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司法試験って何が難しいの?。
司法試験って何が難しいの?。 よく難関の試験の代表として扱われますが、司法試験って何が難しいんですか?。 問題数ですか?。 倍率ですか?。 基本的には暗記力が試される試験ですよね。
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>基本的には暗記力が試される試験ですよね。 暗記力というより、基本的な知識は絶対条件です。 合格するための条件ではありません。 基本知識(条文解釈、解釈における学説、判例の理解・暗記)が無ければお話になりません。 試験は4段階に分かれています。 1次試験・・・一般教養と外国語 この試験は大学の一般教養課程を修了していれば免除されます。大学を卒業していれば、良いことになります。 2次試験・・・択一、論文、口述の3段階あります。 一般的に言われている司法試験は2次試験を指すと思います。 ○択一試験 憲法、民法、刑法の3教科、各20問、計60問です。 憲法、一般人が3分~5分かかる問題。 民法、一般人が3分~5分かかる問題。 刑法、一般人が5分~10分かかる問題。 を3時間30分で解きます。41~46点前後が合格点です。 この試験は、膨大・パズル的な問題を「読み」理解し回答します。 事務処理能力が問われます。 ○論文試験 憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法の6教科、各2通/2時間、計12通の論文を2日で書きます。 この試験は、当然にある知識を自分で構成し、相手に分かるように「書く」試験です。 日本語力(文書の構成力、表現力)が問われます。 ○口述試験 憲法、民事系、刑事系の口頭での問答です。 この試験は、学者、実務家(裁判官や弁護士)2名を前に、威圧感に堪えながら自分の考えを伝える、「聞く」「話す」試験です。 コミュニケーション能力が問われます。 以上のように、「読み」「書く」「聞く」「話す」を総合的に判断される試験です。 知識があっても(たとえ六法、判例を完全暗記していても)それを、正しく使え、相手に伝える能力が無ければ、合格しません。 知識だけで合格できるなら、10年以上も勉強をして受からないことは無いでしょう。 とのことらしいです。 それほど、難しい試験ではないのではないでしょうか? 総合的な能力が備わっていれば、合格します。 車の運転免許と同じで、持っていても損することはありません。 うまく行けば、年収ウン千万も可能です。 とっておかれては、いかがですか?
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- sewar
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No3の方に同じです。 ただ、一般的には基本知識を習得するだけでもかなりの時間が必要であると思います。 うわべを理解し記憶するのではなく、法の制度趣旨、要件、効果等を覚え、適切な事例で使いこなす、まで出来て初めて「理解」と呼びます。 1科目につき何冊にも及ぶ参考書などを最後まで「理解」したと思い、もう一度頭から見るとすっからかんに忘れていて呆然、、、。となることも。 勉強を続けていくうちに精神的に病む人も多いとききます。内容的な難しさに加えて、根気、体力を必要とされているところが、一般的に「難しい」とされている理由ではないでしょうか。
- tonarinotororo
- ベストアンサー率31% (16/51)
若い頃に、目指そうとして、「入り口」だけ覗いた者です。 六法全書については、必ずしも暗記する必要はありません。 なぜなら、試験に持ちこみが許可されているからです。 もっとも合格するような人は勉強するに従って、自然に条文が頭に入っていますが。 なぜ難しいかというと、条文そのものを問われるのではなくて、法解釈を問われます。 ですから、法律専門書、判例をしっかり理解暗記する必要があります。 口述試験では、出来る人は学説が湯水のごとく言葉で述べることができます。 問題のレベルが高いのに加え、範囲も膨大です。 また競争率も高いので、必然的に難易度の高い試験になります。
- takeruane
- ベストアンサー率50% (1/2)
私は、弁護士ではありませんが、弁護士の友人がいますので、参考になれば、と思います。 まず、六法全書という分厚い辞書をほぼ暗記しなくてはなりません。 それから、それに基づいて判例も暗記及び理解しなくてはなりません。 膨大な量の暗記になります。 理解も大変難しい内容です。 それは、頭脳的な優秀さと情熱がなければとても達成できるものではありません。 弁護士さんの出身大学などを見ても分かるかと思います。