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中国における女性の地位
宋から清までの間で、中国における女性の地位についてレポートを書かなくてはいけません。どなたか詳しい方いらっしゃいましたら教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
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10世紀頃から20世紀初期まで、中国では、女性の結婚の条件として何よりも足を重視していました。纏足(てんそく)をしていない女性は結婚しにくかったのです。纏足は発育期の幼女の足の指を裏側へ曲げ、布で固く巻いて足が大きくなるのを防ぎ、しかも、それをさらに小さく見せるという恐ろしい風習です。 『りょう斉志異』、『金瓶梅』、『肉布団』など、中国の風俗を描いた小説には、纏足が、見ても、嗅(か)いでも、触っても、足音を聞いても良し、精妙な性感と官能を開発したと記されており、あくまでも男性本位のものでした。布をほどき、足を洗い、香紛をかけ、匂いを嗅ぐなど纏足の48手がありました。 この奇妙な風習は、皇帝専制国家、官僚優越で保たれた中国上流社会の、歪んだ男女関係によってささえられてきました。さすがに18世紀以後、反対論が強まりましたが、閨房(けいぼう)の奥深く根ざしていたため、簡単にはやめさせることができませんでした。清朝が倒れて、宮廷政治が終わってもなお続き、ようやく下火になったのは、20世紀も30年も経った、中華民国20年以後になってからでした。
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- nemosan
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特に詳しいわけではありませんが。 以前、履物関係の博物館で「纏足(てんそく)」というものを見ました。 昔の中国の女性は足が小さいことが美しい、という考えから、子供の足を骨から加工する習慣があったそうです。 ネットで検索すると詳しいことが分るので、レポートの切り口の一つにどうですか?
お礼
ありがとうございます。 「纏足」。使えそうですね。 早速調べてみることにします。
お礼
かなり詳しいところまで解答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。