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石けんについて

今、化学で石けんの実験をしています そこでいくつか分からない事が出てきました↓ 作り立てと数日置いた時でpHが変わる理由, グリセリンの何がとろみの原因になるのか C12など短い脂肪酸を主成分とする油脂の例 C20など長い脂肪酸の油脂の例 炭素数の小さいものはどうして洗浄力が弱いか 他のアルカリでも石鹸は出来るのか 本来なら自分で調べるべき事なのですが、時間がありません! 私事で本当に申し訳ないのですが、 どなたか、どれか分かる事で全然構わないので出来るだけ詳しく教えてください!! お願いします!!m(__)m

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  • kumanoyu
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回答No.2

石鹸は疎水性(親油性)の部分と親水性の部分の両方を持っています。この油水バランスによって石鹸の性質が決まります。  このバランスの変化により、発泡性を示したり、逆に消泡性を示したりします。仕事で消泡剤を使っているので調べたことがありますが、このあたりは経験則の世界で、理論は確立していないようです。 「炭素数が少ないものは洗浄力が弱い」理由ですが、炭素数が少ないということは、疎水性の部分が小さいということですね。石鹸の洗浄力はミセルを作ることで、水中に油分を分散させることで発揮されます。ミセルは石鹸の分子で包み込まれた水中の油滴です。(逆の形のミセルもありますが) 疎水基の小さい界面活性剤では、安定なミセルが形成されにくくなり、そのため洗浄力が弱いと考えていいんじゃないでしょうか。

reunion7
質問者

お礼

kumanoyuさん、とても分かりやすい説明ありがとうございます! 炭素数が少ない=疎水性の部分が小さい=安定なミセルが生成されにくい。 読んでて、『あぁ~そーなんかー!!』連発でした。 ホントに助かります!! 非常に説得力のあるご回答ありがとうございました

その他の回答 (2)

  • ss79
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回答No.3

一般に炭素鎖長が長くなると融点が高く水中溶解度が減少します。 不飽和脂肪酸では融点が低くなり溶解度も大きくなります。  界面活性にはミセルの数や強さが重要な要素ですから溶解度、融点も重要な要素なのです。 C12のアルカリ石鹸は溶解度もよく十分な界面活性を発揮できる最低ラインでそれ以下の鎖長ではミセルの強度が不足して急速に界面活性を失います。 C20などでは溶解度が低く十分なミセル濃度が得られないのでです。 従って通常混合脂肪酸である油脂の配合を工夫して適当な溶解度とミセル強度が得られるようにします。

reunion7
質問者

お礼

本当に勉強不足な私にとってためになる回答、 どうも、ありがとうございました!!

  • chari2005
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回答No.1

>作り立てと数日置いた時でpHが変わる理由 最初にアルカリ(苛性ソーダと水)を油と反応させて20分くらい攪拌します。そのときにはまだ全部反応仕切っていません。型に入れた後もずっとちょっとずつ「鹸化」が続いています。そのためにだんだんphが変化します。 >グリセリンの何がとろみの原因になるのか グリセリンそのものが「とろみ」ではないでしょうか? >C12など短い脂肪酸を主成分とする油脂の例 そこまでこまかく勉強しているソーパーはあまり…(*゜.゜)ゞ でも、本を見たところでは  ”ヤシ油とパーム油を使った石けんの場合、C6、C8、C10、C12、C14、C16、C18、C20等の脂肪酸で構成されています”ということで混在しているようです。単品?の油脂っていうと工業用の合成油のようなものになるのではないでしょうか…(? 想像) >他のアルカリでも石鹸は出来るのか 苛性ソーダ 苛性カリ オルト珪酸 を使いますね。

reunion7
質問者

お礼

すばやいご解答ありがとうございます!m(__)m >PHについて 私は空気中の二酸化炭素か何かと反応してるのかと思ってたんですけど、 けん化は、まだまだ、おこなわれていたんですね! 本当に助かります! ありがとうございました!!