- ベストアンサー
思考 突然のひらめきについて
追いつめられた時、突然のひらめきによって全てが解決することを よく経験します。 小生、創作的な仕事(建築の設計)をしています。 計画期間が数ヶ月ありその間ずっと試行錯誤を繰り返すのですが 良い解決案が出てきません。明日提出という前日あたりに、今までの 悩みを全て氷解させるアイデアが突然ひらめきます。これに救われた ことは二度や三度ではありません。 この時の”火事場の馬鹿力的な”脳の思考回路はどうなっているので しょうか。 御経験された方もおられると思います。 雑談的な書き込み、あるいは冗談歓迎ですので、どんなことでも いいです。お話聞かせて頂けませんか。
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「音」も至極、具体的な「物」です。多分私のやってることは、peikanさんの建築と変わらないと思います。建築物は眼で見て触れることができる。音は眼に見えないし触れられないけど、耳できくことができる。その違いだけです、きっと。 ・・もちろん突き詰めていけば、これら(建築物、音、など)も私の脳が創り出しているだけのもので、実際には存在しないのかもしれませんが・・・(ま、その議論はここでは横に置いといて。笑) 思ったんですけど・・ 頭の中に描く世界には、何の制約もない・・・でも、いざそれを、この三次元空間で再現するとなると自ずと制約が生じる。その制約の中で、自分が頭に描いた自由を、極限まで追求していく・・・・これがすなわち喜びじゃないですかね・・・。 「制約」というスパイスが加わってはじめて自由を感じる。小さな普通の出来事が、苦しみや悲しみというスパイスを得て初めて喜びに変わる・・・人間の喜びなんてきっとそんなもんですよね。(^^ >「良い物を創りたかったら、良い物をたくさん見なさい」 あー、これ聞いてあらためて思いました・・・私たちが得るこの「ひらめき」は、外部からくるものではなくて、自分の内部にあるものの発見、に過ぎないんですよね。だからこそ・・・この格言がすべての創作活動に通じるものなんだと思います。あ、だから、自分の内なるものを観察する「瞑想」なんかが、このひらめきへの手助けをしてくれるんですね。Syo-yaさんがNo.3でおっしゃってた「これを意識的に能力開発しようというのが呼吸法であったり、瞑想であったりします。」が、いまいちピンと来なくてずーっと考えてたんですけど、いま納得です。 ・・・そう考えると、創った物、だけでなく、創るという行為自体が、一つの自己表現、この世への自己実現、なんですね。なんかあたりまえのことが、別の角度からあらためて理解できた気がします。 またひとつ、発見です。(peikanさんはじめ、皆さんに感謝です。) 追伸: すみません、長々とお付き合いいただいて。(こんなことお話してると楽しくて、ほっとくと死ぬまでしゃべりますから。^^;)脱線した投稿も4度目になると、申し訳ないを通り越して、ほとんどやけくそです。(笑)今回はこのへんで、退散させてもらうことにします・・。<(_ _)>
その他の回答 (8)
- floating
- ベストアンサー率45% (18/40)
peikanさんのお礼のコメントを読んで、私の場合は「何かを新たに創り出す喜び」じゃないのかもしれないなって、今ちょっと感じました。 単に「頭の中で鳴ってる音を、実際に聴きたい!」・・・私を駆り立ててるのはそれだけ、なような気がします。 イメージの世界にあるものを実世界にmaterialize(具体化?)する。一つの世界に存在するものを、別の次元の世界に再現する、ということに醍醐味を感じている、といったところでしょうか・・。それが忠実に再現できたときに、すごい喜びを感じるんです・・・多分。(自分でもよく分かってない。笑) >人間ってすばらしいですね。 皆さんのお話を聞いていて、しみじみとそれを感じています。 同感です。 回答もしてないのに、何度も脱線投稿、失礼しました。 でも、とてもうれしい有意義な時間を過ごさせていただきました。 ちょっとここ数日、ある種の緊張状態にあったもんですから、この気持ちの和みがきっかけになって、今日明日あたり、例のひらめきがあるかもしれません。(^^ (でも期待は厳禁。笑) ありがとうございました。 これからもお仕事、楽しんで、頑張ってください。
お礼
