- ベストアンサー
語用論的分析方法について教えてください
障害児を対象にどのような発話の特徴があるのか談話分析を行い、語用論的に分析したいと思います。どのような分析を行えばいいのでしょうか。教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
僕なりにイメージは湧いたと思います(^-^) 言語行為論の場合、発話行為・発語内行為・発語媒介行為など、いくつかのカテゴリーがあります。今手元にサールやオースティンの著作を置いていないので、うろ覚えですみません。でも、多分、ネット上でその手のことは調べられます。 さて、ふと思ったのは、ロシアのヴィゴツキーの問題関心に似ているのではないかな、ということです。ヴィゴツキーは割と玄人好みの学者なので、ご存知ない方も多いですが、いわゆる「合理的エージェント」(=理性的で合理的な判断や言動ができる行為者)ではない発展途上の「子供」や「精神薄弱者」などの分析もしていたと思います。(これも大学院時代に後輩とサラサラっと読んだだけなので、信憑性薄いですが。)一度ヴィゴツキーが関心と重なるかどうか、確かめていただけますか?
その他の回答 (1)
- toyasan
- ベストアンサー率39% (9/23)
語用論ということで、実は何を意味するかって意見の分かれるところだと思います。例えば、オースティンやサールのような言語行為論を念頭においてのことでしょうか? 一般的に思いつくのは、録画なり録音なりして、事例を集め、それをどのような言語行為なのかをカテゴライズする、というものですよね。 カテゴライズした事例の分布をまとめて、どのような傾向がうかがえるかを分析する、というものでしょうか? ただ、正直言って、どのようなことをbaburaさんがしようとしているのか不明瞭なので、具体的なことが浮かびません。「どのような分析を・・・」と書いている時点で、他の人からは「何がしたいんだろう?」と疑問が湧きます。何を目的に、何をしたいのか、補足をいただけませんか?それで回答も増えると思いますよ(^-^)
お礼
すぐ返事いただいてありがとうございます。私自身も語用論の研究が初めてでよくわからないのが実情のため大変分かりにくくて申し訳ありませんでした。toyasanが書いてくださった言語行為が今のところ一番やりたいものに近いと思います。ただ、一つにはくくれなくて、含意や推意もやりたいというのが本音です。つまり文脈をうまく理解できない子どもにはどこにその原因があり、それをどのように支援してあげればいいのかその手がかりとしていきたいのが目的です。そのために、話し手の言外の意図をどう受け止めているのかを分析できればと思っています。そういう意味でたぶん言語行為と含意、推意がこの分野になると思うのですがこれで伝わりますでしょうか?もし伝わらなければ遠慮なくおっしゃってください。何回かやりとりをする中で少しずつ伝わるのではないかと思います。もう一つ教えていただきたいのですが、言語行為のカテゴライズとはどのようなものを使って分類するのでしょうか?
お礼
アドバイスありがとうございました。ヴィゴツキーのことについてもう一度よく調べてみます。