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「使えばの話だ」?「殺りがい」?
よろしくお願いいたします。日本語の勉強でございます。 ※ここが、俺が住んでいた村だ。何にもかわっちゃいねえ。なつかしいな。それより、今日はゆっくりしていってくれ。俺の家がまだ残っていて、使えればの話だがな。 「何にもかわっちゃいねえ」は「何にも変わってはいない」ですか? 「使えればの話だがな」の中に略した言葉がありますか?何ですか? 「の」は何に換えられますか? 「がな」はどういう意味ですか? 「「使えればの話だがな」」はどういう意味ですか? ※少しは殺りがいのある人間がいるみたいね!「漫画の物です」「殺りがい」は「やりがい」と読みます。 「殺りがい」という言葉がありますか? 「殺る」は「遣る」の当て字ですか?何のために当て字を使いますか?または自分の考えが間違っています。どう解釈すればいいですか? ※才能の一杯ある人はとても羨ましゅうございます。 「羨ましゅう」は「羨ましい」から来るのですか? 「…しい」 -> 「…しゅう」 どういう意味は変わりますか? 「…しゅう」で特別な意味を加えますか? ※「日本語の勉強でございます。」は正しいですか?「ございます」の使いは適切ですか?
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- 24blackbirds
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他の方がふれていない点の補足をいたします。 あて字の例として、「ビデオを撮る(とる)」、「涙の理由(わけ)」、「あなたは最大の強敵(とも)だった」、などは、主に漫画や歌詞で見られる書き換えです。日本の本来の言葉(やまとことば、などと呼ばれる、外来語以外の言葉)には同音異義語(異義、というよりは多義、と言うべきか、様々なニュアンスや用例で用いられる言葉)がたくさんあります。そこで、限られた文字数で情報を伝えないといけないこれらのメディア(漫画や歌詞のことを指しています)では書き手の持っているイメージを伝えることが難しいのです。たとえばヤクザ映画で親分さんが「やれ!」とドスをきかせた声でつぶやけば「殺せ」の意味だと判りますが、「やれ」の文字では十分に伝わらない。そこで音としては「やれ」をイメージさせて、意味としては「殺せ」が伝わる様に「殺れ(やれ)」という書き方になるわけです。 それに漢字の伝来以来、我々の先祖は「やまとことば」に様々な漢字を当てはめてきています。たとえば、「かえる」というやまとことばに「変える」「換える」「代える」「替える」などの漢字を当てられています。ですから、さらに違う漢字が増えても、語感に違和感がなければさほど抵抗なく受け入れられるのです。上の例では「ビデオを撮る(とる)」は、すでに一般に使われる様になっています。「理由(わけ)」も漫画やポピュラーソングの歌詞では普通に見かけます。「殺る(やる)」もヤクザものや戦闘もののマンガなどでは、一般的です。 「羨ましゅうございます」「美味しゅうございます」「嬉しゅうございます」という「しゅう」表現ですが、実は現在の標準語にはこれしか「羨ましい」「美味しい」「嬉しい」を丁寧に述べる表現がないのです。日本人の文章でも「嬉しいです」という表現をよく見かけますが、「です」は「だ」を丁寧に表現した形なので、「嬉しいだ」が間違いであるのと同様に、「嬉しいです」も間違いなのです。「標準語」は明治時代に東京の方言などを元に人工的に作った言語なので、このような無理な表現が含まれているのです(小学生が「嬉しゅうございます」などと話したら逆に滑稽に聞こえます)。同様に、「しゅう」という音便は含まない「日本語の勉強でございます」でも非常にあらたまった表現に感じられ、日常会話やインターネットの掲示板ではあまり使われません。「日本語を勉強しています」ぐらいが適当な表現に感じられます。 ちなみに、「才能のある人が羨ましゅうございます」のほうが語法的に自然であると感じます。
- boc-ai
