かりんを煮て食べると渋みが無いことを考えると以下の方法が考えられます。
1.実を4つに割り、皮と種を取る。水に30分つけて渋みを抜く。(酸化するので空気中に長時間さらさないこと)
2.蜂蜜や砂糖と一緒に煮る。実が柔らかくなったら残りの汁を捨てるか、少し汁を残し余熱でゼラチンを溶かしながら実を崩す。
3.瓶に移して冷水で熱をとり、冷蔵庫に保管する。
注意点としては加熱前に実を細切れにしないということ。アク(渋み)の強い食品は生の状態で組織を壊して空気中にさらすと更に渋くなったり酸化して色が悪くなることがあります。できるだけ生の状態で細切れにしないこと。
また、柿の渋抜きに強いアルコールを使うのはご存知でしょうか。柿のヘタの部分にアルコールを浸し、ビニール袋に入れ、最後に霧吹きでアルコールを噴霧し、口を止め密封。1週間くらいで柿の渋が抜けるという方法。昔は樽を使った樽柿が有名。渋柿が甘い柿に変わるというものです。かりんでも渋みが抜けるかも。強い度数のアルコールは「しぶ抜き専科(47%)」や「スピリタス(97%)」があります。くれぐれも「アルコールランプ用」の工業用アルコール(メチルアルコール)は使わない事。(当たり前か・・・)
カリンでジャムは試してませんが、美味しいかも知れませんね。マルメロは大量に入手できるのですが、かりんは1箇所しか作っているところを知りません。りんごの生産量日本一の県なんですが・・・。(探せばあると思いますが)
余談ですが、私の父はジャムを作る際にグレープフルーツやオレンジの皮を少し入れます。ペクチンがどうのこうの・・・とか?。wanieさんはジャムを作る際に必ず入れるものはありますか?。
お礼
ご丁寧に教えていただき、ありがとうございました。 家にかりんの木があって、毎年たくさんの実をつけるのです。 しかし、かりん酒ばかりつくっても、飲みきれないし、 マルメロで、ジャムができると聞いたので、かりんでも つくることができるのではないかと思い、質問してみました。 おかげさまで今年の秋が楽しみです。 こころから感謝します。