こんばんは、またまたうれしい御回答ありがとうございます。 前回のお礼文ちょっと堅い文になってしまいましたね。 あのような物言いが特に好きな訳ではないのですがーー。 >「何かを新たに創り出す喜び」 そうです。これを言いたかったのです。 なにしろ私、文章力が無くて。 音楽「頭の中で鳴ってる音」って どんな物なのだろう。リズム?、メロディー?、ハーモニー? 多分これらが全て統合されて頭の中にイメージされるのでしょうね。 これはすごいや。 わたしには及びも付かない世界です。 私が創るもの(建築)は絶対に具体的な物ですが、音楽は抽象的な物 (この言い方で良いのかな?)と考えられますから、これを作り出す ときの「ひらめき」は大切でしょうね。 だって、全ては一瞬の「ひらめき」によって決まるように思えますか ら。 floatingさんの苦悩する姿が目に見えるようです。すばらしい 「ひらめき」に出会えると良いですね。 話がそれますが「良い物を創りたかったら、良い物をたくさん見なさ い」。これは建築の格言ですが、全ての創造、創作活動に当てはめる ことが出来るような気がします。
- floating
- ベストアンサー率45% (18/40)
No.5再び、です。(すみません、また雑談しにきてしまいました。^^;) 私はノートやカセットテープにアイデアの断片を貯めていますが、・・やっぱりおっしゃるとおり、後で使えるものは非常に少ないです・・。peikanさんと同じで、最終的に形になったもの、というのはほとんど、この強烈なひらめきに始まって、すぐにそれを実際の作業に移した場合に生まれます。 だけどNo.4のaminouchiさんや、No.6でSyo-yaさんがおっしゃってるように、きっとその試行錯誤が、ひらめきに至る必要条件なんでしょうね・・・言われてみれば、本当に納得です。仕事に限らず、人生に関するいろいろな発見(「あ、そうか!」っていうひらめき)も全て、試行錯誤で極度の緊張が続いた後の弛緩によって起こるような気がします。 いい作品に仕上がると、ほんと嬉しいですよね。後で振り返って「これ私、どうやって作ったんだろう?」とか「もう一回同じもの作れって言われても、絶対できない」って感じません? いずれにしろ、こういう人智を超えた感覚の世界を経験できるというのはそれ自体、・・・幸せなことですね。(^^ いろいろ勉強になりました。と同時に、物創りをする人たちとの「眼に見えない糸」みたいなものを久しぶりに感じられて、すごく嬉しかったです。
お礼
こんばんは。うれしいレス、ありがとうございます。 何もないところから、新しい物を創りだして行く「創造の世界」。 私もこれを選んで幸せだったと思っています。 現実は、苦悩の時が大部分なのですがねー。なにが駆り立てるのだろ う。新たな物を造り上げる醍醐味?、苦しみの中に喜びを感じている 自分への賛美?、人に褒めてもらいたいと言う功名心?...... 何を言っているのか解らなくなりました(笑)。 もしかしたら、やはりfloatingさんもおっしゃっている通り、自分で 納得のいく物になった時のよろこび!!。 この時があるからかもしれませんね。 この質問を開いて良かった。 人間ってすばらしいですね。 皆さんのお話を聞いていて、しみじみとそれを感じています。
- Syo-ya
- ベストアンサー率31% (558/1780)
再度の3です。 まず、#4さんが言われるとおり前段で試行錯誤を繰り返す必要というか努力は必要です。ですから追い詰められると強いんです。 人類のひらめきの頂点といえば「お釈迦さまの悟り」です。 6年間に渡る苦行という前段の試行錯誤、長い緊張状態が続いて、それを投げ出してスジャータという娘から乳粥を貰って食べてしまいました。 それを見ていた御付の人たちは「お釈迦さまは堕落した・・・」と失望してお釈迦さまを置いて去ってしまうんです。 これで、さらに精神的に追い込まれるわけです。^^ で、そういう緊張環境にありながら、乳粥を食べてリラックスして、今度は呼吸に集中した瞑想を始めるんです。そうして悟りを開かれたんです。 緊張(6年間の苦行、お供との別れ、交換神経優位)と、 緩和(苦行中止、沐浴、乳粥、瞑想、副交感神経優位)の 落差が悟りへの手助けをしたとも言えるんです。 特に瞑想中はいろいろな呼吸法をやっていたそうですから、その呼吸法もよかったはずなんです。 http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/aruserotoninn/serotoninn_1.html http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/aruiyasi/ih_1.html で、さらに乳製品にはセロトニンの材料になるトリプトファンが含まれていますから、これも悟りに良かったのではないかと言われています(まあ、それまでの栄養が極端に悪かったという条件が必要ですが) あと#5さんが言われる「水場」というのはマイナスイオンが発生しますから、それが気分転換に繋がることもあるんです。お釈迦さまの沐浴もこれに関係しているかも知れません。(憶測ですが) http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arurest/rest3.htm ともかく、コツは緊張から緩和への落差にあるんです。 お笑い(漫才、コント)もそうですよね。 あれも、落差で笑わせます。 落差をつけると人智を超えた感覚の世界のパワーが得られるのかも知れません。
