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記紀神話について!

記紀神話における、血穢観について調べています。古事記のミヤズヒメと雄略帝の段については見てみたのですが、そこまで忌まれている感じを私は受けませんでした。詳しい方がいらっしゃいましたら、上代からの血穢観についてお聞かせ下さい。宜しくお願いします。

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  • sophia35
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回答No.1

こんばんは。 古来日本では、狩猟を行い、巫女が祭祀を司っていたので、それほど血や死に関する穢の感覚って無かったようです。それが、大陸の方から仏教や血盆教の思想が入ってきた為に、血穢観が定着したようなので、記紀を見渡してもそれ程血穢観と言う思想は見出せないのではないでしょか。 因みに血盆経とは、10世紀に中国で成立した経典で、「血の穢れ多き故に生きながら地獄に堕ちた者=女を救済する」為に書かれたものです。この「血」とは出産の際の血や生理の血を指して言い、女性は不浄であり、その穢れ故に生来救われず、生きながら地獄に堕ちる事が決定していると言う思想です。 どうしても記紀神話と繋げなければならない・・・と言う訳でなく、純粋に血穢観について調べたいのなら、仏教の観点から調べられた方が良いかもしれませんね。 ご参考になれば幸いです。

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