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Somerset Maughamの作品の和訳なんですが…。
イギリスの作家Somerset Maughamの作品、「The Luncheon」の中の訳で分らないところがあります。ちなみに本文はhttp://ydj16.hihome.com/page-12.htmlに記載されています。 (1)But I was flattered and I was too young to have learned to say no to a woman. (Few men, I may add, learn this until they are too old to make it of any consequence to a woman what they say.) (2)she give me the impression having more teeth,white and large and even, than were necessary for any practical purpose. (3)Just a bite, I never want more than that, and I eat that more as an excuse for conversation than anything else. の3点が分りません。文の構造と単語は分るんですが、(too to構文とmore than構文) 訳ができません。どうかご教授ください。よろしくお願いいたします。
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《後日談》 #7 さん、ありがとうございました。 もう、こちらには顔を出さないつもりでしたが、気を取り直して少し調べなおして見たところ、新たに分かったことが出て来ましたので、再々検討したことと併せ、提示させていただくことにしました。質問者さん、何度もお煩わせしてすみません。 前回、私が全面的に誤っていたと私が認めた理由。 (1)改めて、という感じだったのですが、many と much の用法について辞書を引きなおし、many が可算のものについての「たくさん」、much が不可算のものについての「たくさん」という定義は動かしようもなく「絶対的」なものらしいと観念したため。「代用」と言うことは私は感覚的に出てきた解釈なのですが、辞書的には確かにそういう「用法」としての説明はなかったこと。 (2)二つ目の that も just a bite と読むのは、私にとってはごく自然な読み方だったのですが、just a bite では実際には、as an excuse for conversation にはならないかと思いなおしたため。それと、more as an excuse for conversation のような more の使い方は成り立たないのだろうかと疑心暗鬼になってしまったためです。 (1)について teeth は確かに可算だから、many teeth はあっても、much teeth はないのか、とがっかりしてしまったののでしたが、今回ネット検索して見たところ、実際は使われていました。それて幾例か参照しながら、両者の違いを考えて見たのですが、many teeth はそのまま「歯の数」についていっていることはほぼ明らかだと思います。much teeth は「歯の数」だけでなく、しっかりとした歯がきれいにそろっているという質・量あわせた「充実ぶり」みたいな総合的な表現なのではないだろうかということです。「立派な歯」みたいな感じです。私たちが、人の歯をほめる時に、確かに歯の生え始めている子供や、本数の失われがちなお年寄りの方については「本数」を直接問題にするかもしれませんが、「本数」がそろっていることが前提になっているような通常では、「白くてきれいな歯」「形よくそろっている」「歯並びが良い」「がっしりとしっかりとした歯」といったことになると思うのですが、それらが much teeth ということかなと考えました。本数ではなく、やはり何がしか「量的」なとらえ方です。ですから、many teeth と much teeth の両方が成り立つのでしたら、本文に関してはどちらにとっても良いということになりますが、私としては、やはり今書いたような much teeth の比較級として more teeth を取りたいと思いました。white and large and even はその more teeth を補足しているわけですが、「用法」としてというより、「意味内容」としてやはり much の中身を説明しているように思います(many か much かというのは文法的に問題ないのであれば、もはや読む人の解釈しだいという気がします)。 much teeth の例をいくつか、紹介します。 1. He saw in his hall mirror that he didn't have as much teeth as usual. His teeth still occupied the same space as before, but they were wider. 廊下の鏡で見ると、彼の歯の様子はいつもと違っていた。それぞれの歯はいつもと同じところに収まっているのだが、どの歯も軒並み幅広になっていた。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3A3PnH0jElZVgJ%3Ahttp%3A//tsa.transform.to/animal/firstdayofspring.html+%22much+teeth 2. He flashed much teeth, I don't think he was smiling but there he was flashing teeth which I hoped was a sign of good cheer and that he was not planning to bite me. 