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もしも太陽がなくなったら
カテゴリに迷ったのですが、SFということでここに質問させていただきます。 もしも、日本が世界から孤立して、しかも太陽がなくなってしまったら、(つまり日本が大きな箱に入れられたと思ってください)日本は何年もつのでしょうか? 科学技術で日本を立て直して、生きていくことは可能でしょうか?
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サバイバルできる方向で考えてみます。 現在では品切れのようですが、ジェイムズ・ホワイト『生存の図式』というSFがその条件に近いと思います。 豪華客船が沈没しますが、奇跡的に気密の客室に数名の生存者があり、数十メートルの海底に横たわって自力で脱出不可能ななかを、自転車型人力発電でエネルギーを得て、船内に太陽灯で人工農園をつくり酸素と食糧をつくりつつ数十年を生き抜きます。(もうひとつのプロットは省略) 農業と言えるかは疑問ですが人口は膨大でも培養槽で菌類を栽培すれば最低限の食糧は確保できるのではないでしょうか。酸素は植物が絶滅してもエネルギーさえあれば、H20の電気分解等で得るのは可能でしょう。 やはりエネルギーの確保が最大の課題となります。原子力がメインでしょうが、遠距離は送電ロスもありますしこれまでいわれた「廃熱」が暖房に利用できるので安全に目をつぶって列島各地に配置する事が必要です。エネルギー枯渇であらゆる事に人力=人間の筋肉力が使用されますが、いままでのダイエット用のエアロバイクなどの発電に活用がのぞまれます。ところで天然ガスといえばLPGはかなり輸入しているのではないでしょうか。 役に立たなくなった森林は燃料にすると酸素を消費するのでやはり建設資材などの利用がよいでしょう。超緊急いがいは自動車使用は厳禁で、主要交通機関は自転車となりますが、太陽光無しでは事故が起きやすいから気を付けてね。 昼夜の区別がないのですから、家庭・仕事・社会活動を三交代制にし、遠距離通勤というエネルギーロスを最小化するべく社会主義的全員公務員体制を取る必要があるでしょう。コンビニ、新聞配達、(緊急でない)携帯電話などあらゆるロスを省いた超・省エネルギー社会の実現が求められるでしょう。 中国が狙っている尖閣諸島周辺の海底の石油資源を開発できれば燃料として燃やしてしまうよりも効率のよい燃料電池にも使えるし、様々な工業材料として利用できるのでこれを最優先の目標とし、核融合は困難が予想されるのであるのがわかっている海底のシャーベット状メタンの採掘を将来の目標とするのがよいのではないでしょうか。 『生存の図式』の結末では、数十年後になって遭難者の子孫二名がようやく救出されます。アメリカに負けず日本人も絶望的状況に対してのサバイバルの意欲のあるところを見せようではないですか。
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- First_Noel
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小松左京の小説に,日本ではないですが,東京?大阪?かが 得たいの知れない壁に閉ざされると言うのがありましたね. 社会的・経済的になら,その辺が参考になるかも知れません. 或いは「首都消失」も,周辺の都市への影響が描かれています. 太陽が文字通りなくなると,地球全体は数10分ほどで凍りつくと 何かで読んだ記憶があります.うろ覚えですが. そうではなくて,日本が太陽光からすらも孤立させられるとするならば, とにかくまずエネルギー源を確保しなくてはなりません. 気候や外部に影響されないエネルギー源は,原子力でしょう. ぐんぐん気温は下がりますが,まず50年くらいは何とかして現在の核分裂炉で 持たせておいて(これが非常に難しいと思いますが), その間に死に物狂いになって核融合発電を成功させます. すると,エネルギー源は海水からの重水素,三重水素となって, エネルギー問題からは解放されます. あとは,リストラを敢行して,第一次産業に特に力を入れてがんばらねばなりませんね. 日光の影響と言えば,人間は日光にあたらなければ25時間周期の 体内時計と言うことですから,それに基いた暦も必要でしょう. 紫外線不足による健康への影響を考えて,1日10分とか, 紫外線部屋に篭らねばならないかも知れません. 何か小さなことから大きなことまでめちゃくちゃ問題だらけですが, 少なくとも今の人口を維持できないでしょうし, 人口が減れば産業や研究開発も沈滞するでしょうから, やっぱ数年オーダーでもたないんじゃないでしょうか..
