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ホメロスの『オデュッセイア』を読んでいます

文学は誰も読みませんね(笑) このカテゴリーなんか見ても閑散としていますもの。 まぁ、良いんですけど。却って殺到されるよりは、こうやって気長に読んでいる方が僕にとっては楽なんです。 『オデュッセイア』は紀元前8世紀くらいの古代ギリシアのホメロス作の長編叙事詩とされています。 長編叙事詩といってもドストエフスキーとかトルストイに較べたら1/6くらいです。 僕は早朝とお昼、夜に2時間ずつ読んでいて合計6時間くらい読んでいます。 しかし、文学って人気ないですよね?医学とか法学なんかは実生活に役に立つからか人気があるけども、文学って確かに役に立ってないかも知れない(笑) 僕はカミュかサルトルといった哲学的小説を読もうかと思っていましたが、図書館をうろついて前々から読みたかった『オデュッセイア』に決めました。 ギリシア神話のゼウスとか海神ポセイドーンとか出てきて、トロイア戦争に出征して10年帰って来ず、消息不明の英雄オデュッセウスの冒険物語といった感じです。また、その子供の賢い二十歳くらいの青年テレマコスの冒険の話です。このオデュッセウスはイタケー島の王で、テレマコスは王子です。テレマコスは母には内緒で父を探しに旅に出掛けます。ピュロスという国や、ラケダイモン(スパルタ)を訪問して父の消息を尋ねます。この国王達はオデュッセウスと供にトロイア戦争に出征した戦友でしたが、分からないと云うことでした。 まぁ、本当は色々話が続くんですが、なにせ長い物語なので全部は書けませんし、読むことも不可能でしょう。 皆さんはどんな本を読んでいるのでしょうか?そういえば僕の近所の図書館も閑散としていますが、僕にとっては、その方が都合が良いのです。独占して読めますから(笑) 皆さんは、どんな本を読んでいるか?また、その内容とかも大雑把にレビューみたいな感じで書いて下さい。 宜しくお願いします。

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  • nagata2017
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回答No.1

いわゆる 貴種流離譚 というジャンルの物語ですね。 トロイの闘いからの帰り道 様々な災難に遭い 長い時間と距離を旅して 故国にたどり着くまでの話。 日本の作家 辻邦生氏の作品にも そんな長編がたくさんあります。 『廻廊にて』 『背教者ユリアヌス』 『安土往還記』 『春の戴冠』 私の読んだ本 小学生のころは 月に1冊 親が買ってくれる子供用の本 「海底五万マイル」などと少年少女世界文学全集 親が読んでいた モーパッサン ゾラ などの小説。 中学生でフロイトの『精神分析入門』と近代文学 高校で現代文学 安倍公房 川端康成 三島由紀夫 (当時は現代文学だった) 星新一 O.ヘンリー の ひねりの効いた ショートショートも好きです。  三島由紀夫氏が 遺作となる原稿を編集に渡してから乗り込んだ市ヶ谷自衛隊 この小高い丘のようなところの崖下靖国通りの向かいに ちょうどその時住んでいました。『豊饒の海』です。 転生をテーマにした四部作で この事件のことから 自身も転生を信じて切腹したのかなと 思っていたら 最後のところに 転生を否定するような文章がありました。 安倍公房『箱男』 なんと この作品が今年映画化されて 公開。 最近は 小野不由美『十二国記』 ラノベ 茅田 砂胡 『デルフィニア戦記』『スカーレットウィザード』 日日日 世界で最も長い長編小説​ 栗本薫の『グイン・サーガ』未完なのでギネスに受け付けられなかった 主人公は豹男 首から上が豹の姿をしている。物語の始めから 自分の記憶がないところから始まります。長編ですから登場人物も大量です。作者死去により未完となっています。 代作者により続編を書く計画ができたのですが 二人の作家が選ばれて三作目まではできたのですが 一人が「自分なりの作品にしたい」と言い出したので この先どうなるのか 148巻 図書館で借りて読みました。 一応 剣と魔法の世界です。首から上が豹なのに 普通の人に受け入れられています。地球人の中に 戦って勝てる人がいなかったからです。 わざわざ地球人と書いたのは 物語の後半になって 宇宙船 宇宙人 的な登場人物が出てくるからです。 記憶を無くした自分の起源が宇宙なのかという疑念も抱き始めるのです。

ammgpattg2
質問者

お礼

なるほど。貴種流離譚って言葉を初めて知りました。 やっぱり読書家の人は色々なことを知っていて、話も面白いです。 三島由紀夫は『金閣寺』『潮騒』『豊饒の海』を読みました。 川端康成も『掌の小説』という短編集を読みました。 あとは夏目漱石の『こころ』『行人』『道草』を読みました。 やっぱり読書は面白いですよね! しかし中学生でフロイトの『精神分析入門』とは凄いですね。 僕なんか中学生の時は数学ばかりやっていて、教科書に載っている太宰治の『走れメロス』と魯迅の『故郷』くらいしか読んでなくて、あとは図書室で『グリム童話』とか読んでいました。受験生で『グリム童話』かよって感じですよね? あとは加藤周一の『読書術』っていうのを読んだんですが、とても啓発されたのを覚えています。 回答ありがとうございます!

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