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学術系のデザインを学べる大学について

関西に住む高校3年生です。 細かくは決まっていないのですが、ゆくゆくはポスターやプロダクト、本のデザインなどの出来る仕事につきたいと思っています。そこでデザイン系の大学に行きたいのですが、美大系に行くか、学術系の大学に行くかで悩んでいます。美大のほうが将来的には実践的な実力が付いて良いとは思うのですが、今まで学校の勉強を主にしてきたこともあり、いきなりデッサンなど実技に絞って受験するのは不安です。 そこで質問です。 1・美大と学術系の大学との違いは何か。 2・学術系の大学でも、プロとして働くだけの力を付けられるか(もしくは職の道があるか) 3・美大・学術系問わず、大学は関東にほうが活気などがあり有利か。 学術系の大学を具体的に言いますと、 ・京都工芸繊維大学造形工学科(特に考えています) ・筑波大学芸術学群 などです。その他千葉大工や九大など色々あるようですが、全体的にいまいち何をやっているのかよくわかりませんでした。 以上です。 どんなご意見でもかまいませんので、多く聞かせいただければ嬉しく思います。

みんなの回答

  • munari
  • ベストアンサー率50% (2/4)
回答No.5

 #3です。 少しNo.4さんの書き込みが気になったので補足を。 学術系?と美大の違いですが単に理論と実技の比重の違いという単純なことではないと考えています。学術系の学校でもその程度の実技を行なっているのは重々承知しております。スケッチ、立体造形をしなければイメージの訓練ができないということも同意します。しかし、大学に入る前の予備校時代から発想力、造形力を常に鍛練してきた人達と大学から理論のに比重を置きつつ学ぶ人達では格差が想像以上に存在しています。美大の学生も当然、大学に入ってからは専門の講師に理論を学び自分達で考え造形をします。裏付け無き造形などありえません。理論武装などは学術系の人には適わないとは思いますが、デザイナーに必要な資質は理論より表現力、発想力ではないでしょうか? >「美術系の学校出身者のデザインは、我が強く独りよがりになりやすい」 これは確かにその通りです。自分の造形に自信を持っているため、時に自分の造形に酔いしれてそのような状態に陥ることも多々あります。しかし、プロダクト云々の話には同意しかねます。製品としての位置付け、方向性、ターゲットユーザーに向けた造形をしなくてはならないのはわかりますが、それを理論中心で作るというのは違います。ある程度の理論は必要です。No.4さんの書き込みを見ると美大が理論を全く持っていないで感覚のみでデザインしている印象を受けますがそんなことは全くありません。今、一線で活躍されている深沢直人さんなどを見ていただければわかると思いますが、理論は土台であってその上に発想力、造形力というもので形作るものがデザインではないでしょうか?事実、ソニーのプロダクトデザインチームのほとんどが美大出身者です。理論だけあっても新しいものは生み出せません。発想力、造形力、それに理論が重なってやっと生み出せるものではないでしょうか。全てをバランスよく学ぶには私個人の意見ですが、美大が一番だと思います。実際に今の日本において一線で活躍されているデザイナーの大多数の方が美大もしくは専門出身です。nahco3さんがデザイナーになりたいのでしたら私は自信を持って美大をオススメします。 このHPでも色々なアドバイスをもらえるとおもうので参考までに http://www.yamaji.com/guide/

参考URL:
http://www.yamaji.com/guide/
  • char2nd
  • ベストアンサー率34% (2685/7757)
回答No.4

 #1です。  下の方に反論というわけではないのですが、学術系(この言い方もどうかと思いますが)の大学でも実技は行います。もちろん選択したコースや研究室にも依りますが、スケッチや立体造形を実際にやらなければイメージの訓練はできません。  要は、理論と実技のどちらに比重が重いか、ということでしかないと思います。デザインというのは単に美しい形を生み出せばよいと云うものではなく、その形に論理的な裏付けが必要です。裏付け無き造形はデザインではなく芸術作品となってしまいます。  以前あるメーカーの方から伺った話ですが、「美術系の学校出身者のデザインは、我が強く独りよがりになりやすい」とのことでした。印刷物を主体とするグラフィック系デザインの場合はそれでもいいかも知れませんが、工業製品を扱うプロダクトデザインの場合はそれでは困ります。製品としての位置づけや方向性、ターゲットユーザーというものがありますから、そのデザインを広く認識してもらわなけらばならないため、ある程度の理論武装がないと説得力を持たせることができません。  いかに優れた表現力を持っていてもその形に至った経緯や理由を明確に説明できなければ単なる「絵」に名ってっしまうし、逆に理論だけが先走ってもそれを具体的な形にする能力に乏しければ端っから見向きもされません。  デザインという仕事は、理論と表現力の両方をバランスよく身につける必要があります。それさえしっかりと肝に銘じておけば、あとは自分自身の身の持ちようではないでしょうか?

