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あなたは何を言ってるの?
日本語は日本人が話します。しかし,同じ日本人であるはずなのに言っている事が訳わからんというものがあります。方言です。肉親でも何を言っているのか分からない時があります。さらに,これは偏見かもしれませんが地方の人の言っている方言はまったく分かりません。同じ日本語なのか,と疑わざるを得ません。 このようなことは言語学的に見て当然なのでしょうか?諸外国でもあたりまえなのでしょうか?
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方言をそのように捉えているのかと驚きました。 日本語は方言から成り立っています。標準語は明治政府が治政の便宜上作った言葉です(1868年以降)日本各地の方言の中には平安時代の京都の言葉が当時の先進地の標準語として、語彙、発音にたくさん残っているといわれます。 私は関西に住んでいますが、友人知人同僚で標準語を日常会話で話している人はいません。京都弁、大和弁、和歌山弁、大阪弁、九州弁などさまざまです。方言はいろいろな地域を旅行したり、友人をもったり、テレビ、映画を見たり、文学作品を読むうちに自然に理解できるようになります。 仕事でスペイン語を話す20カ国を訪れ、数カ国に住んだこともありますが、同じスペイン語ながら、方言というか発音や語彙が微妙にことなります。更に同じ国内で も南部、北部、高地、海岸地方、都市部、農村地帯というように方言があります。 方言は地域文化に裏づけされているので皆誇りをもって話しています。
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- sdaru
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こんな話を聞いたことがあります。 江戸時代でしたか参勤交代で出てきた2人の武士が話していたのですが どうしても相手の言うことが分からなくて困って居る所へ別の武士が来て 話を始めやっと会話が成立したそうです。言うならば通訳でしょうか? ちなみに初めの2人は薩摩と津軽出身、3人目は江戸在住の長い違った藩の 出身だったとか。テレビ等で東北出身の人が言葉で苦労したことなど言って 居たことがありましたが。 私も普段は人に分かるようにと いわゆる標準語らしきもので話していますが 古くからの友人に会うと何十年か前の地元の言葉で話します。何も違和感は有りません。東京で使うから標準語では無いと思いますよ。 今では年齢の差などで年齢方言と思われそうな言葉が氾濫していますし それぞれの業界で使われる言葉が社会に認知され普通に使われても居ます。 もし貴方が相手の方の話の内容が分からなかったら次の様に言って確かめたら どうですか。 今の貴方のお話はこのように理解して良いのでしょうか。と 貴方の理解した通りに伝えるのです。違えば相手はも一度話すでしょうし 正しければ そうですと言うと思いますよ。 蛇足かも知れませんが 以前NHKのテレビドラマで私の住む伊豆をテーマにした番組がありました。 画面の最後に方言指導者の名前が出ました。どこの人か分かりませんが? 私にも聞いたことの無い方言でした。念のため私より年配の方にも聞きましたが どなたも首をひねって居ました。あれはテレビ方言でしょうか? 今ではパソコン方言、テレビ方言、とでも言えるような方言が有るうな気がします。 言葉とは自分の意志を相手に正確に伝え、相手の意思を正確に受け止めることが 大切と思います。 言語学的にと考えるのでしたらご自分で研究されたら如何でしょうか。 手近なところで 橋と箸の発音の違い 雲と蜘蛛の発音の違いなど。 調べれば貴方の疑問の幾つかは分かるのでは無いのでしょう。
- kawakawa
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世界中のかなりの国を訪れたことがあります(仕事でですが)。どの国でも方言は存在します。ヨーロッパであれ、アメリカであれ、アジアの諸国であれ、話をするだけで大まかな出身地がわかるものです。 また、他の人の方言を否定するということは自分の文化や言葉を否定されても文句をいうことはできませんネ。互いにそれぞれの文化を尊重しあうということは大切なことであると思います。 実際に本当の標準語を話して暮らしている方はいないでしょう。標準語もどきを日常的に使われている方はいるのかもしれませんが、誰でも、どこかの地域文化の中に住んでいますから、その地域の方言文化の影響を受けて当然です。 日本の方言に限らず、方言というのは文化そのものですから、大切に伝承し続けるべきものでしょう。 もっとも、時代の変化に伴って言葉は変化していくものですから、方言も変わってきます。 けれども、根底にある地方文化は伝えて行くものです。 ところで、どのような言葉であっても聞き取ろう、理解しようという姿勢、それがないとどのような言語であっても意味がわからないものです。それは始めて聞く外国語でも同じです。真剣に理解しよう、聞こうとすれば、初めての言葉でも心が伝わるものですヨ。 頭から否定してしまうとわかるべきものがわからなくなってしまいますからネ。 以上kawakawaでした
言葉の内容が分からないのは.普通ではありませんか? たとえば.昔砂糖の袋にかいてあった「厚生省内」とは.厚生省の建物を間借りしている行政とはまったく関係のない団体の所在地を示すもの いつの判例か忘れましたが「***することができる」とは.行政の努力目標であり.行政はこの内容に関して不作為の過失の責任がないことを示すもの 政府の通達の内容と.その後の解釈を比べてみれば.簡単に想像がつくないようではありません。
ちょっと、ポイントがずれた話かもしれませんが、言葉を「外国語」として勉強する場合、いわゆる“標準語”に近いものを学ぶことになりますよね。 だから、私の経験では、同じ英語でも、アメリカ人やイギリス人の話す「本格的だが訛りのある英語」より、ドイツの人や韓国の人の話す「外国語として学んだ英語」の方が理解しやすかったです。 北欧に仕事で行った時の話ですが、あるお店で、私たちと地元の店員さんは、英語ですんなりとことが足りたのに、僕らのあとから来たアメリカ人の話す言葉を、その同じ店員さんが何度も聞き返しているのを目撃しました。 その時は、「英語の能力って何だろう?」と考えさせられました。
