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漏れ電流測定について
漏れ電流を測定するのに、電源BOXを使用したのですが、なぜ電源極性を切り替えて正極と負極で測定しなくてはいけないのかが分かりません。教えてください! それとできれば、「機器筐体が絶縁物に囲まれていても静電結合により漏れ電流が流れる」の意味も併せて教えていただけると助かります!!!お願いします。
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2枚の鉄板が並んであれば間にコンデンサーができる(静電結合)ことはわかりますね。 間に絶縁体があると誘電率が空気よりも大きいのでより大きなコンデンサーができます。 次に 適当にコイルを巻いて.鉄板の上に置きます。すると.鉄板とコイルの間にコンデンサーがてぎるのはわかりますね。 モーターやトランスの構造として.コイルがひとつであるとは限りません。1ブロックのコイルを巻いて.別のコイルを巻いて....という多層構造になっている場合があります。 すると.内側の鉄板(コイル等では鉄心)との距離が.巻き始めとまき終わりではかなり距離が離れていることが.わかるかと思います。 ここで.コイルの端子が鉄心に近いか.遠いかの違いができて.極性によって静電容量が変化する場合があります。 だから.極性を反転して測定する必要があります。 例として とランスの1次側で0V-100Vと記載されている場合があります。0V側が鉄心に近い端子.100Vが鉄心から遠い端子のはずです。鉄心に近い端子と鉄心との漏れ電流測定(=静電容量測定)と.鉄心に遠い端子と鉄心との漏れ電流測定で結果が変化する(間にコイル(抵抗)が入っている為)のです。
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>トランスに極性があるからなんですね。 ご指摘の通りです。
- gura_
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一般的に「物」の中には、「整流」特性などの極性依存の特性を持つものがあるためであると思われます。 「機器筐体が絶縁物に囲まれていても静電結合により漏れ電流が流れる」事もある、の意味だと思います。
お礼
ありがとうございます。整流という事は内部回路と筐体との間にコンデンサのようなものが出来上がる、という事なのでしょうか???
お礼
ありがとうございます。とても助かりました♪ とっても分かりやすかったです。 電源の中にトランスがあり、そのトランスに極性があるからなんですね。