お礼
そんなSFがあるんですね。 社会的・経済的な影響も興味がありますね。 待ってました、核融合! でもまだ実用化には50年もかかるんですか。。。 これはかなりの犠牲を強いられますね。 でも、核融合さえあれば、資源のない日本もどうにかやっていけそうです。 日光の影響もいろいろありますね。 次から次へいっぱい問題が出てきて、太陽の大きさを改めて感じます。 どうやら日本を残すには、冷酷な独裁者が必要なようです。 そこまでして、生き残ることに意味があるのか。 それ以前に、それはもう日本とは言えないのかも知れませんね。 くだらない質問にお付き合いしていただき、どうもありがとうございました。
- sailor
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太陽がなくなるというのが、文字通り太陽の存在自体が無くなると言うのであれば、地球自体の存在も怪しくなる状況ですので、現在の科学技術ではまったく対応できないでしょう。地球が現在の楕円軌道を回っているのは、太陽が存在することにより太陽の引力と、地球の公転による遠心力とがつりあっているからですが、太陽がなくなればこのバランスは成り立ちませんから、その時の地球の位置から、軌道の接線方向へまっすぐに飛び去ってしまいます。あとは、その方向に何があるかで進路が決まり、場合によって他の惑星などと衝突ということもあるでしょう。また、このように運動の方向が大きく変わることにより、月との関係も大きく変動することが考えられますが、これは潮汐現象など地球環境を激変させる要因としては十分でしょう。 日射のみがなくなった場合でも、気流や潮流に大きな影響があることは間違いなく、強烈な環境の変化があることは間違いないでしょう。単に寒冷化するだけではなく降雨、降雪も大きく変わるでしょう。多分、海洋からの蒸発がきわめて少なくなるため、これらの量は著しく減るはずです。日本の降雨量は世界的に見ても多いほうの部類に入りますが、実は河川が短く流れが速いために、大事な水資源である雨水は短時間の内に海に流れ出てしまいます。したがってごく短い間に極端な水不足になり、化学プラント、工業プラント、発電、生活用水がなくなり日本の機能は停止するでしょう。 いずれにせよ何年という単位ではなく、もって数ヶ月がいいところでしょう。
お礼
すみません、太陽が隠されるという主旨でした。 太陽がなくなってしまえば、日本のみならず世界中があっというまに全滅でしょうね。 日本が箱で隠されたとして、世界になにか影響を及ぼすことはあるのでしょうか? ないとちょっと寂しいですね。 水を忘れてました。 これはかなり深刻な問題ですね。 設定のように箱にしてしまうと、多分雨は降らないかもしれません。 海水から水を作り出すとすると、効率が悪いだけでなくて、もっと膨大なエネルギーが必要になりますね。 日本が危なくなってきました。 数ヶ月のうちに何とかできるだろうか。
補足
どうもありがとうございました。
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
11年ほど前、夏の3ヶ月間に晴天の日が4日程度しかなく、後は曇っていた年があり、その時極端に米野菜が不作でした。 太陽が隠されれば、植物は1週間もちません。 LEDで植物を生育するシステムが出来ていますが、 日本全国に回るだけのLEDの製造が間に合わないでしょう。 そして多分2週間もすれば人がストレスで精神異常を起こしだします。
お礼
そうですね。 植物も動物も結局太陽エネルギーに全面的に頼っていますから、代わりのエネルギー源がないと駄目ですね。 LEDにしても電源がいるわけですし。 おとなしい日本人でもおかしくなってしまうのでしょうか? だとすると、かなり悲惨なことになりそうですね。 SFらしくはなりますけれど。 SFのシナリオっぽく予想すれば、一部の偉い人たちや科学者は、大多数の国民を見捨てて極秘に核融合エネルギー施設の建設にとりかかり、外ではストレスや飢餓から社会混乱が起こり、阿鼻叫喚の事態になっていく。 主人公はやはり外の人間ですよね。
補足
