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数学的帰納法の解説
- 数学的帰納法を用いて、不等式2^n > 3n の証明を解説します。
- 数学的帰納法を使って、4以上の自然数nにおいて不等式2^n > 3n が成り立つことを証明します。
- 数学的帰納法を利用すると、不等式2^n > 3n が4以上の自然数nにおいて成り立つことが示せます。解説します。
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この回答は、スペースの関係ではしょっている部分が多いのだと思います。(数学の問題集でありがち) (II)k≧4として、n=kのとき、(1)が成り立つと仮定するとき、 2^(k+1) - 3(k+1) > 0 ・・・(i) であることを証明すれば、帰納的に命題を証明することになる。 (i)より 2^(k+1) - 3(k+1) = 2^k * 2 - 3k + 3 ここで、仮定より 2^k > 3k なので、 2^k * 2 - 3k + 3 > 3k * 2 - 3k + 3 = 3k + 3 > 0 ========= AがBより大きいこと(A>B)を証明するには、「A-B」を式変形していき、0より大きいことを証明するのが、常套手段です。 がんばってください。
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- yamaaritaniari
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他の方がすでに回答していますが、 「A>B」を証明するには、「A-B>0」を示すことを考えるのが、定石です。 しかし、type2000さんの教科書の回答例では、別な方針で証明しているようです。 「A>B」の証明を証明するのに、「A>CかつC>B」を示しているのです。 この方法は、AとBの2つでは直接計算しにくい場合(A-Bを計算しにくい場合)、その間にある計算しやすい値を挟んで考えるわけです。 数年前の東京大学理系数学の入学試験問題に 「π>3.05の証明」 というのがありましたが、これがよい例で、 π[半径1の円の面積]>3*(√2)*((√3)-1)[その円に内接する正24角形面積]>3.05 を示すという方針で解けます。 これをふまえて考えると、 A=2^(k+1) B=3(k+1) C=6k の関係にあります。 質問中の(2)で示しているのが、「A>C」の部分で、 type2000さんがわからないと言っている、「また~(3)」の部分が、「C>B」を示しています。 よって、「A>B」すなわち、「2^k+1 > 3(k+1)」が示されます。
- pyon1956
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補足的な説明。 A>Bを示すには、A-B>0を示してもよいわけです。(移項ですね) だから6k>3(k+1)は6k-(3K+1)>0と同値で、 6k-3k-3>0,つまり3k-3>0,すなわち3(k-1)>0と同値です。 k>4なのでk-1>3>0,よって3(k-1)>0. 以上より6k>3(k+1)がいえます。 これと2^(k+1)>6kをつなぐと 2^(k+1)>6k>3(k+1),つまり2^(k+1)>3(k+1) ということです。 通常上のごとき移項は煩瑣なので書かないものですし、3(k-1)>0の一節も「明らか」ですので書かないのが普通、ということで教科書のごとき記述になるわけです。
- sunasearch
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>つまり、6k - 3(k+1)を証明すればよいことになり、 6k - 3(k+1) > 0を証明すればよいことになり、 の間違いです。
- sunasearch
- ベストアンサー率35% (632/1788)
2^k+1 > 3(k+1) を証明する過程で、 「また」の前までで 2^k+1 > 6k まで示すことができましたから、 あとは、6k > 3(k+1)が示せれば、 証明が完成することになります。 つまり、6k - 3(k+1)を証明すればよいことになり、 あとは、解答のとおりになります。