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プルースト「失われた時を求めて」の以下の箇所
友人に教えられた箇所なのですが, 「失われた時を求めて」にあるらしい以下の記述が,どのへん(第何巻)にあるのか教えてほしいです. 以下の訳が井上訳か鈴木訳かはちょっと分からないですが多分,集英社の鈴木訳だと思います. 「私たちの社会的人格は、他人の思考によって作られたものだ。「知り合いの人物にあう」と私たちが名づけているごく単純な行為にしても、それはいくらか知的な行為である。私たちは、目の前の人間の肉体的な外観に、その人に関するすべての概念をつめこむので、その結果私たちの思い描く全体的な姿のなかでは、これらの概念こそ確実に最大の部分を占めてしまう」 よろしくお願いします.
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この長大な小説の第3編「ゲルマントのほう」の途中で永らく挫折している者ですが、 ご質問の箇所は記憶にありました。 井上究一郎訳(筑摩世界文学大系57、プルースト1)では、14ページ下段後半にあります。 小説が始まって、三段組10ページ目です。 訳文が異なるので、そちらのは「鈴木訳」と思われます。
お礼
ありがとうございます! 3段組とのことでしたので単純に3*14で42ページ近辺を探したら,鈴木訳では45ページにありました(笑). 助かりました!