彼は歯をたっぷりと剥き出してみせた。微笑んでいるようには見えなかったが、現に彼は歯を見せており、それは私を歓迎してくれているしるしであって、私に噛み付くつもりではないのだと思いたかった。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3AyoPgQ2S7x34J%3Ahttp%3A//www.rfthomas.clara.net/classics/creature9.html+%22much+teeth 3. "First I'm getting some food for them because my dad doesn't have much teeth left so can only eat soft food," she said. 「何よりもまず食べるものを用意してもらうわ。なぜって父はもうあまり歯が残っていないので、やわらかいものしか食べられないんです。」彼女は語った。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3AyxatexCb5YQJ%3Ahttp%3A//www.cbsnews.com/stories/2002/12/24/world/main534209.shtml+%22much+teeth 4. It was one of those deliciously awkward moments, when two people who can't stand each other exchange public pleasantries, shaking hands, their smiles showing too much teeth, their eyes slitting like a couple of angry cats. それはどこか吹き出したくなるほどぎこちない光景だった。互いに軽口を交わすこともできないふたりの人間が、握手し、不自然なほど歯を見せた微笑を交し合い、まるで毛を逆立て合った二匹の猫のように細めた眼のうちから相手を伺い合っている様子は。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3Ao42mFgmAreEJ%3Ahttp%3A//www.nynewsday.com/travel/chi-0409050366sep05,0,4246831.column%3Fcoll%3Dsns-travel-headlines+%22much+teeth 本数を数えていけば、many 、けれども何らかのニュアンスで teeth を「量的」にとらえる時、much teeth という表現が成り立っているように思います(挙げた例で言えば、「歯の様子」「歯を見せる」「十分な歯」)。また、ここでは挙げませんでしたが、"there is much teeth" "have much teeth"で「脅威がある」といったニュアンスで慣用句的にしばしば用いられているように思いました。「脅威」というイメージも、テキストの文に無きにしも非ずかもしれないとも思いました。 以上の点から、テキストの文は最終的に "私なら" こう訳したいと思います。 「白く大きくきれいに揃った彼女の歯は、何か実際の用途に必要とされる以上に立派であるような印象をわたしに与えた。」 (2)について まず、more as an excuse のような more の用例(より~~として)が他でも見られるのか、当たって見ました。 1. Local organizations see nearby issues more as opportunities to mobilize their assets for community improvement and less unsolvable problems. 地域の会や組織は、身近な問題について、彼らの資産を共同社会の向上のために動員する機会としてとらえ、解決不可能な問題としてはとらえない。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3Ai09uWaeFNFUJ%3Ahttp%3A//www.uwex.edu/ces/buildingcommunity/pdf_content/cpspas.pdf+%22more+as 2. Organizational structure and culture were seen more as conditions to be managed than problems to be solved. 組織構造と文化は、解決すべき難題としてよりも、巧みに御していくべき前提条件としてとらえられた。 http://216.239.57.104/search?ie=EUC-JP&lr=lang_ja&hl=ja&q=cache%3Aw7332JZKD7AJ%3Ahttp%3A//www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2003/005e.html+%22more+as このような用法のあることを確認しました。そこで、元の文をもう一度見て見ます。 Just a bite, I never want more than that, and I eat that more as an excuse for conversation than anything else. 最初の私の解釈による訳。「ただひとくちだけ。それ以上欲しいとは思いませんの。そのひとくちも、はなしのまをもたせるためにいただくだけで、他に理由はないんですわ。」 Shimo-py氏の解釈による訳。「ただひとくちだけ。それ以上欲しいとは思いませんの。(思いませんけれども)その欲しくないひとくち以上を、他でもない会話のために私はいただくんですのよ。」 