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クラインの投影同一化
クラインの「投影同一化」がどうもうまく理解できません。子どもは「悪い対象」を母親へ投影し、その後自らに取り入れて同一化をはかる、ということは分かるのですが、なぜ子どもが「悪い対象」を同一化しようとするのでしょうか? 内的幻想の中で悪い対象を母親に投影することで母親が悪い対象を無害なものにしてしまうのか?とも考えてみたのですが、どうやって母親がそうした悪い対象を無害にしてしまうのか…。なんだか考えているうちに袋小路に迷い込んでしまいました; 迷える子羊に救いの手をお願いします!
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- pioo
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回答No.2
こんにちは。結局、それはひとつの仮説、考え方に過ぎません。 実際に課題としてあったのは、どういった例でしょうか。ひとつの例に過ぎません。 また、「母親」には限らないと思います。 どういった生物学的根拠がありますか? ドラマになるかもしれませんが、それだけですねえ。
- Drag-one
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回答No.1
QNo.1345228のtyuutaさんの回答の事を行っているのかと思いましたが、以下のURLを参照した感じでは、子供の気持ちの中に攻撃性が発生した時に、とる機制のようですね。 母親を傷つけたり支配したいという衝動(攻撃性)を母親に(防衛機制として)投影する(母親が自分を攻撃しようとしていると感じる)時に投影同一化と言うみたいです。 「悪い対象」についてですが2番目のURL(1)の中段に投影同一化が出て来ますが比較的分かり易かったです。 「自分の中にある嫌な考え、嫌な性質、不快を引き起こす内容を、相手の中に押し込んでしまうのです。」 と有りました。にわか勉強で済みません。
補足
心理学のほとんどは仮説的概念の検証(心そのものが仮説的概念)ですので、客観的な生物学的根拠はないと思われます。 クラインの乳幼児におけるこうした概念は実際の現実世界ではなく、子どもの無意識的幻想の中で行われるそうです。つまり母親というのも実際の母親ではなく、子どもの無意識に存在する幻想上の母親となります。(これもあくまで概念なので、おそらくそうだろうという仮説ですが…)。 対象も、場合によっては母親とは限らないかもしれませんね。もう少し視野を広くして文献に当たろうと思います。回答ありがとうございました。