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係助詞「も」の並列用法についての疑問

係助詞「も」の並列用法について、ずっと抱き続けている疑問があります。以下の二つの例文を見て頂けますでしょうか。 A.このお菓子はおいしい。あのお菓子「も」おいしい。 B.このお菓子はおいしい。値段「も」安い。 当然ながら、A.の例文は何ら問題が無いと思うのですが、B.の場合、並列が成り立っていないように思うのです。B.の前後の文を比較しやすいように、次のように言い換えてみます。 このお菓子の味はおいしい。このお菓子の値段も安い。 ここで並列関係にあるのは、「味」と「値段」だと思います。ところが、それらに対する述語は「おいしい」「安い」と、それぞれ異なる状態を言い表しています。 B.のような「も」の使い方は、日常頻繁に見たり聞いたりします。例えば、「彼は美形だ。性格も良い。」「この花は綺麗だ。匂いも良い。」などです。こうした「も」の使い方は、果たして正しい使い方なのでしょうか?或いは、並列ではない別の用法なのでしょうか? どなたかお分かりになる方いましたら、ご教授頂けませんでしょうか?宜しくお願い致します。

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回答No.1

語学的にどうか知りませんが、言葉を省略しているからそうなってるのではないでしょうか? このお菓子はおいしくて良い。値段も安くて良い。  「良い」が省略されていると思います。 「味」「値段」に「おいしい」「安い」じゃなくていずれも「良い」「すばらしい」など賞賛する言語が隠されているような感じがします。 「味も値段もどちら『も』良い」という事じゃないでしょうか? あとの例も同じような感じで考えると納得できませんか?

noname#12270
質問者

お礼

参りました(笑)。大変納得の行く回答です。まさに目から鱗です。語学的にどうか分からないと言うことですが、極めて正解に近いのではないかと思います。どうもありがとうございました。

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その他の回答 (2)

  • NODOCA
  • ベストアンサー率24% (21/86)
回答No.3

これは、日本語特有の主語の省略ではないでしょうか?つまりBの例文では、「このお菓子はおいしい。このお菓子は値段も安い。」から、二つ目の文でも一つ目の文と主語が一致しているため、二つ目の文で主語が省略されてしまっているのだと思います。

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  • sunasearch
  • ベストアンサー率35% (632/1788)
回答No.2

お菓子を買う人にとっての「メリット」という観点において、「おいしい」と「安い」は並列の関係にあると思います。 並列に並ぶからには、何らかの共通点、すなわち「観点」にもとづいて並んでいるはずです。

noname#12270
質問者

お礼

ありがとうございます。「観点の共通」、即ちNo.1の方と仰っている事が共通しますね。

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