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>「使えればの話だがな」 せりふを言った人物をA、Aが村に連れてきた人物をBとします。 このAは、Aの家がまだ残っていて、使うことができれば(寝泊りできるような状態であれば)Bに家に滞在して欲しい、と言っているのだと思います。 つまりAはBに「ゆっくりして欲しい」と言った後に「家が使える場合の話だけれど」と前置きをしているのです。 「話だがな」ですが、 断定の助動詞「だ」 打ち消しの接続助詞「が」 念押しの間投助詞「な」 が並んだものです。 「だが」はよく一緒に使います。 例えば別の言い方をすると「話であるけれどもな」ですが、これはかなり硬い言い方になります。 >「少しは殺りがいのある人間がいるみたいね! 「殺る(やる)」は正しい読み方にはありません。 質問者さんのおっしゃるとおり「やる」の当て字だと思われます。 「殺す」などはおおっぴらに口にできない言葉ですよね。「やる」には動作や作用を広く表す「する」(do)の意味もあるので、そう言ってはっきり言わないようにしたのではないでしょうか。 「する」でなく「やる」を使うのは、「やる」のほうが相手へ不利益を与える意味合いが出るからだと思います。 例「思い知らせてやる」「すりにやられた」 他に「犯る(やる)」と当てる場合は「犯罪を犯す」「強姦する」という意味になります。 >才能の一杯ある人はとても羨ましゅうございます。 「羨ましゅう」は「羨ましい」の連用形「羨ましく」が元だと思います。 「ございます」は「ある、である」の丁寧な表現。ですから「羨ましくある」になりますが一般的ではないでしょう。 例えば「ありがとうございます」も「ありがたく」→「ありがとう」+「ございます」なので同じ形です。
- garamond
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「変わってはいない」で正解です。 お気づきかと思いますが、「何にも」は「なんにも」と読みますが、これは「何(なに)も」の強調であって、「何(なに)にも」ではありません。「に」は助詞ではありません。ですから、「なんにも」と書くほうがいいと思います。 「使えればの話だがな」は、その前の文に対する「但し書き」ですので、省略はないと言っていいでしょう。 「の」は他の言葉には換えにくいですね。しいて言えば、「~ということを前提とした~」でしょうか。 「がな」は二つに分かれます。「が」は「けれど」と同じです。「な」は終助詞です。 この文の意味は「『ゆっくりしていってくれ』と言ったのは、もし俺の家が……使えれば、という条件が満たされた場合のことだ(家がなくなっていたり、使えない状態であれば、ゆっくりしていってもらうことはできない)」ということです。 「やる」は、語源的には「遣る」です。ここでは意味が分かりやすいように「殺」の字を使ったのです。当て字とは少し違います。「電灯を点(つ)ける」「後を尾(つ)ける」などと同じですね。 「羨ましゅうございます」は「羨ましい」の丁寧な言い方です。 「羨ましゅう」は「羨ましく」の音便です。 「ようございます」「お寒うございます」の「よう」「お寒う」が「よく」「お寒く」の音便であるのと同じです。ただ、「~く(-ku)」が「~う(-u)」となるのに対し、「~しく(-siku)」は「~しう(-siu)」から、さらに「~しゅう(-syuu)」となります(ここのローマ字表記は仮名に対応させるための便宜的なものです)。
- yorugata
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※「何にもかわっちゃいねえ」は「何にも変わってはいない」ですか? (住んでいた時と)何も変わっていない。ということですからそれでいいですね。 ただ、もしかすると何も(なにも)ではなく、何にもは、”なんにも”ですね。 その場合何も(なにも)という時より何にも(なんにも)という方が、より意味が強くなります。 何年ぶり、いや何十年ぶりかに、帰ってきた故郷(ふるさと) 昔と変わっていないことに対する感動を強調するために 「なんにも」なのだとおもいます。 (この文章だけでは、”なにも”か”なんにも”か判別できませんが、この口調の台詞(せりふ)の流れなら、 おそらく「な(ー)んにも、かわっちゃいねえ」だと思います。 そう推測したもうひとつの原因は、漢字変換で「なにも」の第一候補は「何も」ですから) なんにも変わってないのなら、自分の家も そのままだだろうということで、次の文につながります。 ※「使えればの話だがな」の中に略した言葉がありますか? 何ですか? 「の」は何に換えられますか? 「がな」はどういう意味ですか? 「「使えればの話だがな」」はどういう意味ですか? 