- ベストアンサー
フランスの第一身分、第二身分、という言い方はいつから?
フランス革命を勉強していると、 第一身分、第二身分、第三身分という言い方が出てきます。 これらの呼び方は、 いつごろから使われ始めたのでしょうか。 フランス革命以前から 一般市民の間でも、広く知られた言葉だったのでしょうか。 ご存知でしたらお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
・第一身分、第二身分、第三身分 第一身分、第二身分は元のフランス語ではないかあってもほとんど使われな かったと思います。フランス語で clerge , noblesse , Tiers-Etat の訳語 は僧侶、貴族、第三身分です。第一者、第二者が使われないのと同じです。 三部会は 1302年ノートルダム寺院に召集されたのが起源ですが、それ以前に 第三身分という言葉が使われていたかはわかりません。 ・広く知られた言葉かについて 第一身分、第二身分は却下します。第三身分だけについて。 1789年1月に三部会召集と選挙規則の公示で、選挙に対する言論が盛んになり 多くのパンフレットが刊行されたそうです。特に反響があったのはシエースの 『第三身分とは何か』です。革命開始がいつとするかは人によって違いますが 遅くともこのころには広く知られたようです。
その他の回答 (1)
- smzsmz
- ベストアンサー率22% (13/58)
1302年 フランスで三部会開催 国王は封建社会を維持するために、聖職者・貴族・市民(都市の富裕な商工業者)の代表を集め、彼らに課税の承認を求めるようになった。 フランス革命以前170年間三部会を開いていませんでしたので、 一般市民の間では、広く知られた言葉だったとは思えません。
お礼
ありがとうございました。 世界史の勉強をしていて、教科書の絶対王政期の記述にはなく、フランス革命のところでいきなり出てくるので疑問に思っていました。
お礼
「フランス語で clerge , noblesse , Tiers-Etat の訳語は僧侶、貴族、第三身分です」というのをはじめて知りました。 もしかして、「僧侶は第一身分とする」「貴族は第二身分とする」などの法律のようなものが存在するのかなあと思っていましたが、そうではなかったようですね。 勉強になりました。ありがとうございました。