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ナポレオンの言葉

ナポレオンの言葉で「一つの戦闘は始まりと、真ん中と、終わりとのある( )的行動である。」というのがあるのですが、空欄の箇所が何であったか見つかりません。どなたか教えてください。

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  • caesar-x
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回答No.2

原文はフランス語ですが、日本語訳と英訳の二つを書いておきます。 「一つの戦闘は始まりと、真ん中と、終わりのある劇的行動である。両軍が取る戦闘序列、いよいよ格闘し合うための最初の運動が序幕であり、攻撃された軍隊が行う反対運動が演劇のやまにあたる。そしてそれによって更に新しい処置が採られねばならず、かくて急場となって、結果あるいは大団円が生まれるのである」 (岩波文庫訳) "A battle is a dramatic action which has a beginning, a middle, and an end. The order of battle which the two armies take, the first movements to come to blows - this is the exposition; the counter-movements of the army under attack from the complication, which requires new dispositions and brings on the crisis from which springs the result or denouement." この話はDamas HINARDの回顧録の第一巻131pに出ているもので、ちゃんとした記録です。 前の方が書いているような疑わしい名言などではありませんし、チェスで喩えたような言葉は私が知る限り、ナポレオンは全く残していません。 戦争とチェスは全く似ておらず共通点もないので、そのようなことは言うはずもないでしょう。 哲学的にも意味不明だと私は思います。 実際のナポレオンの言葉は、会話の一部ですが、もっと具体的な意味を持っています。 当時の会戦形式の戦闘のあり方に沿ったもので、普遍的な意味はありません。

その他の回答 (1)

  • eria77
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回答No.1

恐らくチェスでしょうが、 私は誰かの創作言葉の可能性があり全く信じてはいません。 殆どの名言集は、 1匹の狼に率いられた千匹の羊と、 1匹の羊に率いられた千匹の狼とでは、 前者が勝利する。 (優秀な指揮官が居なければ精鋭も無駄になってしまう) など、現代でも通用する言葉が多いからです。 一つの戦闘は始まりと、真ん中と、終わりとのあるチェス的行動である。 確かに、哲学的には素晴らしいでしょう。 しかし、彼は夢の中の住人ではなく、 実際に戦闘をし、確実に勝利しなければならない人間である事に注目します。 とても戦略家の言葉とは考えられず、 戦争で勝つ必要の無い蚊帳の外の人間が考えたとしか考えられないからです。 一番危険なのは戦闘に勝利した瞬間である。 (勝ってカブトの緒を締めろと同じ) の言葉と全く矛盾してしまう言葉でもあります。 映画、TVなどでいい加減な名言も多くなっていますので、自分で本当の名言か迷言かは判断しなければならないと思います。