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「文言」の読み方
私が“ぶんげん”と読んだら笑われました。 辞書には両方の読みかたが乗っていますが、 “ぶんげん”と“もんごん”一般的にはどちらが正しいのでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
以下、複数の辞書の内容のまとめです。あくまで辞書的な意味、用法です。 ・話し言葉と書き言葉という意味を持つのは「言文(げんぶん)」です。 なので「言文」一致(運動)です。 ・質問者さんの仰るとおり「もんごん」と「ぶんげん」は両方載ってて、ほぼ同じ意味になってるので、どちらでもかまわないのでしょう。 ただ、私は「もんごん」しか聞いたことがないです。 以下私見です。 両者の違いは漢音呉音のちがいです。 古くからの、身近な熟語には呉音が多く、漢文関連の言葉(漢文は漢音で読む)や明治期以降に出来た熟語は漢音が多いそうです。 前者のほうが生活に密着している言葉が多いので、もんごんの方が自然に感じるのかもしれません。 法学で「もんごん」と読むのは分限と紛らわしいからかな…と思いましたが根拠はありません。
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- chaff
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#2です。 「文言を"ブンゲン"なんて読むケースってあるのかな?」と、しばらく考えていたのですが.... 思い出しました。「文言一致体」ってのがありましたねー。尾崎紅葉の。これなら"ブンゲンいっちたい"と読むのが普通です。 質問者さんは、どういった文脈で「ぶんげん」と読まれたのでしょうか? ・『言葉の選び方・使い方』という意味で使われているならこれはモンゴンです。 ・『文語体/口語体』という意味ならブンゲンですね。 辞書には、この二通りの用例で出てませんでしたか?
お礼
回答ありがとうございました。 「もんごん」という単語を耳にしたことが今まで無いような気がしたのですが、きっと耳にはしていても脳が認識していなかったのでしょう。 WEBの辞書には詳しい用例まで載っておりませんでしたので大変参考になりました。
- Kyonsama
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法学部の俺はしょっちゅうもんごんと耳にする。
- chaff
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一般的には“もんごん”です。 たとえば、 「政府の国会や委員会において法令のモンゴンの解釈を巡って三時間にわたる論議が行われた」 なんて使われ方をします。
- sunasearch
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辞書に乗っている時点で、一般的にどちらも正しいです。「もんごん」と読まれることが多いとは思いますが、ひとつしか読み方を知らない人が笑っているだけなので、気にしなくていいです。
お礼
ありがとうございました。 漢音呉音の違いで、自然に感じたり不自然に感じたりする、という説には納得です。すぐに例は思いつきませんが・・・ 他の方々もご回答いただきありがとうございました。