- ベストアンサー
毒
色々環境系の本を読んでるとダイオキシンとかコプラナーとか毒性を持つ物質が出てくるんですけど、 大体共通してCl基を持ってますよね。 あれってやっぱりフロンガスのオゾン層破壊みたいに、 ラジカル反応的にClが悪さするからダメなんですか? もしそうだとすると、毒性って言うのは官能基からClの離れやすさに依存してるってことなんですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
極端に簡略化します。 発ガン性の高いぶしつの場合.ラジカル反応をするぶしつが多いです。これは.神経伝達ぶしつ等にも言えることで.発生したラジカルが細胞膜等の脂質に含まれるたんぱく質を不特定に攻撃すると思われ(膜モデルでの機構は検討されていますがインビボ・インビトロでの調査報告は見ていません)ます。 また.Clが悪さをするのではなく.Clのついているきの方の毒性か゛氏適されています(ハロゲン化アントラセン等の研究から)。
その他の回答 (2)
- Freeuser
- ベストアンサー率45% (181/399)
ダイオキシン類の毒性はラジカル反応ではないでしょうね。有機化合物に含まれる塩素がラジカル反応を起こすためには紫外線のようなエネルギーが必要ですし。 ダイオキシン類は非常に安定で、疎水性でありますので、細胞膜(脂質でできている)に溶け込みます。そして膜の中にあるタンパク質(主に受容体)に結合して、細胞の中で間違った信号を発するようになるのです。これが発がん性というわけです。 実際はこれが単体で悪いというわけでなく、他のさまざまな要因とのからみで、ガンの発生確率を高くする、ということでしょう。 参照URLの「なぜ毒なのか?」を見てください。
お礼
ありがとうございました。 色々と参考になりました。 発ガン性って難しいですね。
- c80s3xxx
- ベストアンサー率49% (1634/3294)
ダイオキシンの毒性の根源は知りませんが,少なくとも ラジカル云々は関係ないでしょう. PCB とかは,化学的な安定性自体はとても高い (だからこそ 多用された) わけですし.
お礼
回答ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。
お礼
やはりラジカル反応も一つの要因なんですね。 まだまだ解明されていない分野みたいで、 答えにくい質問に回答いただきありがとうございました。