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前置詞について教えてください
対立陣営から毒を盛られたと主張した、ウクライナのユシチェンコ大統領候補の記事から、次の文について教えてください。 The investigation into to who poisoned Ukraine's opposition leader goes on. (ウクライナの野党党首に毒を盛った犯人探しの捜査は継続中) into to と前置詞が2つ続いていますが、toがあるとないでは、意味が違ってくるのでしょうか。なぜtoがあるか分かりません。また、who poisoned Ukraine's leaderは名詞節(?)なのですね。 よろしくお願いいたします。
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>「到達点・程度・範囲」のニュアンスではいかがでしょうか? なるほど、遥かに明快ですね。特に「到達点」はいずれの文意もクリアーにしてくれますね。 intoの中にtoが入っているのですから、それをまた言うのは日本人から見るとやはり不思議な感じがしますが、intoに一体化しているからこそ、もう一度独立させて強調しているのでしょうか。(「てにをは」を重ねる感覚だとしたら、使っている人に実際に伺いたいところですね) ご質問のサブタイトルも、そうすると意味が変わってきますね。「真相究明にはまだ"達しない"」ということでしょうか。いつも憶測の回答ですみませんでした。良いお年をお迎えください。
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こんにちは。 into to という用法が語法的に正しいのかどうかと言ったことは、私にはわからないのですが、検索で見る限りではけっこう使われていますね。おそらく口語的な表現なのだと思いますけれど、他の例から察するに、ここでは"who poisoned Ukraine's opposition leader"という表現を少し加減しているのではないでしょうか。 記事の冒頭にありますように、ユシチェンコ氏の体から既に医師が大量の毒物を検出しているわけですから、毒物をどこかで盛られたことはまず間違いのないことと思われますが、実際に誰かが毒を盛ったという証拠はまだ挙がっていないわけですよね(例えば毒物の混入した食材が発見された等)。事実としてはほぼ間違いないが、決定的証拠がまだ出ていないというところが"to"なのではないでしょうか。「その方向での」のようなニュアンスです。 読み方としては、 The investigation into / to who poisoned Ukraine's opposition leader / goes on. でしょうか。 「ウクライナ反対勢力リーダーに誰が毒を持ったのかを突き止める方向での捜査は、いまだ難航中」 これを普通に、toを省けば、 The investigation into who poisoned Ukraine's opposition leader goes on. 「ウクライナ反対勢力リーダーに誰が毒を持ったかについての捜査は、いまだ難航中」 誰かが毒を盛ったことは確定しており、あとは誰であるかを突き止めるだけというニュアンス。原題では、誰かが毒を盛ったかどうかということも捜査内容に入っているニュアンスになるのではないでしょうか。 以上は推量ですが、他例についても見てみましょう。 http://66.102.7.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3ABxvzT09-x00J%3Ahttp%3A//www.asyura2.com/0311/war42/msg/248.html+%22into+to I don't want to go into to much detail about this because it is still being investigated by the Army. (この件についてはあまり詳細な事柄にまでは触れたくないのです。まだ軍が調査中の内容ですので) 詳細な事がらに「渡るまでは」触れたくない、と言った感じでしょうか。go into much detailより、much detailをさらに一つ遠ざけてdetailの直接的な内容をぼかしている感じがしました。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3Ahy5xMGwuJ-kJ%3Ahttp%3A//europa-eu-un.org/articles/el/article_3266_el.htm+%22into+to We have come a long way since Beresford Hope famously opposed the entry of women into to the British Parliament in the 1870s with the argument that "Reason predominates in the man, emotion and sympathy in women". 女性の、英国議会への参加への「方向」のようなニュアンスなのでは。opposed the entry of woman into the British Parliament ですと、参加がかなり現実味を持って討議されそれに反対したということになりますが、「問題外」のこととして反対したと言う雰囲気でしょうか。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3AXw29MyM6JZAJ%3Ahttp%3A//inter20.exblog.jp/m2004-09-01/+%22into+to When we die, we are devided into to two type(s?). 死んだ途端に二つのタイプに分かれるのではなくて、死んでから二つのタイプの分岐の方向へ流されて分かれていく、といった語感でしょうか。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3AWy8ycoxNTzUJ%3Ahttp%3A//www.kcif.or.jp/en/newsletter/lik/archives/0402/02_2004.htm+%22into+to Of course, they frequently come into to my shop, and sometimes we get together to eat Persian food. ただ「拠ってくれる」と、店の視界で言っているのではなく、遠くからここを目指してわざわざ「私のところへ」立ち寄ってくれるという「方向性」を強調した表現ではないでしょうか。 他にもいくつか例がありましたが、感触としては、その「方向へ」と、対象の具体性をややぼかすかわりに、方向性を強調する。対象に直(すぐ)に到達するのではなく、その迫り方の速度を少しセーブする(言葉の速度を落とす)と言ったニュアンスがあるのではないかと感じました。語法的に説明はできませんが、意味のニュアンスとしてはこのような感じではないかということで書いてみました。一参考材料までに。 * 前回のご質問では、より正しいと思われる回答をされた方に却ってお気遣いをいただいてたいへん恐縮でした。あとで、このようなタイトルの本を見つけましたので、ご参照済みかもしれませんがご紹介だけさせていただきます(詳しい内容については未確認ですが)。 http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/0679754873/102-8875103-1677738?v=glance
お礼
fieldsさま、いつもご丁寧にお答えいただいて有難うございます。感謝、感謝です。 質問いたしました文中のinto toが、「その方向での」のようなニュアンスを示すことは、納得です。 載せていただいた例文は、「方向」のニュアンスでもいいと思いますが、「到達点・程度・範囲」のニュアンスではいかがでしょうか? また、分からないときよろしくお願いいたします。
- esistdas
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この記事は、もともとTIMEに出たもののようですね。 執筆者はYURI ZARAKHOVICH氏、ロシアの方でしょう。 ご質問はもっともだと思います。私も「??」という感想。ロシア語では、前置詞が複数の格変化をすることがあり(一つが状態を表せば、もう一方は移動を表す、など)、その場合に限って、移動を表す「対格」を英訳する際に出てくることがありますが、ここではinto < in+toであることが明らかですよねぇ… なんでtoが出てきたのだろう。まさかopposition to~からアクロバティックな離れ業をやってのけたのかな?いや、まさか… who poisoned ~は名詞節でいいでしょう。
お礼
有難うございました。 ロシア語的な表現なのでしょうか!? 参考にいたします。
お礼
早速ご回答いただいて、有難うございました。 おかげさまですっきりいたしました。 これからもがんばって読み続けたいです。 どうぞ、分からない時はお助けください。 よいお年をお迎えください!