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規定標準溶液って?
0.1規定標準溶液100mlってどういういみですか?
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1規定(”1N”とも書きます)溶液というのは、1モル/リットルの溶液のことです。ですから0.1規定溶液というのは、0.1モル/リットルのことです。これを自分で調整(溶液を作ること)することもできますが、濃度を保証した市販の溶液を使うこともできます。標準溶液というのは、この市販の溶液のことを指します。 薬品メーカー(和光純薬や東京化成等)のHPを参照されるといいでしょう。
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- rei00
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「規定」については Zincer さんの回答がありますので,私は「標準溶液」について若干回答いたします。 「標準溶液」とは何らかの試験をする時に,試験の比較の基礎として用いる溶液の事です。比較の基礎として用いるのですから,その規定度(濃度)が精密に判っている必要があります。 「標準溶液」に関しては,何の試験に用いるかによってキチンとした決りがあります。そのため,自分で調製する事もできますが,市販品を購入して使用する事もあります(こちらの方が多いかも知れません)。
- Zincer
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vikkyiさんへ molの概念は理解しましたか? では解説に入ります。 反応において1molずつを反応させても反応が等量で無い場合が多くあります。 (例 水酸化ナトリウムと硫酸の中和反応) これらの反応を比較するときにはその分子の反応に対する能力を比較しないと混乱を招きますので、この能力を基準にしたものが規定(N)と言います。 中和反応で水素イオン(あるいは水酸化物イオン)を1mol出来る量を「1グラム当量」と呼び、この1グラム当量が溶液1リットルに溶解しているもの(1グラム当量/リットル)を1規定(1N)と定義されます。(酸化還元反応の場合は電子1molを出すあるいは受け取ることの出来る量を1グラム当量と呼びます。) こうすることによって反応の終点では NV=一定 (N:規定度 V:反応に要した体積) の式が適用できるわけです。 >0.1規定標準溶液100mlってどういういみですか? と言うことですが、この中には(0.1N×0.1リットル=)0.01グラム当量の物質が含まれていると言うことになります。 ps HIMADESUさんの回答は分子の能力(価数?)が、1の物質にのみ等しくなします。