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『東方三博士の礼拝』、正しくは・・・?
先日、テレビの紀行番組でアナウンサーが「とうほうさんはかせの・・」と読んでいましが、私は「はくし」とばかり思っていたのですが、どちらが正しいのでしょうか?そもそも、占星術者(Magi)が、どのようにして博士に変わってしまったのか疑問ではありますが。 多くの画家が『東方三博士の礼拝』を描いています。 まるで、今晩(キリストの誕生日は12月ではない、という人もいますけれど・・・)誕生直後のキリストを礼拝したように描かれていますが、実際はいつごろやってきたのでしょうか?マタイ2章を読んでも、礼拝の時期や占星術者の人数についてはくわしくはふれていません、だれが3人って決めたのでしょうか、いい機会なのでずっと疑問に思っていたことどなたかおしえてください。よろしくお願いします。
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こんにちは。 まず読み方ですね。 ・はかせ……学識のある人 ・はくし……論文審査に合格した人が得る最高学位の称号 「はかせ」が正しいということですかね。「はくし」が間違いとも言えないですが。何故なら「はかせ」の俗称が「はくし」ですから。 次ぎに,「東方三博士の礼拝」について。 「星を見てユダヤ人の王の誕生を知った占星術の博士が幼児イエスを訪れ黄金、乳香、没薬を献じた。(マタイの福音書)」 人数の記述はありませんが贈り物が3つなので、3人とされています。3世紀はじめに占星術の博士を王とする解釈がされ,中世・ルネサンス期には三賢王という言い方が広まっていました。3人をそれぞれヨーロッパ,アフリカ,アジアを代表するとも考えられ,青年,壮年,老年を代表するとも考えられているそうです。 要するに,いろんな時代で,いろんな所で,いろんな解釈がされていたと言うことになりますね。拡大解釈と言うやつですね。んー http://mmna.hp.infoseek.co.jp/bible/birth.htm
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- ito_613
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「はかせ」と「はくし」について、国語のカテゴリでこんな質問がありましたので参考にしてみて下さい。 日常会話において「博士」を「はかせ」と言うのは問題ないと思いますが、「博士号」を「はかせごう」と読むのは間違いでしょうね。 私も以前「はかせごう」と読む人の言葉を聞いて、疑問に思ったことがあります。 占星術者→当時のかなりの知識人→物知りな人=博士 こんなような思考過程で変わっていったのではないかと思います。 私がそのエピソードを教わった時は、子供でしたし、最初から三人の博士と教えられたので疑問は感じませんでした。 三人の博士の話よりも、何年たってもたどり着けなかった人の話の方が子供心に印象的だった気がします。 だいぶ昔のことなのでもうあやふやですが。幼子イエスに会いに出たつもりが、たどり着いた時は磔刑の時だった、というような。 何だかとっても気になってきました。かなりあやしい記憶なので……。
お礼
遅くなりました、「何年たってもたどりつけなかった人」の話が気にかかり、横道にそれてこのエピソードをさがしてしまいました、(そして私もたどりついていませんが、笑) >日常会話において「博士」を「はかせ」と言うのは問題ないと思いますが、 私の最初の疑問は、Magiに東方三博士という訳語を最初にあてたときになんと読むことにしたか、ということなのです。 性格的に頭が固いのでしょうか?大地震を「だいじしん」と読む人に違和感を感じるようなタイプなので。 この話はお子さんのとき教会できいたのですか?ケルンの大聖堂には東方三博士の遺骨(!)があるそうです、そんなものがそばにあったら、ケルンの人は3人だったということを疑いもしないでしょうね、ふふ。
お礼
だいぶ時間も経ってしまいましたので、いったん締め切ろうと思います。 No.2の方にはもうお礼を書くところがありませんので、こちらでまとめて述べさせていただきます。 お二方ともありがとうございました。
補足
私がなぜ「はくし」と思い込んでいたのかというと、ダ・ヴィンチのこの絵の前で、日本人観光客がそう読んでいたので、そう刷り込まれていたようです。拙い根拠ですいませんでした。 参考URL拝見しました、質問の後半の部分については、疑問が解けてきました。ありがとうございます。 でもまだ「博士」の読み方についてはすっきりしません、よろしければ、o24hiさんの聖書は何訳かおしえていただけますか?