どうもありがとうございました。
- silpheed7
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太陽が無くなれば、1日も持ちませんよ。 軌道から離れてどっかに飛んでいくし、温度は急激に下がるし。
お礼
書き方が曖昧ですみません。 ここでは、太陽が消滅するわけではなく、日本だけから遮断されることを想定して書きました。 (日本が、地中5キロほどを底とする大きな箱に入れられたとします。) 地球の他の部分には太陽の光が注ぎます。 局所的な寒冷化はあるでしょうね。 それがどの程度なのかは分かりませんが、ひどすぎるとまずいですね。 箱の中ということで、温暖化現象が起こるということもあるでしょうか? そうすると空気の循環も問題ですね。 どうもありがとうございました。
- RZ350R
- ベストアンサー率28% (439/1551)
国内の自給できる燃料は天然ガスのみで他は100%輸入です。 現在、イラクに自衛隊が派遣されていますが、あれはアメリカの思惑以外に石油の確保も視野に入っています。 現在の備蓄率ではもって1~3ヶ月です。 孤立してしまったら、直ぐに息絶えるでしょう。 日本の科学技術がたとえ優れていても、リーダシップを発揮できない政府じゃ先は見えてます。
お礼
天然ガスは自給できているのですね。 資源がないといっても、合わせればそこそこはありそうです。 備蓄率というのは、エネルギーのことでしょうか?食料でしょうか? 食料はけっこう備蓄があるのではないかと思います。 エネルギーを極端に節約して、新エネルギーの開発に力を注げば、突破口があるかもしれません。 リーダーシップは問題ですね。 でも、日本の歴史を見る限り、国が本当の危機に陥ればリーダーシップを発揮できる人も出てくるんじゃないでしょうか? 内乱になっても困りますけど。 どうもありがとうございました。
- kikero
- ベストアンサー率33% (174/517)
鎖国していた江戸時代の人口は、ずっと3000万人くらいだったそうです。日本が自給自足(しかもつつましく)できる人口はそのくらいなんでしょう。 これが世界の他地域と遮断されて物資が入らず、太陽も遮られて作物が全く出来ない場合、エネルギー源は地熱くらいですから、殆ど全滅になると思います。 当座、備蓄した石油や食料を取り崩して頑張っても、1年くらいしか保たないのではないでしょうか。
お礼
技術の発展した今でも自給できる人口はあまり変わらないのでしょうか? エネルギーを作り出すことが出来なければ、消費するばかりで絶滅は免れませんね。 あるいは、恐ろしいことですが、無理やり人口を減らして、生き残す人を制限するとか。 それでもエネルギーが作れなければ厳しいか。 どうもありがとうございました。
何年って、一年も怪しいのではないのですか。 まず、圧倒的な速度で酸素が無くなる(日光の下での植物は光合成によって酸素を生み出すが、夜間は光合成を行うことが出来ず、さらに植物も夜間は酸素を消費して二酸化酸素を吐き出す、と思いましたが) 更にたいした資源も持たないこの国が、何を持って太陽の代わりとなるほどのエネルギーを捻出するのか? ま、他にも色々あるでしょうが、全面消費時代に突入すると思えば、そんなに長く生きながらえるはずがない、と
お礼
そうですね。 何年って気が長すぎるかな、って書いてから思いました。 ただ、そんな非常事態に今までどおりの生活を続けて滅びるほど日本人は馬鹿じゃないと思いましたので、国民が一丸となって体制を変え、脅威のスピードで科学力を発展させればどこまで持ちこたえるか、興味があったのです。 最大の問題はやはり酸素とエネルギーですね。 ありがとうございました。
お礼
ご回答どうもありがとうございました。 わくわくしながら読ませていただきました。 紹介していただいたSF,すごく面白そうです。 原子力は燃料のウランの確保が問題ですよね。 車は当然使用禁止でしょうね。 当面は日本の発展ではなく、地域ごとでの生き残りを目指して地元民で頑張ることになりそうです。 3交代制というのは面白いですね。 おかげさまで、想像の中ですが希望が出てきました。