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数年間の落ちぶれと現代の中国の状況について
- 清以前の中国の歴史と文化が凄かったのに、なぜ数年の間、落ちぶれてしまったのか?現代の中国はどうなっているのか?
- 最近、確かにGDP2位でアメリカに次ぐ凄い国になった中国。しかし、数年の間に落ちぶれた理由と現代の状況について教えて欲しい。
- 中国の歴史と文化は以前から素晴らしかったが、なぜ数年間の間に衰退したのか?そして、現代の中国はどうなっているのかについて教えてほしい。
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清の時代の末期に欧米・日本に侵略され、中国の 混乱の時代が始まりました。 中国を漢民族が支配する国と想定した場合、元時代は モンゴル民族、清時代は満州民族に支配されています。 他民族に支配されるのは過去にもありましたが、欧米や 日本の支配により、中国が分割されてしまいました。 その後、中華民国、中華人民共和国と時代が移って 行きますが、いずれも激しい内戦の結果です。 おちぶれるのも当然かも知れません。 また、中華人民共和国は社会主義を採用したため、 旧ソ連同様に国の発展が遅れてしまいました。 その後、社会主義下で自由な経済を行うようになり、 現在のように発展しましたが、まだ中国全体では 発展途上国です。 先進国のような国民になるには時間が必要です。 日本も以前は、海外で不評を買っていました。 実際に中国のネットメディアは、日本、日本国民の 一挙手一投足に注目し、中国と比較して自らを戒めています。
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- 441moe
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間違いなく、共産党特に毛沢東です。 東南アジアや台湾の中国人は明らかに違います。 また清以前の中国が良かったかは疑問です。 日本では江戸末まで唐と呼び、転じて外国を表しています。 バンコクのチャイナタウンは世界一と言われますが、今でも唐人街と書きます。 しかし唐の時代ですら東アジアだけでしょう。 また世界的になったのは清の時代でしょう。 チャイナ、シンワ、マンダリン(満州の意味)と言われます。 苦力貿易と言う奴隷販売で世界中に中国人が拡散したのも清の時代です。 地理的に日本は中国の影響強いですが、 欧州ではモンゴルに攻撃され、 清を攻撃一部植民地化して関係出来たぐらいです。大きく貧乏垂れの多い国程度です。 世界的に見ればむしろ現在が一番影響力があると思います。
お礼
毛沢東が元凶なんですね・・・なるほど。 へぇ、世界的になったのは清ぐらいなのか・・・。 古代の世界のGDP、ネットで見たのですが、インドと同様に圧倒的な割合を占めてるみたいだったから、世界的に凄い国だと思っていました。 とすると、人口が関係しているのかな・・・。 そうか、清からなのか・・・。 回答ありがとうございます。
- eroero4649
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中国王朝って、「すっごい王朝(漢、唐、元、明)」と「しょっぼい王朝(隋、宋など)」と「乱れまくりの時代(春秋戦国、五胡十六国、五代十国など)」に別れます。中華民国はしょぼい王朝か乱れまくりのどちらかに入れていいと思います。 現在の中華人民共和国が「すっごい王朝」なのか「しょっぼい王朝」なのかは分かりません。彼の国は百年単位で評価しないといけませんのでね。ただ、すっごい王朝のときはだいたい初代皇帝がすっごいカリスマであると共にすっごい粛清をしまくっている人だったりもするものなのです。劉邦とか朱元璋とかね。毛沢東は「すっごいカリスマ」と「すっごい粛清」の双方の条件を満たしているのでもしかしたら中華人民共和国は「すっごい王朝」になるのかもしれません。 唐も元も明もその最盛期を迎えるのは建国から百年くらい経ってからなんですよ。ちなみに元はチンギスハンから数えた場合ですけどね。中華人民共和国は建国から約70年。私の「中国すっごい王朝は建国から百年後くらいに絶頂期の法則」に当てはめるなら、今ちょうどピークを目指しつつあるということになろうかなと思います。一帯一路運動なんてのはいかにも中国王朝ぽい政策ですよね。唐も元も明もシルクロードが賑わうことで大いに繁栄しましたからね。 シルクロードが賑わうことは、今何かと不安定なアフガニスタンや他のなんとかスタンの国々も繁栄することとなり、経済が安定するっていうのはつまり平和になるってことですから、一帯一路運動はネット右翼の皆さんは中国の覇権主義と気に食わないでしょうが、アジア・ユーラシアの平和という大きなスパンで考えるといいことなのかもしれませんね。 中国人のお行儀が悪いのは、30年前、40年前の日本人と同じですよ。その頃は日本人も欧米人から「エコノミックアニマル」って蔑まれていたのですから。アニマルですぜ、アニマル。ツアーで大挙してルイヴィトンに押しかけて、品物をよく見もしないで何十万円もするバッグを次から次へと買っていったんだから。それでチップを払わないとか、英語が喋れないとか評判も散々でした。バブルとなると海外の不動産も買い漁って、ニューヨークのロックフェラーセンターを三菱地所が2200億円で買ったときはそりゃあもうジャパンバッシングの嵐でしたよ。その後バブル崩壊で結局半値以下で手放してね。 バブル崩壊の後は、パソコン部品の生産などで台湾が台頭してきて、90年代後半は台湾から日本に来る観光客が増えてきたのですが、これがもう本当にマナーが悪くてね。大騒ぎするわ、食べ散らかすわ。当時飲食店に勤めていたのですが彼らが食べ終わった後は爆撃された跡みたいになるので本当にウンザリだったんです。