never というのは結構強い否定ですよね。「決して~~ない」と訳してもいいと思います。そのあとの and は文脈によって but の意味合いを持つこともしばしばあることも知っています。それでもあまりに飛躍しすぎていないでしょうか? "I never want more than that, and I eat that more " 前言をあまりにあっさり撤回しているしゃべりような気がします。"I never want more than that, and I eat that"ならごく自然に繋がるのです。会話としても自然に聞けます。"Just a bite" では "an excuse for conversation" にならないとまじめに私も考え直してしまったのですが、そもそも昼食に「一口だけしかいただきませんの」と無茶なことをこの女性はのたまわっておられ、次々と注文を重ねながら二口も三口も口へ運びながら、最後までこのせりふを繰り返しているので、ここだけ理の通ったことを言っているようにまじめに考えることもありませんでした。「理」よりも、言葉のスムースさ(言っていることがそもそも理不尽なんですから)で読むほうが自然だとやはり感じました。"that" と "that more" の併用というのもとても紛らわしいです。・・・実は、埒が明かないので、図書館に行くついでがありましたので、思い立って全集の訳を参照して見ました。全集の訳はこのようなものでした。「ほんの一口 ―― それ以上は決してほしくありませんの。それにその一口も、どちらかといえばお話のつなぎのためで、ほかの意味なんかなんにもありませんのよ。」ちなみに、先の部分についての訳はこのようなものでした。「彼女は実際上の目的に必要である以上にたくさんの歯を――真っ白な、大きな、並びのいい歯を持っているような印象を私にあたえた。」こちらは many を取られているご様子です。以前から幾冊も翻訳を読ませていただき、尊敬もし、私自身はファンの一人である先生の訳ですが、この部分については、たとえ先生のほうが正しいのであれ、先ほど調べて得られた感触から、私自身は much をとりたいなという気持ちです。 私自身はしょっちゅう、誤読をし、それはやはり調査や経験の不足から来るものですが、最近は誤読というのは不足している部分をつないでくれる架け橋のようなものなのではないかと思うようになりました。もちろん、それらは順次正しい橋に架け替えていくべきものなのですが、文法や語彙や経験・文化に対する知識の不足を補ってくれるのが想像力であり、それに助けられて全体像を描こうとしながら読んでいるわけで、その姿がしばしば誤読という形で現れるのではないかと思うようになって来ました。最初はほとんどが誤読なわけで、もし誤読を一切するなといわれたら、一行も読めないかもしれません。ちゃんと調べていき、経験を重ねていけば、その力が正しい読みの架け橋になっていくのではないかと私自身は考えるようになりました。 少なくとも、日ごろ使っている日本語についてすらそうなのですから、まして外国語である英語の解釈について、「絶対」と言うことはないものと私は考えます。「絶対」という言葉が出てきたら、私は注意信号と以後とらえたいと思います。 質問者さんへは何度もすみませんでした。丁寧にコメントしてくださったことにとても感謝しています。あと、全集の訳というのは、最初に見てしまってはひとつも学ぶところがなくなってしまいます(一番おいしいところを失してしまう)ので、老婆心ながら、もしご覧になるとしても、最後の最後にして欲しいと願うしだいです。今回は、いろいろと勉強させていただきありがとうございました。
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- dragonjuin
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こんにちは シンプルな印象: (3)Just a bite, I never want more than that, and I eat that more as an excuse for conversation than anything else. は、 #1さん、#2=4=6さんの読みで、どこがおかしいのでしょうか? 1.ひとつめのthat= a bit [the bit] ふたつめのthatも同じくa bit [the bit] 2.and I eat that:そして私がそのひと口を食べるのは、 3.more as an excuse for conversation than anything else: as an excuse for conversationとas anything else(as反復を嫌って省略)を比べて、前者の方が後者より程度が上だ、と述べているだけ。 as:――として、という意味合いで、理由でetc. ↓ as anything elseよりもas an excuse for conversationの意味合いの方が強い ↓ 他のなにものにもまして、おしゃべりをたのしむ口実としての意味合いが強い 4.以上併せて、 ひと口だけ。それ以上はいただきませんの。そのひと口だって、実はこうしておしゃべりを楽しむためのお体裁でしかないんですのよ。 5.と、このようなせりふの直ぐ後に、だが、アスパラガスなら食べないことはない、と女がぬけぬけと続けるところに、この短編の面白さの核心のひとつがあるはず。 たとえば#4さんの >この女性はレストランで次から次へと注文をしておきながら、最後まで「私はほんとに一口しか昼食はいだかないんです。」と決まり文句のように言い続けるんです。ですから、ここで一口以上食べると自分の口で認めてしまうと、まずいと思います。 のコメントに 私は完全に同意します。 