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半導体レーザとホログラムレーザの違い
はじめまして。半導体レーザとホログラムレーザの違いを教えて下さい。 両方ともCDやDVDのピックアップ(?)に使われているんですよね・・・。 ちなみにピックアップというのは、信号の読み取りの事を意味するのですか?
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正確に言えばホログラムレーザというものはありませんね。 CD,DVDなどで使われているのは、「半導体レーザ」です。 では、なぜホログラムという言葉が出てくるのかというと、「半導体レーザ」から出た光はそのままCDに当てるのではなくて、 「半導体レーザ」→「レンズ」→「ビームスプリッタ」→「レンズ」→CD,DVDなどの記録面 と光学素子(レンズ、ビームスプリッタ)を通ってから光が当たるわけです。 当たった光の反射光は、 CD,DVD→「レンズ」→「ビームスプリッタ」→「受光器」 とビームスプリッタまでは同一経路ですが、そこから別れて受光器に入ります。 そして、電気信号に直されるわけです。 ホログラムは特殊な光学素子で、この「レンズ」「ビームスプリッタ」の役割をします。 また、最近では、半導体レーザと受光器とこのホログラム光学素子を一体にしたモジュールとして作ることによりコストダウンを測っています。 そのため、わかりやすいというか、印象が良いというか、まあそんな理由でこのモジュールのことをまとめてホログラムレーザと称しているだけでしょうね。 昔CDが出たばかりの頃は、小さなレンズ、スプリッタなどを組み合わせて作っていた自体もありますが、組立コストなどが馬鹿にならないので、最近ではもうこのホログラムタイプが主流かと思います。 ピックアップはこの場合ある記録媒体から「信号を取り出すモジュール」を意味することになりますので、このモジュール全体という事ですね。
お礼
丁寧にご説明していただきありがとうございます。 なるほどっ!と思え、疑問も解消しました。 誠に有難うございます。