俺の家がまだ残っていて、(家としての機能まだ) 使えれば(今日はゆっくりしていってもらえる) のだけれどもね。 「話」というのが「今日はゆっくりしていってくれ。」 を受けています。 「明日、スキーに行こう。雪が降った(な)ら(ば)の話だけどね。」 「今度、食事をごちそうするよ。給料が入ればの話だけどね。」 のように、@@@(if)***という形です。 従って「@@@”ればの話”」「@@@”なら(ば)の話”)という使い方ですので、”の”と”話”は、分けません。 全般的に、この口調は、普通は使わない言葉づかいです。 日本には、股旅物(またたびもの)という、故郷をすてた旅の風来坊(ふうらいぼう)を題材にしたフィクションの種類があります。そういったところでつかわれそうです。 この伝統は現代にも、漫画やロールプレイングゲーム などにも引きつがれています。
- turukame04
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こんばんは! まず最初の文章で書かれている日本語は、口語で男性の使う言葉ですね。(またはかなり高齢の人など) 特に農村部の方などで、こういう日本語を使われる男性の方がいます。 私は東京生まれの東京育ちですので、生憎と方言に詳しくありませんので、これはもしかしたらどちらかの方言かとも思うのですが、ちょっとわかりませんが。 ●「何にもかわっちゃいねえ」は「何にも変わってはいない」ですか? → はいそうです。「何にも変わっていない」という意味です。 ●「使えればの話だがな」の中に略した言葉がありますか?何ですか? →この文章は何も省略していません。 文章の構成は、 「もし俺の家がまだ残っていて、使えればの話だが、 今日はゆっくりしていってくれ。」となります。 英語でifの仮定の方が文章の後半にくるのと同じような構造です。 ●「の」は何に換えられますか? →「使えればの」の「の」ですか? 「~の話」という慣用句なので、この場合は他の言葉に変えられません。 もし言い換えるならば「の話だが」という部分全てが変わり、「使えることができたらだけれどな」というようになります。 ●「がな」はどういう意味ですか? →これは「だけれどもな」という言葉に置き換えられます。 「がな」というよりは、この文章の中でしたら、「だがな」というくくりだと思います。 ●「「使えればの話だがな」」はどういう意味ですか →上に書きましたが、もし俺の家が残っていて(そのうちが)使える(ように残っている)としたら、ゆっくりしていってくれ、という文章です。 あと「」の中に引用で使う場合の記号は『』です。(日本語ソフトでこのかっこを出すならかっこと打って変換する) ※少しは殺りがいのある人間がいるみたいね ●「殺る」は「遣る」の当て字ですか? →全く違います。 ●何のために当て字を使いますか?または自分の考えが間違っています。どう解釈すればいいですか →まずこれは、相手が殺しがいがある人間だということを言っています。 本当はこのような言葉(単語)はありません。これは造語です。 日本語に、「働きがいのある仕事」「読みがいのある本」というような言葉があるのを知っていますか? この言葉と同じような使い方で、「殺しがいのある人間がいるようだね」という意味になります。 ●才能の一杯ある人はとても羨ましゅうございます。 「羨ましゅう」は「羨ましい」から来るのですか? 「…しい」 -> 「…しゅう」 どういう意味は変わりますか?「…しゅう」で特別な意味を加えますか? →羨ましいです、の丁寧語で女性が使う言葉です。 (男性は殆ど使いません) しゅうを使ったほかの言葉では、 「花が美しゅうございます」などがあります。 ●「日本語の勉強でございます。」は正しいですか?「ございます」の使いは適切ですか? →「日本語の勉強です」でかまわないと思います。 ございます、がつくと丁寧語ですが、特に丁寧語で書かなくてもこの場合はよいと思いますので。 ひとつアドバイスさせてください。 あなたは女性ですか?男性ですか? いろいろな文章を読んで日本語を学ぶのは良いと思いますが、漫画の日本語は流行語や上記の「殺りがい」ようないわゆる造語のような正しくない日本語を多く取り入れてしまっているために、辞書などで調べられない日本語も沢山出てきてしまいます。 ですのでできれば漫画でないものの方が、正しい習得に役立つと思います。 流行語や造語を取り入れるのは、正しい日本語を勉強してからでも遅くありませんので。 また、できるだけ自分と同じ性の人が話している言葉を読んで勉強される方がよろしいかと思います。 もし女性ならば、上の文章の1番のような言葉使いの文章は覚えても使えないからで、また男性ならば3番の文章の言葉を使う機会もないと思うからです。 せっかく勉強しているのであれば、できるだけ自分の語彙が増える文章を多く勉強することが、一番使ってみて役にたち、またそのまま知識に繋がる言葉になると思いますので。 では頑張ってくださいね。