このように、女が、口ではほとんどなにも要らないとくり返し言いながら、 その言葉とうらはらに、キャビア、サーモン、シャンパン、アスパラガス、コーヒー、アイスクリーム、桃と、高価なものをたて続けに食べていくので、 駆け出しの貧乏作家であるわたしは、食事の間中神経をすりへらされたあげく、結局有り金全部はたかされる羽目になる。 が、数十年後に再会したとき、女は美食がたたって、見る影もない肥満体と化しており、その様子に、わたしは思わず溜飲を下げるというお粗末の一席。 (3)についての私の感想は、上とは異なる趣旨の回答をなさった方々への批判を目的とするものでは決してありません。その点ご了解いただけるとありがたいです。 (2)she give me the impression having more teeth, white and large and even, than were necessary for any practical purpose. 白くて大きくな歯が目を引き、やたら歯並びのしっかりした女だなと、私は思った。 (女が、口では何も食べないといいながら、その実、美食、大食であることへの伏線)
お礼
ご親切な回答、本当にありがとうございました! 返事が遅くなってすみません。
質問者さん、回答者の皆さん、たびたびの投稿で失礼します。No.2, No.4 でコメントさせていただいたものです。Shimo-py さんからの再度の説明を再三再四再五読んで考え、その結果、私のほうがことごとく勘違いをしていたことが分かりました。質問者さんをはじめ、Shimo-pyさんに対しては、ご迷惑をおかけしたとともに、たいへん失礼なコメントを差し上げたことを深くお詫びいたします。申し訳ありませんでした。<(_ _)> (2)については、歯の揃っているであろう人物に対して、"more teeth"(歯が多い)と感じるというのはおかしいという先入観から抜け出せず、解釈に考え込んでしまいました。最も最初は「歯が多い」と取っていたのですが、全文に目を通した結果が私の場合に限り、裏目に出てしまいました。文法的に、元の解釈しか成り立たないことを理解しました。 (3)については、"that more"という読み方のほうが、"as an excuse for conversation "の説明にちゃんとなっていることに途中から気が付いたのですが(つまり、"Just a bite"のみでは会話の弾みにはなりにくいでしょうから)、"than anything else"に対応する比較級がどこかになければおかしいという頭がずっとあり(また、例文を見てもことごとくがその形でしたので)、そこから抜け出せませんでしたが、"than anything else"が"else than anything"とも書き換えられうる内容であることに気が付き、ようやく決着いたしました。 たいへん失礼いたしました。 文法力の弱さ、思い込みの怖さを思い知り、身の程を知りました。質問者さん、ご迷惑をおかけして済みませんでした。Shimo-py さんに対しては分もわきまえず、思い込みの強さから(恥ずかしながら、ほとんど確信しておりました)失礼なコメントを発したことを、改めて、心よりお詫びいたします。たいへん失礼をいたしました。また、回答者であるべき立場のものに、丁寧な解説で応えてくださったことに深く感謝いたします。ありがとうございました。(私はこれで退場させていただきます)
お礼
fieldsさん何をおっしゃるんですか!fieldsさんの意見はもちろん参考にさせていただきましたよ!貴重な時間をこのために割いていただき、本当にありがとうございました!また質問させていただくかもしれませんのでそのときはよろしくお願いいたします!
- Shimo-py
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質問者さんへ、No. 2 で回答した Shimo-py です。 No. 3 の fieldsさん、ご指摘ありがとうございます。 その点について再びご説明いたします。 ◆(2)の「more teeth」について、 「この more が much の比較級で、そして、much の内容は挿入句の形で示されている"white and large and even"だ」 という解釈は、不可能です。 much (あるいはそれに由来する more)が、後出の形容詞の肩代わりを一時的に引き受けるという用法は、ありません。 40代の女性ということとの関わりで言えば、この文を言っている人は、相手の女性の歯が気になって気になって仕方がないわけなのです。つまり実際に生物学上の歯の数に言及しているのではなく、その均整の取れた歯並びや白さから、歯の数が多く見えるというような印象(impression)だったという表現になっているのです。 ◆(3)について。 1つ目の that はおっしゃる通り、"Just a bite"を繰り返したものです。しかし、2つ目はやはり more は名詞です。that more という用法は、「難しい語法」ではありません。普通に使います。 既出の形容詞に that をかぶせて使う用法は、ごく当たり前の用法なのです。試みに that でその用法を調べてみてください。例文は簡単なもののはずです。 「than 以下を"as an excuse for conversation"にかけて読んでいる」という覚えはありません。よく訳を読んでください。as 以下は eat that more を修飾しており、わたしはそのつもりで訳しております。 二つ目に出てくる more を前の than にかけて読むことは、この文の場合(つまり that more となっている場合)は不可能です。 ◆一応、相当の自信をもって英語にかかわっているつもりですが、なにぶん、研究中の身であります。こうしたご指摘をしてくださることを、非常に有難く受け止めます。 今回の件に関して、fields さんのご指摘から受けた点について、私の説明はどこも誤っていない、と判断しています。
お礼
この質問のために時間を割いて下さりありがとうございます。専門家としてのShimo-pyさんの見解、とても参考になりました!