- brogie
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地方の人たちが言っていることが解らない理由。 自分は方言を喋っているとは思っていません。 彼らは、何時も標準語の放送などを聞いています。アナウンサーが言っていることは良くわかる。自分が言っていることも友達はよく理解してくれる。 ここから誤解が始まります。「自分が喋っていることば」は標準語だろうと思ってしまうようです。学生のとき寮に住んで、いろんな地方から来ている学生が話していました。その一人が「おれはひょうじゅんごをしゃべっているからよーくわかるだろう」といいました。しかし、彼の期待に反して、全く彼の話を理解していませんでした。 小生も田舎に住んでいるので、方言を使用します。若い頃は、出来るだけ標準語を使用していましたが、最近は方言丸出しです(^^)
- himehime
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外国にも、もちろん、方言ありますよ。 女性言葉や、敬語も存在します。 私は、テキサス州に、在住していたことがあるのですが、 (現地で、耳から覚えました。) ロサンゼルスに遊びに行ったとき、 あきらかに、見た目が、「東洋人」とわかる私たちに、 タクシーの運転手の方が、 「その英語、テキサス訛りだね~。」と言ったのです。 見た目で東洋人ってわかるんだから、 普通は、「観光ですか? どこから来たの?」って、 いいそうなもんですけどね(笑) ちなみに、ロサンゼルスくらいまでは、 私の英語力でも、困らない程度に、会話できたのですが、 ハワイ、ニューヨーク、ワシントンでは、聞きとりづらかったです。 ハワイのときなんか、こっち、英語話しているのに、 親切に、日本語わかる方、連れて来てくださいましたからね。 よっぽど、わからなかったんでしょうね(ーー;) (ロサンゼルスでは通じてたんですよ。)
- kerorine
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遠い昔は、移動手段が徒歩しかなかった為、各地を人が行き交う事が無かったからではないかという説を聞きました。 集落ごとに通じる言語があれば十分だったから。私は、なるほどと思いましたがどうでしょうか? 私は方言の暖かくて懐かしい感じが大好きですぅ。 子供が方言しゃべってるとギュ~ッ!としたくなっちゃいます。(*^-^*)
- maisonflora
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方言や外国語が成立する基盤には、「仲間意識」(敵と仲間との区別をする)があります。その方言や言葉を理解するのは、長年同じ地域に住んだり、文化を理解する努力をする必要があります。しゃべらせてみれば、「仲間」か「敵」か分かるわけで、今でも英語でさえ、発音や地区独特の用法があります。 今から100年さかのぼっても、世界の人と広く交流する人は、ごくわずかで、共通語とか標準語の必要性そのものがなかったのです。 なぜ、方言が生まれるか構造を理解すれば、当然のことでしょ。
- osafune
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knightluckさん、こんにちは。 イタリアも日本と同様の狭い国土でありながら、数多くの方言があります。標準語を話す人を見つける方が難しいそうです。 そこでフト考えたんですが、日常会話で標準語を話す日本人てどの位いるんでしょうか? 国民の過半数が標準語を話しているとは思えません。"標準"というからには、せめて5割は話して欲しいものです。 標準語の"標準"って、"平均・普通"って意味じゃなくて"手本・模範・目標"なんでしょうね。 そう考えると、国民の大半が標準語を話さないことも納得できます。
ここまで,文部省の薦める標準語が浸透したかと思うとうれしくもあり、悲しくもあり・・ 根本的な部分で間違いがあります。 「同じ日本人・・・」と言う事ですが,現在の日本だけでも民族的に分けても数系統にわかれます(代表的なのはアイヌですね),それこそ北から南まで更に文化圏で細分化され現代に至ってます。当時はそれこそまったく違う外国語を話していたわけです。(それを強制的に統一した時代があったわけです) 方言は確かに標準語ではないですが,だからといって標準語からかけ離れたものばかりでもありません。 東北弁などに過去の京言葉や武家言葉が残っていたり,昔の江戸弁などは聞くに耐えられないほど汚いものだったりと時代を経て土地土地で残り進化したものが方言です。 こんな狭い日本でこれですから大陸などでは地方によって言葉が違うのはあたりまえ。 かの日本の軍国主義時代でも見うけられますが(沖縄では軍人が理解できないという理由だけで沖縄語を使った者は厳罰に処されたそうです:スパイ容疑として)言語の統一はキリスト圏などでも時の権力者により文化の統一の名目で実施された事があります。 これらの悪しき(?)文化の遺産の後遺症が強い場所ほど言語が統一されていると言う傾向が強く中央に近いもの程この意識が顕著に表れます。 たぶん,方言を嫌悪されてるのとは違うとは思いますが,地方の人間は意識して標準語と方言を使い分け,決して方言を改めるなどという考えは絶対に持ちません。 それだけ誇りをもっているのです。 ・・・という考え方で如何でしょうか?(答えになっていませんね・・) 蛇足ですが,最近の若者言葉が日本語を乱しているとの風潮もありますが、言葉は文化です。 時と共に変化します。 先の江戸時代の公家様が現代の標準語を聞いたらいかに嘆くだろうか・・想像の通りです。 そう言う意味では方言も更に進化しています。これに新単語が入ってくるわけですからかなりのものです。 よく聞くと,聞き慣れない方言の中にもものすごく日本的情緒を残した表現がいくつもあり,日本語の美しさを改めて実感させられるときがあります。 ですから,それでも,そう言う分化を持つ日本という国が私は大好きです。
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お礼
方言に関してそのような歴史があったとは驚きました。