- yum-yum
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こんにちは ・「何にもかわっちゃいねえ」は「何にも変わってはいない」 それであっています。 ちなみに、男性的で少し乱暴な言い方でもあります。 親しい友人とならかまいません。 大事なときに使わないほうがいいでしょう。 ・「使えればの話だがな」の中に略した言葉 『ずっと使っていなかったから、どうなっているのか分からない。実際に試してみて、それでも使えるようであれば、使いましょう。』 という意味です。 全文をまとめると、次の通りです。 『ここが、私の住んでいた村です。(自分が村を出てから)何も変わってなくて、懐かしいです。それより(話題転換)、私が昔住んでいた家が残っていて、まだ使えるようであれば、そこでゆっくりしていって下さい』 ・少しは殺りがいのある人間がいるみたいね 「殺りがい」という言葉がありますか? 多分ありませんが、暴力的な場面ではよく使われます。 「殺す」+「甲斐」で「殺し(ころし)甲斐」から来ています。 「殺す」を「やる」というのは隠語もしくは俗語でしょう。 当て字にした理由は、多分そのマンガの中の雰囲気から、当て字にする事を選ばれたのだと思います。 ・才能の一杯ある人はとても羨ましゅうございます。 「羨ましゅうございます」=「羨ましいです」 「…しゅうございます」は丁寧な表現。 ・「日本語の勉強でございます。」は正しいですか?「ございます」の使いは適切ですか? 普段の会話なら「日本語の勉強です」がいいでしょう。 勉強頑張ってくださいね
- bari_saku
- ベストアンサー率17% (1827/10268)
>「何にもかわっちゃいねえ」は「何にも変わってはいない」ですか? そうです。「何にも変わってはいない」の、かなりくだけた言い方ですね。女性は普通使いません。 >「使えればの話だがな」の中に略した言葉がありますか?何ですか? 「(俺の家が)使えればの話だがな」ということです。 >「の」は何に換えられますか? 換えられませんね。 >「がな」はどういう意味ですか? 「がな」というよりは「だがな」でワンセットですね。 よく使う言葉に置き換えると「だけどね」になりますか。 >「「使えればの話だがな」」はどういう意味ですか? 一連の言葉を普通の表現にすると、 「もし俺の家がまだ残っていて使えるようなら、今日は(俺の家で)ゆっくりしていってくれ。」 になります。 前半部分と後半部分を入れ替えることによって、喋っている人物のシニカル(cynical)な性格を表現しているのだと思います。 >「殺りがい」という言葉がありますか? 「やりがい」と読みます。当て字です。普通の「遣り甲斐(やりがい)」に、二重の意味を持たせています。日常生活ではまず使いませんが(笑)、マンガや小説ではよく使われる表現ですね。 そのマンガを読んでいないので、はっきりとは言えませんが「少しは殺りがいのある人間がいるみたいね!」と言った人は、人を殺す立場にある人ですよね。 「無抵抗であっさり殺されてしまうような人間ではなく、戦う甲斐(かい)のある人間がいるみたいだ」ということを言いたいのだと思います。 ただし、もちろん「殺し甲斐がある」と言っているので、最後は自分が勝って相手が死ぬという、絶対の自信を持っている発言です。 >「羨ましゅう」は「羨ましい」から来るのですか? そうです。意味は「羨ましい」と同じです。 普通の表現にすると「才能豊かな人が、とても羨ましいです」になります。 (「とても才能がある」ということを表すのに「一杯」は使いません) また「羨ましゅうございます」は、現在の日常生活ではまず使いません。 あまりにも古典的で、丁寧すぎる言葉なので、逆に違和感を感じる人が多いと思います。 >「日本語の勉強でございます。」は正しいですか? こちらも普通に使うには、丁寧すぎると思います。 「日本語の勉強です」「日本語の勉強をしています」 このあたりが、自然だと思います。