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アダムとイブが知恵の実を食べ、楽園を追放されるという話を詳しく…
昔読んだ聖書の中に、アダムとイブが知恵の実を食べ、 楽園を追放されるというくだりがありましたが、 私の記憶では、 蛇に騙されたアダムとイブが知恵の実を食べたのち、 神様が来たのを見て木の影に隠れると 「なぜお前達は木の影にかくれているのか」 と神様が訪ね、 「神様が私達の裸を見られると恥ずかしいから隠れているのです」 と答えたので、 「何故お前達は自分たちが裸だということを知ったのですか?」 と神様に聞かれ、知恵の実を食べてしまったことがばれ 楽園を追い出された… という感じで覚えているのですが、 ご存知のかた、その前後も含め 詳しいいきさつを教えてくださいませんか? だいだい、どうして神様は 「知恵の実を食べるな」といったのですか? また、知恵の実を食べたからといってどうして 追放されなくちゃいけないのですか? 宜しくお願い致します。
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神は、ご自分に対する忠誠心を表せるように、善悪の知識の木から食べることを禁じたのです。 しかし、それは残酷なものではないですよね。 「園にあるすべての木から貴方は食べてもよい」とありましたから。 ただ、知識の木からはダメというのは、人間にとって負担にはなりません。 むしろ、神の愛です。 もうひとつ、#1の回答には、悪魔サタンが出てきません。 じつは、蛇を操っていたのは、サタンです。 (宗教的に他人に不快感を与える可能性があるのでこれ以上は詳しく書きません。)
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- kitty_aki
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こんばんは。これは旧約聖書の創世記第3章の物語です。 以下に旧約聖書に書かれている内容を短く(と言っても長い・・・)まとめてみました。 神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形作りました。 そして、アダムのあばら骨の一部から女(イヴ)を作りました。 神は、アダムとイヴをつれて来て、エデンの園に住まわせました。その際このように言いました。 「園の全ての木からとって食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。」 神の作られた生き物のうちで、もっとも賢いのは蛇でした。蛇はイヴにこう言いました。 「その木の実を食べても決して死ぬ事はない。それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存知なのだ。」 イヴは実をとって食べ、一緒にいたアダムにも渡したので、彼も食べた。二人の目は開け、自分達が裸である事を知り、いちじくの葉をつづり合わせて腰を覆った。 -中間はbebelさんのお話と同じ- アダムに神が言った。 「とって食べるなと命じた木から食べたのか。」 アダムが言った。 「この女が木からとって与えたので食べました。」 イヴは言った。 「蛇がだましたので食べました。」 神は蛇に言った。 「このようなことをしたお前は、あらゆる家畜、獣の中で呪われるものとなった。お前は生涯這いまわり、塵を食らう。」 神はイブに言った。 「お前のはらみの苦しみを大きなものにする。お前は、苦しんで子を産む。お前は男を求め、彼はお前を支配する。」 神はアダムに言った。 「お前は女に従って食べるなと命じた実を食べた。お前は生涯食べ物を得ようと苦しむ。お前は顔に汗を流してパンを得る。」 神は、自分と同じく善悪を知る者となった人が、命の木からもとって食べ、永遠に生きる者となることに恐れを抱いて、エデンの園を追放した。 と、こんな感じのようです。ちなみに、イヴという名前はアダムが付けたようです。 長々とすみません・・・。
お礼
kitty_akiさん、お返事ありがとうございます。 長々と、なんてとんでもない。 とても丁寧に教えてくださって、よく分かりました。 神様はとどのつまりは善悪の区別がついたひとが、 不老不死になる命の木の実を食べることを恐れて 最初に「善悪の知識の実を食べたら死ぬ」と 嘘をついたのですね。 なにやら、狂言の「腑子」という話に似ている気がします。 あれも、当時大変高価で珍味だった黒砂糖を 小坊主達に食べられまいとして 「これを食べたら死ぬ」と嘘を教える話でしたので。
お礼
お返事が遅れて申し訳ありませんでした。 蛇がサタンの使いだった、と言うのは初耳でした。 確かに…この話題は宗教的なことを交えての論議になるのは必須ですね。 私もこの話を聞いてからいろいろ考えましたが、 原文を読んだわけではないので、 機会を見つけて原文を読んだ上でもう一度いろいろ 考えてみたいと思っております。 ありがとうございました。