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低所得者・フリーターの確定申告について
- 来年まで待ってから年金を払うべきか、所得に対してどのくらいの年金を払えば控除を使えるかについてお尋ねします。
- 所得が少ない人の健康保険減額や国民年金の延納について、確定申告の内容で決まるのか、自治体が個人の所得を把握しているのか、また確定申告をしない場合の影響についてお聞きします。
- 低所得者やフリーターの確定申告に関する疑問点についてお答えください。
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1) まず所得税や地方住民税と年金などの社会保障の制度の成り立ちは元から違います。国民皆保険制度の建前で言うと収入が全くなかったとしても年金や健康保険の保険料を払うのは当然のことということになっています。もちろん様々なセーフティネットは用意されてはいますが。 >来年からある程度所得が増える場合は、来年まで待ってから年金を払ったほうが良いのでしょうか? 国民年金は滞納していても2年間追納できますし場合によっては免除申請も認められます。 http://allabout.co.jp/career/careerknowhow/closeup/CU20030318B/ 未加入期間があれば給付を受ける際はやはり不利になりますので、できる限り未加入期間がないようにしたほうがよいでしょう。特に70歳まで年金の支払いを任意延長したとしても老齢年金の給付に必要な25年の加入期間に満たない場合でも、公的年金保険料の支払から逃れられるわけではありません。 >それは所得いくらに対し年金いくらを払えば、うまく控除を使えるのかというような基準はありますでしょうか? うんと先の分を払えば別ですが、その年に払った分はすべて控除の対象になります。ですので社会保険料控除を含めた控除合計が所得を上回らないようにすればいいということになります。たとえば給与収入が100万円あれば、所得は35万円になります。この年社会保険料控除がいくらあっても税金はゼロですから払った分は無駄になり翌年所得が多いことがわかっているなら、そのときにまとめて支払った方がよいという考えは一応成り立ちます。そこまで考えて社会保険料を支払いをコントロールしている人はあまりいないとは思いますが。 2) 所得税の確定申告書のうち一枚は住民票のある区市町村に行きます。また所得税を納める必要のない人でも地方住民税を納める必要のある人もいます。そのような申告書が区市町村の住民税担当部署に提出されれば所得の把握はできます。また、勤め人の場合は勤め先から源泉徴収票の綴りの中にある給与支払報告書が各勤め先から送付されることになっています。そこで所得は捕捉できます。
お礼
よく分かりました。ご丁寧にありがとうございました。