないようです。所詮程度の問題。 ↑今、「『メタ認知をしている自分』のことをどうこう考える私」が登場しました。 「メタ認知している自分ってこうだ・・・」と考えるのが、メタ・メタ認知です。 メタ・メタ認知をしてるのも、所詮個人的な主観を持った私・・・(以下省略)
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- garcon2001
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「他人と」と言うことにこだわる必要はないです。 「自分は」という観点が重要じゃないですかね。 たとえば、海を見て、その水の巨大な質量に撃たれる。ああ、俺は水の巨大な質量に対する感性があるんだ!と言うことを発見する。あるいは、ラヴェルの曲などを聴いてその玄妙なる調べに恍惚とする。するとああ俺はラヴェルの作法に対して感受性があると言うことを発見する。 ここには特に他人との比較はない。それはもう一段後の段階です。こんどは、ここのアンケートなどで利くことによって自他の感性や価値観の違いを実感します。 まずは、「自分はこうだ!」と発見することです。
お礼
そうですね。ありがとうございます。
自分を集団の中で位置づけすることが問題ならば共通の座標を設定して自分の位置や他人の位置をそれぞれ規定することが客観的ということだろうと思います。しかしその座標を他人と共有することは原理的に不可能だろうと思います。しかしとにかく一定の座標を用いない限り自分の位置も他人の位置もわからないのではないでしょうか。座標が決まっていれば他人との比較は必要ないと思います。基本的には座標は主観でしかないと思います。
お礼
ありがとうございます。
- BrueBreeze
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人間は、自分の姿を直接見ることはできません。 無論、掌や腕や足・腹など自分の一部分を見ることはできますが、それも一定の角度のみでしか見ることができません。 自身の腹を下から見上げたり、ましてや背中や尻等は直接自分の目で見ることはできないのです。 それでも、自分の姿を確かめたいなら、どうしたらよいのでしょうか ひとつの答えは鏡です 鏡に映し出された自分の姿、一枚で足らなければ複数毎組み合わせればいろいろな角度から自分の姿を確認することができます。 それは決して他人と比較しなければならないということではなく 鏡に映し出された自分の姿を確認することで、自分がどんな姿をしているかを見ることができます。 では、鏡とはなにか それは、他人の目です。 人は、他人に映った自分の姿を想像することで、自分の全体像を見ることができます。 つまり、他人の目に自分の姿がどう映るのか、それを想像することが自分を客観的に見るということではないでしょうか ただし、 鏡に映った自分の姿は、あくまでも虚像であるというこを忘れないように
お礼
自分の姿を自分で確認することはできないのですね。 ありがとうございます。
- hiro_tk
- ベストアンサー率27% (3/11)
「自分を客観的に見る=他人と比較する」ということもあるかとは思います。 ただ「他人と比較する=自分を客観的に見る」とはならないと思います。 それは他人と比較する場合、自分の心理として「他人が出来ていないが自分はできていることに優越感を感じる」といった、自己本位な感情が無意識のうちに働いている可能性があるためです。 私見ですが「自分を客観的に見る」とは、『自分がこうありたいと思っている姿と今の自分を比較する』ことが出来ている状態ではないかと思います。 自分自身の比較に対し、自分自身を否定も肯定も出来ませんので!
お礼
他人と比較したからといって自分を客観的に見れているわけではないということですね。 また他人と比較するのではなく、理想の自分と比較することでも 自分を客観的に見るに該当するのですか。 ありがとうございます。
お礼
「メタ認知」と言うのですか。 勉強になりました。 ありがとうございます。