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『Hong Kong』などの、『-ng』の使い方について
『ン』と発音させるのに、『Hong Kong』のように『-ng』をつけている英単語を見かけます。私の知り合いに名前が新一という方が居て、アメリカで生活していた頃に『Shinichi』だと『シニチ』と発音されてしまう為、『Shingichi』と書いていたそうです。これらのような『-ng』を使う用法に、法則があればお聞きしたいと思います。宜しくお願い致します。
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こんにちわ(/は)。 >『Hong Kong』のように『-ng』をつけている英単語を見かけます。 *中国語またはその類の文字・言語・語彙の「ABC文字綴り」を見ると一目瞭然ですよ。 中国の標準語・方言ともに、このABC文字綴りが必ずあります。「漢語ピンイン」と呼称します。日本語の「振り仮名」「ルビ」に相当。全ての文字にピンインと、発音発声記号の数字が付加されています。この数字は標準語(北京語)では、1から4まであります(詳細省略、あしからず)。 外国人に馴染みのある中国関係の語彙といったら、地名・人名・商品名などがすぐに思いつきます。例えば「香港」です。 香港:標準語ピンイン:xiang1 gang3:シャン ガン。 香港:広東語ピンイン:hoeng1 gong2:ヒョン ゴン。 『Hong Kong』は上記の広東語音をから考案されたものです。異国人にとって広東語の難解な「hoeng gong」を、発音発声することは不可能に近いです。とりあえず耳に聴こえた音を『Hong Kong』と綴ったことは想像に難くないです。 「香港地区」は広東語使用圏です。香港の地名が世界に広まった経緯は、英国の香港統治の影響があったことは疑いの余地は有りません。昔の中国情報の出口は殆どが香港発信です。その影響があまりにも大きかったので、現在でも世界に定着しています。 蛇足で「北京」は以前、英語で『Pe King』などと書かれていました。これは広東語で「bak7 ging1」:「バ ジン」が元になっています。戦後、中国が封建社会から開放されると、首都である北京発の情報も増えました。首都くらいは標準語発音に書き換えましょうということで標準語ピンインの「bei3 jing1」:「ベイ ジン」から『Bei Jing』と表記するようになりました。40~50年以前の世界地図をご覧になってください。『Pe King』『Pa King』『Pak King』などとあるはずです。 「台湾/タイワン」は、英語ではなぜ『Tai Wan』なのでしょうか。これは標準語ピンインが「tai2 wan1」だからです。台湾は中国語(漢語・国語)が一応、公用語とされているからです。 以上のように、英語の中の外国名の綴りに遭遇したときは、原音がどうなっているかが参考になると思います。 ------ 『Shinichi』さんは、英語圏の人が発音すると、『シニチ』ですね。原音とおり「シンイチ」と発音してもらいたかったら「Shingichi」「Shin-ichi」しか方法がないようです(^^♪。
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- fukufuku555
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1日本人は気づいていないが、日本語の ”ん”は 3種類の発音(n,ng, m)があると外国人は言う 案内 の ”ん” は n (鼻息止め) 案外 の ”ん” は ng (鼻に掛かったn) アンパン の ”ん” は m (口を閉じたまま) つまり、発音の使い分けができるのに、文字の使い分けをしていないともいえる 2日本語は 外国語の n, ng, m の発音で終わる単語を を ”んn”で終わらせる事が多い 例 韓国語の 金 kim が 日本語では kin 数字の 3 韓 sam → 日 san 3北京語と日本語(音読み)の法則 中国語で nで終わる発音は 日本語も N ”ん” ng で終わる発音は 日本語で 長母音の U ”う” 漢 中発音→日発音 n -n 春 chun→syun 音 yin→on 根 gen→kon ng -u 王 wang→ou 江jiang→kou 送 song→sou 灯 deng→tou 氷bing→hyou 棒 bang→bou 香港は 広東発音でhong kong 日本語音読みだと kou kou かな
- ohboy729
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[n](無声音)では音が続きやすく、[ng](有声音)では一度音が切れる感じがしますね。参考までに・・・ [n] sing(スイン:歌う) singer(スイングアー:歌手) tongue(タン:舌 ) hang(ハン:吊す ) swing(スウイン:振る )・・動詞が多いような感じです。 [ng]finger(フィンガー:指 ) long(ロング:長い ) anger(アンガー:怒り) hunger(ハンガー:飢え) Shingichi というようにgを挟んだのは音を切るための方法でしょう。Shin - ichi でも良かったんでしょうが、ichがitch(痒くなる)と同じ音なので Shingichi の方がいいと思ったのでしょう。でも毎日アルファベットばかり読む生活の中 Shinichiという字ががでてきたらぼくも新一と読む自信はありませんね。
>『ン』と発音させるのに、『Hong Kong』のように『-ng』をつけている英単語を見かけます 外国語(外来語)を考えるときは発想が逆です。 Hong Kongを日本語ではどう発音するか、ngを どう発音するか、何故「ん」と書くのか・・・と考えるべきです。 日本語にない音は日本語式に表記(発音)するしかないので、Cupがkappu或いはkoppuとなります。 古代に中国(当時は呉や漢)から学んだ単語は今日の英語の日本語表記と同じように一定の法則のもとで日本語 化されています。中国語にはあるが日本語にない t,pなど子音で終わる単語には-uなどの母音が付け足されました。現代の人は読めなくなった「てふてふ(蝶々)」などはその名残だといわれます。音そのものも千年の間に変わっているので、よけい分からなくなっています。
- esistdas
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法則といいますか、[n]と[ng]を厳密に区別する言語が存在する、といったほうがいいかもしれませんね。例えば韓国語や中国語、台湾語などもこれに含まれます。だから、 > 『ン』と発音させるのに、『Hong Kong』のように『-ng』をつけている英単語 というご理解はやや誤りで、原語がngを用いているために、英語でもこれを反映しているにすぎません。 逆に言えば、日本語ではこれらを区別しないわけですね。音節末の[n][ng][m]いずれも「ん」です。
補足
みなさん、さまざまな知識をありがとうございます。もとが中国語なので、このようなつづりになったのですね。すると、英語圏の方が『-ng』のつづりを見ると、中国っぽいなあと感じられるのでしょうか。 もと中国語で『-ng』とつくものは、前後の法則はなく、それがそのような読みだからそう発音するんですね。では、英語の『ging・ham(ギンガム)』についてなのですが、ここで『-ng』が使われているのは、直後の音が『a』という母音だからでしょうか? 『shing・ichi(新一)』も直後が『i』なので、もしかすると、と思いました。また、『ang・gai(案外)』もそうですが、検索をかけてみると直後が『g(a)』だとそういうつづりになるように感じました(『Ging Gang Gooli Gooli』という曲名がありました)。そのような法則は特にないのでしょうか。