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塩素ラジカル
こんばんは、いつもお世話になっています 今回は授業ででてきた物質で分からない物があったので質問します 環境の授業でオゾン層の破壊についてやったのですが、そのときにフロンから塩素ラジカル(Cl・)という物質が発生すると教わりました このCl・がオゾンを破壊するらしいのですがこのCl・とは何なのでしょうか? また、フロンからCl・が発生するときの化学反応式はどんなものになるのでしょうか? 高校1年生にも分かるように解説していただけるとありがたいです、お願いします
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フロンは通常は非常に安定な化合物なのですが、波長の短い紫外線があたるとゆっくりとフロンのC-Cl結合が切れます。これはC-Cl結合のエネルギーと波長の短い紫外線のエネルギーが大体同じようなエネルギーだからです。このように光が化学反応を引き起こす例はたくさんあります。たとえば、植物の光合成や写真のフィルムなどです。 こうした発生した塩素ラジカルは反応性が非常に強く、成層圏中のオゾンと反応してオゾンを分解してしまいます。たちの悪いことに、一つの塩素ラジカルがオゾンと反応してなくなることなく、延々とオゾンを分解しつづけてしまいます。このような反応を触媒反応といいます。
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- mhi98o
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オゾン層破壊のメカニズムは以下のサイトを見てください。とても詳しく分かりやすいです。 ラジカルとは簡単に言うとイオンになりきれない不安定な状態にある原子(分子)のことです。1番さんの言うとおり電子が足りてません。 ラジカルとなった原子(分子)は反応性が非常に高く反応後も生成物のいずれかが電子が足りない状態にあるので、ラジカル同士が反応しする(例えば塩素ラジカル同士で塩素分子を作る)まで反応が連続して起こります。これが塩素ラジカルが長期にわたってオゾンを破壊し続ける理由です。
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回答ありがとうございました 確かに塩素がイオンになりきれないなら非常に不安定ですね;
- Ichitsubo
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塩素原子そのものです。 塩素原子はあと一つ電子をほしがる性質が非常に強く、ほかの物質と結合またはほかの物質を分解して電子を奪おうとするものです。
お礼
回答ありがとうございました 塩素原子そのものですか、成る程・・・ 不安定な状態なんですね
お礼
回答ありがとうございました 成る程、触媒反応だから繰り返し反応するんですね