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トラッキングフィルタの意味
デジタル・シグナル・アナライザを使用して周波数応答関数(伝達関数)を測定していますが、その計測器の中の設定にTracking bandwidthというものがあります。 マニュアルを見たところトラッキングフィルタの設定らしいのですがその意味が良く分かりません。用語の意味と使用目的を教えて欲しいです。 当方、専門は電気ではありません。
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周波数応答の測定ですね。伝達関数式も求まるのですか。 デジタル・シグナル・アナライザーを使用したことが無いので自信のある回答ではないのですが。 昔、このような測定器がなく、予算もなかったので、シグナル・ジェネレーターを使用して周波数を何点も入力して、出力を求め、ボード線図を書いたことがあります。また、オシログラフでインディシャル応答を採ったりしました。 この機械は、多分、マルチ・ファンクションなのでしょうが、グラフの表示でしょうか。伝達関数式を出してくれるのでしょうか、便利になりましたね。 本題ですが、トラッキングは、軌跡ですから、この場合は、関心のある周波数の幅つまり範囲ではないでしょうか。 それから、フィルタは、一般にハイパス、ローパス、バンドパスがあり、それぞれ、高い周波数を通す、低い周波数を通す、或る範囲を通すの性質が、あります。 それで、周波数応答を求めるときは、どれかを使って、その必要な測定範囲の周波数を設定できると言うことではないでしょうか。 以上、古い経験からの乱暴な推定ですので、的外れの可能性が高いのですが、あえて参考にしていただき、マニュアルを読むのに類推を働かしていただければ、幸いです。 私の関心:位相などもグラフ化してくれるのでしょうか。 インディシャル応答も測定できますか。
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- ikkyu3
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少しは、お役に立ってよかったです。 HPは、見当たりませんでした。 フィルターの書籍ですが、一般に応用分野でチョコッと触れられるだけで、なかなかまとまったものは、見つからないでしょう。これは、本格的には、通信工学の伝送回路の重要部分ですので、その書籍に入っています。 我が家の本は、古すぎてだめですので、検索して見ました。 下記しておきます。すべて、目次までは見られますので、それで判断してください。 なかなか、専門外ですとハードな内容かもしれません。 私のときの、とっかかりは、当時、自作のオーディオにこっていて周波数範囲が広くゲインがフラットで過渡応答がよいアンプを作ろうとして、フィードバック増幅器を作ったことがありました。 そのときに、ゲイン調整や位相進み・遅れ要素などは使っていました。 後になって、自動制御論を勉強したときに、自動制御論は、フィードバック増幅器の安定判別法が応用されたことを知りました。 それでは http://www.coronasha.co.jp/kensaku/kensaku.html 宮内一洋:フィルタの解析と設計 中司浩生:基礎伝送工学、コロナ社 辻井重男:伝送回路、コロナ社 http://www.dendai.ac.jp/press/book_da/ISBN4-501-32060-5.html#mo_moku http://www.dendai.ac.jp/press/book_da/ISBN4-501-32060-5.html
お礼
ありがとうございます。 とっても参考になります。自身で調査した内容を加味して多分こうではないかとう結論には達しました。 伝達関数式を求めるような書き方をしましたが、正確には周波数応答特性を測定しているとしたほうが良かったのでしょうか。ノイズは外部から入力するわけではなく測定器自身から出力できます。いくつかの測定器を使用していますがどれも似たような感じです。 閉ループを測定した後、それを開ループに変換して評価しております。 Y軸には倍率?[db]はもちろん、位相[deg]も指定してグラフ化することも可能です。 インディシャル応答は多分 基本的なものなんでしょうが私は良く知りません。 ただ、勉強する上でいろいろな用語を教えていただけると調べやすいので、今回の回答は私にとって非常に有益です。 もし、よろしければフィルタに関する書籍やHP、勉強の取っ掛かりなどを教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。