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減価償却の意味について
ある辞典を調べていたら 「簡単に言うと、建物や設備などの固定資産は、いつまでもそのまま使えるわけではなく、いつかは買い換えなくてはならないときが来る。そのときのために、会計期間ごとに一定額をプールしておこうということ。」 という減価償却の説明がありました。 「使用の期間によって、固定資産の価値の減少を決算期ごとに一定の方法により費用に算入する」 という意味は分かるのですが上記に意味はよくわかりません。経費として買った分を一部ずつ計上しているのだからプールしてるのではないと思うのですが・・・詳しい方、教えて下さい。よろしくお願いいたします。
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通常、企業は1年ことに決算をして、その年の利益を計算します。 固定資産は長期にわたって使用されますから、購入した年度に、一括して経費として処理すると、その年度だけ経費が増えてしまい、正しい期間損益が計算できなくなります。 そこで、その固定資産の使用可能な年数(「耐用年数」といいます)に渡って、各会計年度の経費として処理して、その価値を年々減らしていくことを減価償却と云います。 なお、ほかの固定資産と違って、土地は、使用することによって価値が減少するということがないので、減価償却の対象になりません。 減価償却の方法には、定額法と定率法と2つの方式が有ります。 ここで、プールしておくというのは、減価償却をしないでおいて、買い換え時に古い固定資産を一度に経費に計上すると、その期の利益が極端に減ってしまいます。 減価償却をして、毎年経費として計上しておけば、買い換え時に経費計上が少なくて済みます。つまり、これがプールしておくという意味に使っているのです。 プールしておくというよりも、経費の一時計上で、その期だけの利益が減少しないように、備えておくという意味です。 拙い説明で、ご理解いただけたでしょうか。 減価償却の詳細は、参考URLをご覧ください。
お礼
うーーーん、ちょっと視点が違うだけなのかな? なんか、わかったようなわからないような感じですが、 根本的には私の理解でいいというのがわかりました。 ありがとうございました。