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英語の語用論についての違いと等価性について
- 英語の語用論において、「This is a pen.」と「I say this is a pen.」は異なる文が発話されていると言われています。
- 「It was written by Ann and myself.」と「I tell you that it was written by Ann and myself.」は語用論的に等価である場合があります。
- 「等価であり得る」とは、意味論的には差がないが、文の使われ方や文脈によって微妙なニュアンスの違いがあることを指します。等価である場合と等価でない場合の違いは、文の意味の伝え方や強調の有無にあります。
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> (1) This is a pen. > (2) I say this is a pen. (1) の文では this is a pen という事実が述べられています。それが事実であることを誰が判断しているのかということは明らかにしていません。 それに対して (2) の文では、判断する主体が 「私」 であることが明確に示されています。 (1) はある事実を述べただけで、私はそう判断し、あなたもそう判断するだろうし、彼も彼女も我々もあなた方も彼らも同じように判断するだろうことが当然のこととして期待されています。 それに対して (2) は、判断している主体は 「私」 なので、「私」 以外の者の判断は除外されています。 「発話の相違」 があるというのは、「発話」 する主体の相違、ということを述べたのではないでしょうか。 > (30) It was written by Ann and myself. > (31) I tell you that it was written by Ann and myself. こちらは 「発話の主体」 を問題にしているのではなくて、文の 「意味」 するところを問題にして示した例文であるように思われます。 こういうぶうに並べられると、なるほど (30) は (31) の I tell you が省略されたものだと見ることも出来るなと思います。 この場合の発話の主体はどちらも 「私」 であることは、by myself という表現が入っていることから分かります。 ですから、表している意味がどちらも同じであるといえます。そのことを 「等価である」 と表現しているのではないでしょうか。
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- sknuuu
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これテストかなんかですか?笑 本にはそれなりの説明書いてるはずですが 前後の文を提示してもらえると助かります 私は語用論は学んだことがないので推測になってしまいますが This is a pen. というのとI say this is a pen.の違いですが、前者の発言だとたぶん、a penを前にして"事実"を語ることになるわけですが、後者の方は"This is a pen."「と言う」ということで、事実とは別のことであってもいいわけです つまり、"this is a pen"というのは正しい文ではありますが、真偽については"偽"でもいいといいますか 事実と同じことを言ったとしても、I say + "this is a pen"というのは本質的に宙に浮いた存在というか、事実と直結しない「~ということ」という単なる"正しい文"としての存在というか、否定しようのない文というか、事実と照らし合わせる必要のない文というか、いくらでもこさえることのできる文というか It was written by Ann and myself. と I tell you that it was written by Ann and myself. は 前者は発言者がその事実を誰かに伝えている文であり、後者もまた"I tell you"があるにせよ、"it was written by Ann and myself"ということを「伝えている」わけであり、結果して各々文の価値としては"等価"なのだと言っているような気がします たとえ"it was written by Ann and myself"が嘘であったとしても、伝えている内容は同じというか この点については"I say"というのとでは意味的に異なると思います 語用論は意味論ともつながるところがあって、実際の発言と異なる意味が伝わる(理解される)・伝わらない(理解されない)の世界の研究だと思いました 例えば、"How are you today?"とあいさつして、"Fine."との回答があった時、答えた人は本当にfineなんでしょうかね しつこく"Really?"と聞き直して、"I said 'fine'! That's what I mean! So, I'm fine!"なんて怒り出したら、なんか事情があるんだなと誰でも思いますね 聞き直さなくても、親しい人なら、"Talk to you later."ってそのままにしてあげたりします かなり勝手な推測で書きましたが、語用論は表に現れた文と、その裏側にある意味のつながりなどを見る研究だったと思います だから、表面と裏側が同じ場合に「等価」という言うのではなかったかな、という推測です ま、たぶん本には書いてるはずなので、間違ってたら0点にしてください
お礼
誠に有難う御座いました。
お礼
御丁寧な御回答を誠に有難う御座いました。