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波動方程式の解法

偏微分方程式の本にはラプラス方程式の解法として  変数分離法  Green関数法  変分法  アプリオリ評価法  境界上の積分方程式に帰着する方法  ペロンの方法  複素関数的方法 の七つが挙げられていました。これをダランベールの波動方程式  (∂^2/∂t^2 - ∇^2)φ=0 にあてはめて考えると、変数分離法、Green関数法、変分法は共通して使えます。双曲型方程式には特性曲線による方法があります。ファインマンの経路積分法もあると思います。双曲型方程式の場合、アプリオリ評価法、境界上の積分方程式に帰着する方法、ペロンの方法に相当するようなものはないのでしょうか。また、複素関数的方法は解析関数の実部と虚部が調和関数になることを使うため、波動方程式に使うことは難しいと思いますが、全く不可能でしょうか。

みんなの回答

  • mathsan
  • ベストアンサー率50% (3/6)
回答No.1

残念ですが、私には、とても回答できる能力を持ち合わせていません。 それで、私の方が別にお聞きしたいのですが、(暇で差し支えないときにお答え頂ければと思います。) 波動方程式の解法を系統立てることは、波動力学 or 他の物理理論などの貢献に関係がありそうでしょうか? もし、あると思われるなら、具体的にどのようなことが考えられるのでしょうか? 例えば、波動の重要な性質(反射、屈折、回折、ドップラーeffectなど)を系統立てて整理することなどにもつながってくる可能性はあるでしょうか?

grothendieck
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。よく知られているように波動方程式の解は不変デルタ関数で表わされます。これが場の理論の摂動的方法の基礎です。これと異なる方法を考えることは非摂動的解法の基礎になるかもしれません。

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