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電気泳動のローディングバッファーについて
アガロースゲルを使ってDNAの電気泳動をしようと 考えております. そこで用いるローディングバッファーについて なのですが,大きく分けて,ショ糖type,グリセロール type,フィコールtypeが存在します. この違いがわかる方御教授願いませんでしょうか? また参考URLや参考文献がありましたらそれも 教えてください. 宜しくお願いします.
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バッファーといっても、緩衝作用ではなく比重を高める目的だけで、違いというのは特にありません。好みの問題です。 強いていえば、グリセロールやフィコールは粘性が高いので、ピペットの液切れが悪く、バンドがU字型になりやすい傾向があります。 一方、ショ糖は粘性が低くて良いのですが、カビなどが生えやすく、かといってオートクレーブをかけるとカラメル化してしまうので、調製や扱いに注意が必要です。 私は、どこかで読んだ尿素ベースのローディングバッファーを使っています(6xまたは10xで6-8M、結構適当にやってます)。たんぱく質の変成作用があるので、泳動サンプルを長期間室温で放置しても、DNAが分解されません。
補足
つまりコンタミを防止するなら グリセロールやフィコール,扱いやすいのはショ糖 といった感じでしょうか… 有難うございます.