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クラシック
クラシックを聞きに行った時、演奏後、指揮者が礼をして一旦奥に消えます。その後、また出てきて隣の人と握手などをして、また奥に行って、三度出てきて礼をします。 どうして指揮者は何度も出てきては引っ込むのでしょうか?
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いわゆるカーテンコールですね。オーケストラでなく、1人の歌手のコンサートだったとしましょう。歌い終わって、あいさつをしたら歌手は袖に引っ込みます。観客の拍手が鳴り止まない。そのとき、ありがとうの意味で歌手はもう1回出てきて、観客に挨拶します。感動した観客の拍手がまだ鳴り止まない。また出てきて挨拶。まだ鳴り止まない。そのうち、アンコールをやってくれたりします。 オーケストラの場合は、演奏する主体は多人数で、移動できませんから、指揮者がその代表をやっていると考えればいいと思います。指揮者は、楽器をかかえているオーケストラは礼などできませんから、オーケストラを代表してお辞儀をします。 一方、複雑なのは、指揮者は、自分だけが演奏しているわけではなく、共演者であるオーケストラが主体で、自分はそれを引き立てている役という意味で、オーケストラにも拍手、コンサートマスターと握手などして、共演者をねぎらうわけです。 指揮者によって、カーテンコールのときの「観客にあいさつする」「オーケストラをねぎらう」の割合がかなり違うので、印象が違うかもしれません。
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- ademu2
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まあ、一種の儀式的なものもあります。 大体、2~3回目の時に花束を渡すことが多く、3~4回目にはもしアンコール曲が用意してあればそれをやるといった演奏会の「決め」のようなものです。 学生などの演奏会ではそういうこともリハーサルで練習しています(アンコールの時のその他大勢の人の入りのタイミングとか)。 中には引っ込んで水を一杯という人もいるようですが、半分はオーケストラのため、半分は指揮者自身のため(それを前面に出す人はまあいないでしょうが・・)です。 つまり、指揮者が引っ込んでいる間はオーケストラに対して拍手しているのと「もう一度あなたの指揮が見たい」という指揮者へのアンコールでもあるわけです。 そして、やおら指揮者が登場し、オーケストラを誉めたたたえるのです。ソリストや楽器奏者一人一人に対して。 たまに最後にオーケストラのメンバーが楽器をたたいたりして指揮者をたたえることがありますが、これは客演の指揮者に対してが多いです。 N響の定期演奏会なんかは絶対といっていいほどアンコールをやりませんので観客も結構薄情で2回くらいでさっさと帰路につく人もいます。
お礼
ありがとうございました。カーテンコールと言うのですね。聞いたことがあります。意味がやっとわかりました。ありがとうございます。
- sydneyh
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カーテンコールのことですね。 これは何も3回と決められたわけではありませんし、またクラシックだけのものでもありません。 他にも舞台芸術である、バレエや演劇なども、カーテンコールは付き物です。 カーテンコールの回数が多ければ多いほど、その舞台が素晴らしかったという証なんです。 例えば、数年前の小沢征爾のウィールフィルでのニューイヤーコンサートなどは、劇場のライトが付き、明るくなってもなお、まだ拍手が鳴り止まなかったそうです。 ただ、日本ではこうした習慣は最近のものなので、回数もそれほど多くは行われないのかもしれません。
お礼
ありがとうございました。カーテンコールと言うのですね。聞いたことがあります。意味がやっとわかりました。ありがとうございます。
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ありがとうございました。カーテンコールと言うのですね。聞いたことがあります。意味がやっとわかりました。ありがとうございます。