  • munari
  • ベストアンサー率50% (2/4)
回答No.3

私は東京芸大出身でグラフィックデザインの仕事をしているものです。参考になれば。 1・他の方のおっしゃる通り美大は実技を勉強します。具体的にはデッサンをしたりポスターを制作したり本のデザイン、広告制作についてなどについて学びます。学術系?はデザインをその名の通り学問として理論的に学ぶ所です。実際にデザインを制作するための勉強はほとんどできません。 2・私は他の方とは意見が違います。実際の制作現場で感じたことですが、一般大や専門学校出身の人と美大出身の人には大きな違いがあります。それはモノを作る力『表現力』の差です。この業界は学歴なんて関係ないのは紛れもない事実です。そのかわり作品が重要で学術系の大学を出た人が美大卒の人に作品で勝たなければなりません。美大の人は美術予備校、大学と何年も作品を作り表現力を磨いています。その人達に勝つのは並大抵のことではありません。パソコン等を使って頼まれたものをデザインするのは誰でも出来ます。しかし、ゼロから新しいデザインを生み出すにはやはり表現力というものが不可欠です。 実際の就職試験では作品によって決まる場合がほとんどなので授業でプロのデザイナーに教わりながら作品を作り続けている美大生に、プライベートに自分で作った作品しかない学術系の人が勝つのは想像以上に難しいでしょう。 3・大学は関東に行くのが一番です。デザインを学びたいのならなおのこと。最先端のデザインに触れることができるのはかなり刺激になります。展覧会も数多く催されています。できることなら関東にしたほうがいいです。 美大を目指すことに不安を覚える気持ちはとてもよくわかります。私もそうでした。。でも美大にいる人のほとんどは高校まで勉強しかしてこなかった人です。美大に入るには学科がとても重要です。今までやってきたことは全然無駄になりませんよ。デザイナーになりたいのでしたら絶対に美大に行くべきです。今からでも遅くはないのですぐに美術予備校に通ってはいかがでしょうか?

  • minne914
  • ベストアンサー率57% (4/7)
回答No.2

私は今大学でグラフィックデザインを勉強しています。 学校の勉強を主にされていたそうですが、私も普通科進学校に通っていて勉強メインでした。私は高2からデッサンを勉強しましたが高3からデッサンを始めて現役で有名私立美大などへ受かる人もいます。そこは努力次第だと思います。1年でかなり力がつけられます。また美大でなくてもデザイン系の学部がある学校もありますし、学力を評価してくれる学校もあります。高校で美術系を専門に学んでいたという生徒は意外と少なかったりしますよ。それとポスターとプロダクトは学科やコースが異なってくるのでそこも考えておく必要があると思います。 1.私は学術系ではないので学術のほうは分からないんですが美術系は主に実習がメインです。ポスターなどグラフィックを学ぶのであれば美大のほうが実際に作品をたくさん作っていけるのではないかと思います。 2.学術系でも大丈夫だと思います。char2ndさんと同意見です。ただデザイナーとして就職する場合はどれだけ作品を作ってきたかが重要だと思います。(就活のときにはポートフォリオがあったり実技試験があったりするので。) 3.結局は行きたい学校へ行くのが1番ですが関東は刺激が多いのでデザインを学ぶ上ではとてもいい場だと思います。もちろん関東にいなくてもそのような情報は自分から動けば得られます。ただ関東に比べると入ってくる情報量はかなり少ないです。(私が実際関東圏の学校ではないので。) もし学力を生かしていきたいのなら京都工芸繊維大学や筑波大学芸術学群はいいんではないでしょうか。京都工芸繊維大学は分かりませんが筑波大学芸術学群はセンター試験に足切りを設けていますし、勉強の方が得意であるなら有利だと思います。 私も大学を決めるのに悩んだので、何かアドバイスできればと思います。

  • char2nd
  • ベストアンサー率34% (2685/7757)
回答No.1

 まず、あなたの志望する分野ですが、ポスターなどといわれていると云うことはグラフィック系と考えてよろしいでしょうか?  これは聞いた話ですが、美術系の大学は入試試験で実技(スケッチなど)があるそうです(学科によって違うかも知れませんが)。この点は留意しておく必要があるかと思います。 >1・美大と学術系の大学との違いは何か。  美術系の大学のことはよく分かりませんが、おそらくスケッチやモデル制作などの造形の実技の方が中心になるかと思います。  もちろん、学術系でもそれらの実習は行いますが、どちらかというと理論的な部分、つまりマーケッティングとか色彩工学、材料工学などが多いかと思います。  また、図面の作成に関する実習というか指導はかなり厳しいものがあります。実際、企業にはいると、工業学部の出身者は図面の描き方がしっかりしている、という評価があります。最近はCADでの作図が増えてきている、という話ですが・・・ >2・学術系の大学でも、プロとして働くだけの力を付けられるか(もしくは職の道があるか)  十分あるかと思います。もちろん本人の努力が一番大事です。 >3・美大・学術系問わず、大学は関東にほうが活気などがあり有利か。  そんなことはないでしょう。どちらかというと、デザイン系の学科は全国に散らばっています(東北にも2校あります)。確かに、大きな展覧会などのイベントは東京近郊が多いですが、それほどの違いはないと思います。  関西と云うことであれば、京都工芸繊維大学が最有力でしょうが、もう少しいろいろ見てみてもいいかと思います。 

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