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日本でカーデザインを学ぶのによい大学とは!?
カーデザインを独学でまなんでいるものですが、来年大学にはいろうと思っています。 そこでどこの大学がいいのか情報が欲しいと思っております。 私なりに調べたところ、千葉大デザイン学科、京都工芸繊維大造形工学科、 九州大、などなのですが、ほかにもこんなところがあるよなど、いろいろな情報がありましたら どうか書き込んでくださいますようお願い致します。 本気で考えていますのでどうかよろしくお願い致します。
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カーデザインを独学で学んでいるとのことですが、それはどんなことを差して学んでいるとおっしゃっているのでしょう。想像するしかありませんが、例えば、カーレンダリングを描いてみたり、様々な車のスタイリングの研究をしているのでしょうか? いずれにしても、例えて言えば、カーデザインとは我々の持つ文化、工業技術等、社会の持つ総合力の一つの果実です。貴方にお伝えしたいことは、その果実のスケッチを仮に今、貴方が1000枚描いたところで、それが貴方が望む将来のカーデザイナーへの意味ある道程になるのか疑問です。 その果実を実らせた大きな幹と大地に広がる根に思いをつなぎ、その拡がりのなかで学ぶことが必要なことなのです。カーデザインを独学で学ぶことはそれはそれでよいことですが、カーデザインの前に「デザイン」を学んでください。それぞれのデザイン系美大系の大学の卒業生の進路が学校案内には載っていると思います。 そこに日本の代表的な自動車メーカーの名前が載っていることと思います。そこの大学の先輩がそこに就職しているのですから、その道はあると考えていいと思います。ただ、大学内での成績がよくないと、その希望する就職先への研修なり進路を大学が許さないというおかしな現実もありますので、カーデザイン以前にデザインをしっかりと学び良い成績をとる必要があります。 また、メーカー側から若い人を見た場合、カーデザインについて熱意があったとしても、カーデザインしか見れない視野の狭さは歓迎できないことと考えています。大学にカーデザインのコースがあるかないか等関係ありません。カーデザイナーになりたいから、カーデザインを勉強する。おかしく感じられるかもしれませんが、近道に見えて全然近道ではありません。 貴方の目指しているカーデザイナーのイメージが日本の自動車メーカーのインハウスのデザイナーではないかもしれませんね。イタリアやドイツであったり海外のメーカーかもしれませんね。その場合であっても、同じことだと思います。今日から将来の優れたカーデザイナーを目指して広く「デザイン」に情熱を持ってください。 もしも、貴方が既にデザインを学ぶ大学にいるのでしたら、その大学から先輩が自動車メーカーに進んでいるのかを調べられたらよいと思います。まったくいないのでしたら、他大学への再入学の意味があるかもしれませんが、毎年、何人かが、その道に進んでいるようでしたら、その大学で学ばれたらよいと思います。カーデザインにしぼって学ぶことを急ぐ必要は無いと思いますがいかがでしょうか。 今、お幾つなのか解りませんが、何年後、十何年後かに、今はまだ見えない次の時代のカーデザインの姿を貴方が切り開くことを願っています。
お礼
大変参考になるアドヴァイスまことに有難うございます。 ただ、今は目の前にある課題をがむしゃらにこなしていくというよりも、2年後の実習を見据えた スパンでの計画を立て、デザイナーとしての人間的価値の向上にもはからって、2005年を送って いきたいと思っております。 有難うございました
補足
大変参考になるアドヴァイスまことに有難うございます。 19歳の私は実は1年生として大学には通っております。それもデザインの大学で、プロダクトデザインを専攻しております。 あなた様のおっしゃるとおり、車だけしか知らないデザイナーは魅力にかけると私も考えており、大学のデザイン実習で培うこともまた自身の糧となり、学生生活での経験もまたデザインのソースとなるべきであると考えており、今のうちから車、車と固執するつもりはありません。 幅広いデザインを学ぶことから新たなイメージがわき、それが結果として車のデザインへと繋がっていく、あくまでカーデザインは目標であり、今の段階では様々なデザイン(プロダクト・インテリア・CG・WEBなど)や工学、経済などに興味を持つようにしております。 ただ、車のスケッチだけはプロレベルにしておく必要があると考え、独学で海外の書籍などを参考にしながら日々奮闘しているというわけであります。 しかし、まだまだ車としてのうわっつらの部分でしか捉えることが出来ておらず、立体造形の本質的な部分へのアプローチに乏しいと私自身感じております。 私なりに考えた結果、車のスケッチを描く前の段階へ戻り、基礎的な部分の向上を一つの課題として 進めていこうと考えております。 それは、デッサンからはじまり立体の形のとり方などをもう一度考え直してから、 立方体をあらゆる角度からみたスケッチを描けるようにテクニックの向上を図ろうと考えております。 大学の教授からも「車でいきていこうとおもうのなら大学の課題は車のスケッチをしながら片手までおわらすぐらいの気持ちでいかなければいけない」といわれました。 たしかにデザイナーになる人材というのはほんの一握りの人かもしれません。 ただ一握りに入れる可能性は残されていると思っております。 世界の私と同じようなカーデザイナーを目指している学生の作品(ポートフォリオ)をみていると そのレベルの高さに圧倒されてしまいそうになります。 エイリアスやシェードなどを駆使した美しい3次元のモデルやあらゆる角度から描かれたスケッチを 目の当たりにすると、本当に3年生の春の実習までにこのレベルまで自分を持っていけるのかどうか不安になったりもします。 ただ、今は目の前にある課題をがむしゃらにこなしていくというよりも、2年後の実習を見据えた スパンでの計画を立て、デザイナーとしての人間的価値の向上にもはからって、2005年を送って いきたいと思っております。 有難うございました。