そのくせ単価の安い客でね。バブル崩壊の不景気だったからそんな安い客でも喉から手が出るほど欲しかったのです。 でも今はずいぶんと台湾の観光客はお行儀が良くなりましたよ。中国人のグループでお行儀がいいなら台湾、お行儀が悪いと本土って感じですよね。台湾の人たちは昔みたいに食べ散らかすこともなくなりましたからね。 それで観光の歴史を紐解きますとね、面白いことが分かったのです。世界で初めて「パックツアー」というのを作ったのがイギリスのトーマスクックという会社なのですが、当時は産業革命の真っただ中で、労働者の所得が急速に増えていったんですね。いわゆる中産階級というのが誕生したのです。彼らは生活に余裕ができるようになったので、パックツアーでそれまで貴族しか楽しめなかった「旅行」というものができるようになったのです。ちょうど同じ頃に鉄道が発達して、ツアー客が大量に輸送もできるようになりました。 だけどこのトーマスクックのツアー客のマナーが最悪だった。慣れぬ旅というものでハイテンションすぎて行きの車中で酒盛り始めて車内で吐くとかそんなんばっかり。「トーマスクック」という言葉が「マナーの悪い客」という意味になるほどだったのです。 第二次大戦後はアメリカが世界で最も豊かな国になり、アメリカ人が旅行に行けるようになりました。ちょうどジェット旅客機なんかも出てそれ以前より大量に輸送できるようになった。しかしアメリカの田舎者が慣れぬ海外旅行というものをすると(以下略)。1950年代は「アメリカ人観光客」といったら札束でブイブイいわせる田舎者の象徴でした。70年代から80年代は日本人。ご存知B747ジャンボが登場して大量輸送の時代となります。21世紀からはLCCですね。格安で海外にも移動できるようになりました。 まあかように、歴史は回るものですよ。私の両親が昭和50年代にツアーでオーストラリアに行ったら、オーストラリアは南半球で季節が逆で服装が変わるので、同行した農協ツアーの御一行様方はオーストラリアの空港の到着ロビーで堂々と着替え始めたそうですよ。もちろん現地オージーの皆さまが目を丸くしていたのはいうまでもありません。お爺ちゃんお婆ちゃんが堂々とステテコ姿になるんだから。
お礼
色々と詳しく教えてくれてありがとうございます。 ためになります。 頷くばかりです。
- dragon-man
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歴史的に見て、外部との接触を断って閉じこもった国が発展したことがありません。文化や文明はグローバルな環境の中でしか発達出来ないものだからです。その好例が中世の支那やモンゴルであり、改革開放前の中国であり、インカ帝国や明治以前の日本です。明時代以前の支那(中国という国はなかった)は三国志などでも分かるように、たくさんの国が割拠するグローバルな環境でした。その環境で中国文化(正しくは支那文化)が栄え、その時代はヨーロッパなど及びもつかない世界一の文明国、経済大国だったのです。中世、グローバル化したヨーロッパが栄え始めたのと対照的に、統一された支那国家である明以降の支那は一種の鎖国状態になり、外部との接触がなくなりました。イギリスとのアヘン戦争まで眠っていたのです。そのためヨーロッパ帝国主義に食い荒らされました。国民党との内戦が終わって毛沢東が中華人民共和国(これを略したのが中国です)を作ると、再び鎖国状態になり、文化も経済も低迷しました。鄧小平が開放政策をとり、海外との経済交流が始まると、中国は次第に力を付け、巨大な人口とアメリカが甘やかしたせいもあり、今の巨大中国が誕生したのです。世界の最貧国からわずか30年で世界第二の経済大国(軍事大国)になった中国は、政治制度も社会規範も、文化のあり方もいびつです。金の力で支えているだけです。必然、国も国民も文明的な振る舞いは出来ません。この国は今も一党独裁の独裁国家です。憲法も法治も、西洋的な意味での教育も文化もありません。共産党一党独裁が続く限り、世界の異端児であり続けるでしょう。その中国と日本がどう付き合うかは日本の最大の課題です。
お礼
そういう事情があったのか・・・。 しかし、中国は複雑な問題が多いんですね。 でも、今は中国が世界で大きな存在感があって力があるしね。 金があるからこそなんだろうけど・・・ 確かに日本はこれから中国とどう付き合っていくかですよね。
- hekiyu
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清以前の中国の歴史と文化が凄かったのに、なぜ、数年の間、 落ちぶれてしまったのですか? ↑ 近代化、つまり農業国から工業国に、封建制から 民主制に転換出来なかったからです。 産業革命した英国は、国家が工業化して、世界最強 になりました。 西洋諸国はその英国に倣って近代化し、民主化しました。 だから、世界を侵略出来たのです。 工業化すれば国の生産力は飛躍的に伸びますし、 民主化すれば、国民の協力を得られます。 だから、工業化した民主制国家は強力なのです。 アジアで成功したのが日本です。 工業化したため生産力が大きくなりました。 民主化したため、日清日露戦争で国民が皆 団結して協力しました。 そして、現代の中国はああなのですか? ↑ 工業化の途上だからです。 まだ民主化していないからです。 中国全体に中国全員に対して言ってる訳ではありません。 世界情勢を見ると中国人が問題行動が多いようだから・・・。 最近はマシになりましたが、まだ多いようですしね。 ↑ 要するに民度が低いのです。 民度が低いから民主化出来ないのです。 前首相温家宝氏も、そう主張しています。 中国を、先進国並に民主化したら、アラブの春 状態になるでしょう。
お礼
なるほど。 回答ありがとうございます。
お礼
内戦と社会主義のせいなのか・・・。 でも、今は社会主義下の中で自由にって感じなんですか、なるほど・・・。