お礼
素敵な御回答、ありがとうございます。 >まず、#4さんが言われるとおり前段で試行錯誤を繰り返す必要と >いうか努力は必要です。ですから追い詰められると強いんです。 この御言葉には気力がわいてきます。苦しい時は投げだしたくなる事 がありますから。仕事ですからそんな事は出来ないのですけど......。 >人類のひらめきの頂点といえば「お釈迦さまの悟り」です。 以降の文章とも、非常に有意義なお話でして、苦しめば苦しむほど それを乗り越えた時の悟りは深かったのですね。 >ともかく、コツは緊張から緩和への落差にあるんです。 やはり納得です!!。苦しみに耐える忍耐力がほしいです。本当 に!! お釈迦様のお話、時間をかけて読ませていただきます。
- floating
- ベストアンサー率45% (18/40)
すみません、全然答えじゃないんですけど・・・ あります、あります!! 私も音楽の仕事をしていますが、普段ずーっと考えてても何っにも浮かばないのに、Deadline間近になって追い詰められると、信じられないようなアイデアが突然浮かびます。そうすると、寝ようとしても頭の中で音が鳴り止まなくなって、結局、夜通し働き続けるはめになります。^^; あと、関係ないですが、そのアイデアが浮かぶ時、というのは大抵、シャワー浴びてる真っ最中か、洗濯が終わるのを待ってる時なんです。 なんでだろう?といつも不思議に思います。
お礼
こんばんわ。レスありがとうございます。 新しい物を創作するのは苦しいものですよねー。しかし、良い物が出 来た時は喜びも大きいですよね。(あたりまえですけど) 私はアイデアを貯める事をしないようにしています、(後で見ると ほとんど使えないから)。ですからこの「ひらめき」が来るのを 悶々として待つ事になります。苦しいです。 私の場合、往詰まったときに頭を空白にしようと、外に出て景色や走 る車をぼんやり見ている時です。本当に突然「神様がおりてきます」 記憶力が悪いので、すぐ仕事机に戻り書き留めます。 前のかたに右脳、左脳のことを教えていただきましたが、 本当に不思議です。人智のおよばぬところ......ですか。
- aminouchi
- ベストアンサー率46% (376/804)
実は「突然のひらめき」が生じるためには条件があるのです。 「天は自ら助くる者を助く」という言葉もありますが、これも同じようなことを言おうとしています。 つまり、突然のひらめきがでる為にはその前段階としてあれこれと試行錯誤を充分な量だけしていなければなりません。それまでにさまざまな努力がなされているからこそ、閉め切りが近づき集中度が高まることによって、また無意識の領域での脳の働きがあって解決策が生まれ出るのですね。 もう1つ、時間の切迫によって、解決策に含まれている欠点に目をつぶることができるようになるということもあるのではないかと思います。メリットとデメリットを考慮してデメリットを小さく見ることができ、思い切った割り切りができるようになるとも思えます。 正直な話、それまでにあれこれやっていなければ、解決策は決して出てこないでしょう。逆に言うと、閉め切りまでまだまだ時間があるのに回答が出てしまうのでは、問題が易しかったということです。 peikanさんの経験もこれにあてはまると思います。
お礼
ありがとうございます。 >時間の切迫によって、解決策に含まれている欠点に目をつぶること >ができるようになるということもあるのではないかと思います。メ >リットとデメリットを考慮してデメリットを小さく見ることがで >き、思い切った割り切りができるようになるとも思えます。 もしかしたら同じ様な御仕事をなさっておられるのでしょうか。 たしかに試行錯誤の段階では欠点ばかりに目が行きますね。 長所があったら其れをさらに生かすべく、何かを切り捨てる勇気は必 要ですものね。長い試行時間があってはじめて「ひらめき」が生まれ てくるのだ......。 この様にきちんとした文章にして頂くとはっきりと見えてきました。
- Syo-ya
- ベストアンサー率31% (558/1780)