No.2です。解釈が曖昧な点が残っていましたので、再考再訳してみました。なお、ご紹介していただいたサイトで本文のほうも一読させていただきましたが、あとで他サイト掲載のテキストを参照した際に、タイプミスをいくつも発見しました。カンマやセミコロンの打ち忘れ、打ち間違いは省きますが、(既にお気づきだったかもしれませんが)念のためletterの打ち間違いや打ち落としのみ挙げておきます。 and I was too young to have learnd say no to a woman → and I was too young to have learned to say no to a woman I had eight frances → I had eighty frances The fact is, you ruin your palate by all that meat you meat." → The fact is, you ruin your palate by all that meat you eat." (最後のミスタイプは、本文にある「洒落」だと暫く思ってました,,) 以下、再訳です。 (1)だが、私は煽てに乗せられていた。それに、まだまだ未熟者で女性からの誘いに否と言うだけの鍛錬も出来ていなかった(ついでながら、男性の九割九分は、彼らが老けて女性がそのことばを歯牙にもかけなくなってから、ようやくにしてこの鍛錬を得ると言えるかもしれない)。 (2)そして、彼女の歯は如何なる実用に求められるものよりも必要以上に、白く大きく見事に揃っているという印象を私は受けたのだった。 (3)ほんの一口だけですの。それ以上は戴きたいとも思いません。その一口ですって、そうしたほうが会話が弾むから戴くだけで、それ以外の理由は一切無いんです。 全文に目を通す時間があったからということもあるのでしょうが、No.3 の Shimo-py さんのコメントで疑問に思った点が二箇所ありましたので、敢えてコメントを付けさせていただくことにしました。(ちなみに she give me は本文で確認したところ、she gave me でした。) まず、この(2)の文についてですが(Rikkyさ~んthe impression のあとの of も抜けてましたよ~)、 she gave me the impression of having more teeth, white and large and even, than were necessary for any practical purpose. more teeth の more を Shimopy さんは many の比較級として取っておられるのですが、そして、この文を見る限りそのように見えるのですが(ですから、私もこの女性はご老人なのだろうと想像していたのですが)、本文にはそのすぐ前に、"She was , in fact, a woman of forty"とありました。40才で歯が必要以上に多いというのも変なので、この more は much の比較級では無いかと思います。そして、much の内容は挿入句の形で示されている"white and large and even"だと思います。つまり、whiter and larger and more even teeth という内容を more で一時的に肩代わりさせることで簡潔な表現をなしているものと考えます。 (3)の訳も変だと思います。私はNo.1さんの訳で申し分ないと思います。これも全文に目を通されれば分かることなのですが、この女性はレストランで次から次へと注文をしておきながら、最後まで「私はほんとに一口しか昼食はいだかないんです。」と決まり文句のように言い続けるんです。ですから、ここで一口以上食べると自分の口で認めてしまうと、まずいと思います。 Just a bite I never want more than that, and I eat that more as an excuse for conversation than anything else. 二つの that は、"Just a bite"を繰り返していると取るのがごく自然な読みではないでしょうか?(しかもこれは食事を取りながらの会話ですから、難しい語法を敢えて使うとは思いにくいです) Shimo-py さんの訳でも、than 以下を"as an excuse for conversation"にかけて読んでいるので、結局"as an excuse for conversation"を包む形でその前の"more"が必要になってきます。すると、"more"を"that more"という取り方との二重読みをしていることになってしまいませんか? thanに対応する比較級を見つけるというのが、ごく自然な読みのように私自身は思っていますが…。 ご再考いただければ幸いです。長々と失礼いたしました。
お礼
本当にすみません…こんな間違いがあるとはお恥ずかしい限りです…(-.-;)以後気をつけます。 こうして皆さんの訳を拝見させていただくといろんな可能性が見えてきますね~!本当に参考になります!再び親切なご回答ありがとうございました!
