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クラインの投影同一化
クラインの「投影同一化」がどうもうまく理解できません。子どもは「悪い対象」を母親へ投影し、その後自らに取り入れて同一化をはかる、ということは分かるのですが、なぜ子どもが「悪い対象」を同一化しようとするのでしょうか? 内的幻想の中で悪い対象を母親に投影することで母親が悪い対象を無害なものにしてしまうのか?とも考えてみたのですが、どうやって母親がそうした悪い対象を無害にしてしまうのか…。なんだか考えているうちに袋小路に迷い込んでしまいました; 迷える子羊に救いの手をお願いします!
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補足
心理学のほとんどは仮説的概念の検証(心そのものが仮説的概念)ですので、客観的な生物学的根拠はないと思われます。 クラインの乳幼児におけるこうした概念は実際の現実世界ではなく、子どもの無意識的幻想の中で行われるそうです。つまり母親というのも実際の母親ではなく、子どもの無意識に存在する幻想上の母親となります。(これもあくまで概念なので、おそらくそうだろうという仮説ですが…)。 対象も、場合によっては母親とは限らないかもしれませんね。もう少し視野を広くして文献に当たろうと思います。回答ありがとうございました。