私もそういう経験はあります。 音楽で、ある瞬間に自分では到底想定しえないようなメロディーが沸いてきたりした経験は学生時代に何十回もありました。「あ、来る・・・」と感じてから、その通りイメージが涌いてきた経験もあります。 これは右脳が関係しているというのが一般的な解釈だと思います。 麻酔で左脳だけ休ませて、右脳だけの世界を体験したお医者さんの本にも言語では表現不可能な世界が広がったとありました。感覚の世界、イメージの世界ですね。 で、追い詰められたときというのは、逐次処理脳である左脳が働いていると思うんです。で、さらに緊張状態に置かれますから交感神経優位の状態になると思いますから、相当、ストレスフルな状態になると思います。 で、そうすると人体はリラックス神経である副交感神経を優位にして、休息しようと頑張るんです。 お葬式等で緊張すると笑いが止まらなくなったり、おしっこが出そうになるのと一緒のメカニズムです。 で、そうなると右脳が活性化されるんだと思います。 そうして急にひらめきや、アイディアが涌いて出るのではないかと、一般論の繋ぎ合わせで考えます。 http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/arurest/rest2.htm で、これを意識的に能力開発しようというのが呼吸法であったり、瞑想であったりします。坐禅でも良いんです。 しかし、生まれながらに右脳が無い、左脳が無いという人もいるんですが、そういう人でも右脳を使うはずの絵画をかいたり、左脳を使うはずの学校の勉強が出来たりするんです。 ですから人智を超えたレベルの働きもあるんだと思います。
お礼
素早い御回答ありがとうございます 右脳と左脳の関係ですか。このことは私も多少知っていますが ここでも関係しているとは!!。 納得です。 おっしゃる通りのこと積極的の開発できればいいですね~。 人智を超えた・・・・・・ 。脳の神秘ですね。
- otasuke009
- ベストアンサー率38% (234/601)
寝ている間に「無意識」が考えてくれるようですね。 創造的な発明・発見をした人で、目が覚めたときにひらめいたとか、夢で見たアイデアをメモするとかいう話を聞いたことがあります。 おそらく「意識」だけでは、常識がじゃまをするせいか、なかなか斬新なアイデアは実を結ばないのでしょう。 長い期間、ひとつのことに没頭してあれこれ考えていると、「無意識」の交通整理が働き始めるのだと思います。
お礼
早速の御回答ありがとうございます。 むやみやたらに考えを進めても、だめなときはだめですものね。 数学者ガウスも「目が覚めたときにひらめいた」との話は 何かで読んだ記憶があります。
- miisima
- ベストアンサー率37% (228/604)
いわゆる「○○の神様がおりてきた」という状態ですね。 脳の回路はよくわかりませんが、経験的にいうと、そのことを考えていて煮詰まってダメで、「もう、いいや」と、気分転換とか、ボーッとしてるときに、おりてきますよね。 ただ、いつおりてくるかわからないし、確実におりるかはわからないのが、辛いところではあります。
お礼
ありがとうごあいます。 「神様がおりてきた」って言うのですか・・・・・・。 確かに気分転換に屋外にでてボケーてしているときですよね。 んっ、まてよ、これだ!!、「よし。これで行こう」 この時の快感はたまらないですよね。 これからは「神様ありがとうございます。」とつぶやくことにします。
お礼
こんばんはfloatingさん。私の方こそ何遍も御付き合いいただき感謝 しております。 今回は本当に良い刺激を頂く事ができました。 特にfloatingさんとは、有意義なそして楽しい会話が出来て幸せでし た。私の言葉、もう少し具体的にいろいろ言えればよかったのです が。 なにしろ表現力が無くて......(苦笑)。 >頭の中に描く世界には、何の制約もない・・・でも、いざそれを、 >この三次元空間で再現するとなると自ずと制約が生じる。その制約 >の中で、自分が頭に描いた自由を、極限まで追求していく・・・・ >これがすなわち喜びじゃないですかね・・・。 >創った物、だけでなく、創るという行為自体が、一つの自己表現、 >この世への自己実現、なんですね。 示唆に富んだこのふたつの言葉、覚えておきます。 芸術にがぎらず物を創る行為の中には必ず「ひらめき」があり、これ らによって新しい物がつくられ、これからも創り続けていくのでしょ うね、人間は。 この場を借りて御回答を寄せられた全部の方に改めてお礼申し上げま す。有意義な時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました 。