- Shimo-py
- ベストアンサー率61% (170/275)
◆(1)の訳、No. 1さん、お上手ですね! 見事です。 make it of any consequence の部分も上手です。 of consequence 【of + 抽象名詞】ですから、 consequential と同じ意味になります。 ここは any があるから「いささかでも重要なものとして」と訳すとベターです。 ◆(2)は、質問者さんが文を途中から抜いているため、分かりにくいです。(面倒なので元のウェブサイトを見ていません…できれば必要最低限は引用してください) この場合、she give となっているのが、質問者さんのタイプミスなのか、そうでなければ、この英文は that 節の一部か何かになりますね。 she give me the impression having ~ 「彼女が【~以下】を持っているという印象を与え…」 となります(give の語形の説明がこの引用では分からない) で、何を持っているか。 more teeth,white and large and even, than were necessary for any practical purpose. 「何にせよ実用的な目的にとって必要以上にたくさんの歯を、それも白くて大きくてきれいにそろった歯を」 となります。more teeth は many teeth の比較級で、その後に並んでいる形容詞は、あとから付け加えられたもの(挿入句)と考えるわけです。 ◆(3)の訳は No. 1 さんの訳だとちょっと惜しいです。こんな意味になります。 「たった一口、それ以上は欲しくない。だが、わたしは(その欲しくないという)一口以上を食べるのだ。会話のための口実に他ならぬその理由のためにね。」 という意味。that more 「その一口以上を」というように、more が名詞になっていて that がそれを修飾している点を見逃さないのがコツです。でも No. 1 のponta99さん、もっと自信をもっていいのでは…??? 質問者さん、ご不明な点があればまたコメント欄にでも補足して尋ねてください。
お礼
すみませんタイプミスがあることに気付きませんでした…以後気をつけます…<(__)> とても分りやすい親切なご回答を本当にありがとうございます!これで文構造も完璧です!参考になりました!
1さんが丁寧な訳をされているので、私のほうは思い切り意訳ということで。 (1)だが私は自惚れていたし、まだまだ若くて女性の申し出を断るなど考えることも出来なかった。(いや、ほとんどの男性諸君は、自分が年を取って己の言うことに女性がまるで注意を払わなくなるまで、断りなど言えるようにはなるまい) (2)私の印象では、彼女の歯は、白く粒ぞろいできれいに揃っており、何か実用以上に立派であるような気がした。 (3)ただ一口だけ。それ以上口にしたいとは思わないんです。それも、会話の間を持たせるために口に運ぶだけで。
お礼
こういう意訳の仕方もイイですね! ご回答ありがとうございます、参考になりました!
- ponta99
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自信はないですけどこんな感じですかね。 (1)しかし、私はうれしく思いました。そして、私は若すぎたので、女性に対してnoと言うことを学んではいなかったのです。(付け加えて言えば、女性に対して、自分が言ったことを重要なものとして受け止めさせることができるだけの年齢になる前に、このことを学ぶ男性はほとんどいません。) ここは普通の too ~ to の構文だと思います。 括弧の中は、 too ~ to の構文ではないでしょう。 (訳を見て頂けばおわかりでしょう) (2)彼女は私に、歯が何かの実用的な目的のために必要な以上に白く、大きく、均一な印象を与えます。 ここは意訳が思いつかなかったです^^; (3)たった一口だけ入れればそれ以上は何も必要ありません。そして、単に会話するための言い訳として食べるだけです。 要は人を会話に誘うための口実として食事をするということではないですかね。 間違ってたらごめんなさい。
お礼
返事遅れて申し訳ありません! 3番目の文が一番よく分からなかったんですが、とても参考になりました!ありがとうございます!
お礼
fieldsさん、何度もご回答してくださり本当に感謝しています。こちらこそ勉強になりました!あと返事がおくれてしまって申し訳ありませんでした。ありがとうございました!