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現金商売を心がけているのですが・・・
有限会社(飲食関連)を経営している者です。本来ならば財務の専門家の方にお伺いしたほうが良いと思うのですが、皆様のお力添えをいただいて、自分自信しっかりと把握したいと思っておりますのでご協力いただければ幸いです。 次の3項目をキーワードに質問いたします。 1.資金繰表 2.減価償却費 3.キャッシュフロー計算書 私は、財務把握のため、資金繰表を作成しているのですが、「典型的な資金繰表だけだとキャッシュの詳細の動向が掴めない」と考えております。 ですので、典型的なキャッシュフロー計算書に落とし込もうと思ったのですが、極少の会社だけに、「仕入、売上に関してもできる限り正直な現金商売を」と考えていて、売掛、買掛が無い分、「貸借と損益でわかるから、あんまり意味ないなあ」とも考えております。 ・・・そういうこともあり、キャッシュを正確に把握して、「会計上は“スズメの黒子”くらいだけど、ちゃんとキャッシュはあるんだ!どうだ!」と極少会社なりの“威厳”を張りたいのですが、減価償却をしっかりと盛り込むような「資金繰表」や、現金商売向けの「キャッシュフロー計算書(数行で終わってしまうバカに簡単なキャッシュフロー計算書)」の参考がありません。どなたかご教授いただけますでしょうか?また、「そんなことはできん!!」という一喝もお待ちいたしております。 経営者としてお恥ずかしい限りの質問で、且つ、あまりにもバカバカしい質問ですので、お暇なときにどなたかご回答願えれば幸いです・・・。
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>「典型的な資金繰表だけだとキャッシュの詳細の動向が掴めない」と考えております。 >『「直接的な資金繰」と「間接的キャッシュの動き」を盛り込む1発で現金のありかがわかる計算書』 資金繰り表は、その名の通り資金繰りの表であり、どちらかというと資金ショート防止のために作成されますが、C/F計算書は資金運用の結果を見るものであるので、その本来の目的が違うので使い分けます。 資金繰り表は通常は下記URLのような形が典型的だと思いますが、現金商売であれば、P/Lから数字を流して、当期利益+減価償却費が借入金の元金返済に充当され、そこで残った現金がB/S項目の支払・回収によって増減するという把握の仕方の方が良いかもしれません。要は間接法のC/F計算書の考えです。http://www.rakucyaku.com/Download/Zaimu/J01010000 http://www.hi-ho.ne.jp/yokoyama-a/cashflow.htm http://www.jicpa.or.jp/technical_topics_reports/101/101-20040510-01.html 「会計上は“スズメの黒子”くらいだけど、ちゃんとキャッシュはあるんだ!どうだ!」についてはB/S、P/L、C/F計算書で十分わかります。キャッシュを重視する経営をされるのであれば、C/F計算書を分析する必要がありますが、いかに効率よくキャッシュを生み出し(P/L)、効率よく回収するか(B/S)の視点が大事になります。従って、資金の流れだけを追うのではなく、分析・改善する能力が問われます。経営分析についても、ROA、ROEだけではなく、CROAも重要な指標として捉えることが大事になりますね。
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威厳を張りたいとのことですが、 経営者として財務内容をしっかりと把握しようとしてらっしゃることはすばらしいと思います。しかし、いくら内容が立派な財務諸表を作成したとしても、監査が無いのでは、生徒がつけた成績表(完全には信用できない)の域をでません。ですから、威厳を張りたいとの考えは持つべきではないと思います。 次にしっかりと把握をしたいとのことですが、 もともと会計が生まれたのは管理のためなのですから、たとえ数行で終わったとしても何の問題があるのでしょうか。作ることはスタートに過ぎません。そこから問題点を見つけ改善することに意味があるのですから、たとえ何十行にもわたるキャッシュフロー計算書を作っても使えなければ意味がありません。 それに、基本的に現金商売とのことですが、キャッシュフロー計算書はキャッシュをどのような活動から得てどのような活動に支出したかのフローを把握するものですから、取引形態によって性質が異なるものではありません。 次に、 減価償却をしっかりと盛り込むような「資金繰表」? 減価償却が関係するのは間接法作成のキャッシュフロー計算書ではないでしょうか?資金繰表は資金ショートをさせないために現金等の資金の流れをまとめたものですが、減価償却費は直接の資金の変動はないので関係ないと思います。 いきなり完璧なキャッシュフロー計算書や資金繰表を作るのではなく、見よう見まねでも数行のものを作って利用できるか確かめてみてはどうでしょうか、数行のものもうまく利用できなければどんなにりっぱなものを作っても宝の持ち腐れになるでしょうから。おそらく簡単なキャッシュフロー計算書に関する本を参考にすれば十分作れると思います。頑張ってください。
お礼
ご回答感謝いたします。ありがとうございます。 日本でのキャッシュフロー計算書は、決算書の見方がわかる人は、特別それがなくてもわかる内容になっていますので、必要性をあまり感じません。 しかし、最近ではタイなどのアジア諸国もキャッシュの動きを重視した会計基準が採用されつつあります。 正直、現在日本で義務付けられているキャッシュフロー計算書は、前出のとおりでもあると考えておりますので、要は「税金逃れのため」に「隙を作ってくれている」ように感じてしまうのです。 そうなると、『「直接的な資金繰」と「間接的キャッシュの動き」を盛り込む1発で現金のありかがわかる計算書』がこれからの企業の経営体制を見直す上でも必要なのではないか、と考えているのです。 もっと簡単に言えば、「赤字でも現金はたんまりあるよ。」だとか「黒字でも今期でたたみます。」なんてことがないように、すべて盛り込んで「現金はこれだ!」と1発でわかるようにしないといけないのじゃないか、という責任が経営者に必要だと感じているのです。 そうすると、本当にすべて隙なく会社の財務体制を「さらけ出す」ことになりますので税金対策が難しいと思いますが、それで良いと思っています。しっかりと内情を明らかにして税金を納め、貢献するのが会社の絶対的な当たり前の責任ですので、もっと基本に立ち返り、日本の良い部分であった「商い」の部分を見直さなければいけないと感じているのです。 そういった提言的な意味合いも込めて質問させていただきました。